完全な雑記です。
夕食時、妻が、知人の女性が「朝食はたんぱく質を摂りたいので、プロテインを飲んでいるだけ」と言いました。
豆乳にプロテインの粉を混ぜて飲んでいるのでしょうか?
豆乳も大豆のタンパク質。
朝食としては、簡単でいいです。
でも、我が家の朝食はスーパーで売っている刻みキャベツとベーコンエッグです。
それに弁当の残りがいくつか。
パンの場合もあるし、白米の時もあります。自分はご飯派なのでほとんどが白米。
さらに味噌汁がつきます。
おしゃれ感はありませんが、実質勝負ってとこでしょうか?
*これでご飯をお代わりしたら、もう、お腹いっぱいです。
朝食の話をしていると、息子が「(我が家の朝食メニューが)いいじゃない!」と褒めました。
けっこう毎朝、手間暇かけて作っていますからね。
卵の焼き加減も重要。焦げないように、黄身が固くなりすぎないようにと神経を遣っています。
と、そこで息子が、「卵焼きって、英語では?」と質問しました。
英語で?
すると、妻が早速スマホで検索。最近、すぐに調べる癖がつきました。
結果は、目玉焼き=fried egg
えっ、フライドエッグ?
フライド・・・・で連想するのは、フライドポテトなんだけど。
それも大量の油の中で揚げたというイメージ。
割った卵を油の中で揚げる? それが目玉焼き?
それって、ポーチドエッグ(落とし卵)じゃないの?
ここで、何か違和感が・・・・
ネットで「フライド」を調べると、フライド・・とは「油で揚げる」と。
やっぱり。
でも、目玉焼きは油で揚げてはいません。
フライパンの上で焼くだけなのに。(蓋をして蒸し焼きにする場合もありますが)
それとも英語圏では油で揚げている卵を「目玉焼き」と呼ぶのでしょうか?
油で揚げると言えば、コロッケやトンカツ。或いは天婦羅等々を思い浮かべます。
*コロッケ(fried mashed potato)、トンカツ (Japanese pork cutlet)
でも、目玉焼きは、大量の油で揚げて作ることはありません。
目玉焼き=フライドエッグ でくくってしまうなんて、さすが英語圏。
語彙の問題?
ちなみに、片面焼きが「sunny-side-up (サニーサイドアップ)」
目玉焼きをひっくり返す両面焼きは、「over-easy egg(オーバーイージーエッグ)」だそうです。「over」は両面焼き。
「easy」ですか・・・、
妻が学生時代、寮ではコンロの調理時間が限られているので目玉焼きをひっくり返し両面焼きをすることが多かったそうです。時間短縮になります。
イージー=たやすい、容易な、安易な、困難がない
引っ繰り返してしまうと見た目は良くありませんが、これは簡単だわ。
更に、卵料理で調べてみると
ゆで卵は、boiled egg。
固ゆで卵は、hard-boiled egg。
半熟ゆで卵は、soft-boiled egg。
焼き方は、固焼きが「hard」、半熟が「soft」。「medium」というのもありますね。
ハードボイルドいえば、こっちの方が有名
ハードボイルド (hardboiled)は、文芸用語としては、暴力的・反道徳的な内容を、批判を加えず、客観的で簡潔な描写で記述する手法・文体をいう。ミステリの分野のうち、従来あった思索型の探偵に対して、行動的でハードボイルドな性格の探偵を登場させ、そういった探偵役の行動を描くことを主眼とした作風を表す用語として定着した。
卵焼きは、omelet オムレツです。
これは分かります。
日本でアレンジされたので Japanese rolled omelet 或いはdashimaki egg (そのまんま)とも言うようです。
でも、出汁巻きのようにクルクルっと卵を丸める料理がないのでしょうか?
あれは、オムレツとは言えません。
つまり、かつおや昆布出汁などを使う日本独特の調理法は西洋にはないのかもしれません。それで一緒くたにオムレツと。
我が家では、卵を巻く時に焼き海苔を挟んだり、卵自体にジャコを混ぜるなど、いろいろ工夫をしています。
ジャコを入れる時は、Egg fried with jaco と言うのだそうです。面白い!
さらに・・・
スクランブルエッグは、scrambled egg
ポーチドエッグ(落とし卵は、poached egg
これは知ってました。
ところで、自分が大好きな、「茄子と玉ねぎ、それに卵を落として黄身が半熟になるまで煮る味噌汁は何て言う?
茄子・玉ねぎと落とし卵の味噌汁 ➯ eggplant and onion miso soup with soft-boiled eggs ですか?
*eggplant=茄子
ところで、雨の呼び方にしても日本にたくさんあります。
自分は全ては知りませんが、繊細な日本人だからこそ生まれた名前なのでしょう。⇩
こう考えると、英語圏はなんと大雑把!