このところ、ひき肉ばかりの料理が続いていますが、田無ぐらしさんのページに美味しそうな自分好みの鶏そぼろ煮が乗っていたので、真似して作ってみようかと思いました。
すぐに影響されやすい体質です(笑)
田無は今は西東京市ですが、結婚を機に谷戸小の近くに引っ越しました。
ひばりヶ丘駅と田無駅の両駅に行くのに便利でした。(ひばりが丘駅の方が近い)ということで、田無と聞くと、とても懐かしく感じます。
さて、真似と言っても、我が家には鶏ひき肉はありません。
いつもの合挽肉を使っています。
そして、自分なりのアレンジです。これが危ない!(笑)
調理開始
ジャガイモは少し大きめに切って面取りをし、グツグツと煮始めました。「チンッ」すれば早いでしょうね。でも、あえて煮るところがこだわり?
ある程度、ジャガイモが煮えた (15分程度) ので、玉ねぎを投入。
そして、本つゆを入れた後にみりんを少々加えました。
そして、落とし蓋
このブタさん。元々は色白だったのにね。でも、なんか可愛い。
使い方はブタの大きな鼻に菜箸を差して持ち上げます。
さて、料理をしながら思ったこと。これって、もしかして「肉じゃが」かい?
案外、肉じゃがに近いかもしれません。
この後、さらに煮汁を煮つめました。
ただ、煮汁が全くないのも嫌なので、ジャガイモなどを器に取り出した後に、煮汁だけ煮つめ続けました。
ジャガイモやひき肉、絹さやを乗せた後に煮汁をかけて完成です。
ひき肉とジャガイモの肉じゃが風の完成。
他の野菜や糸こんにゃく (白滝)を入れたら、完全に肉じゃが?
調理時間は30分ほどかかっています。けっこう時間がかかります。
「チンッ」なら、もっと早いのでしょうね。
味見しましたが、この味、イケそうです。
他のおかずは、しいたけの天ぷら、味の素+醤油入り卵焼き。
もう一つはハンバーグ。
ソースは簡単なケチャップ+ウスターソース+バターです。
バターが決め手です。
ひき肉とジャガイモの肉じゃが風弁当
いつものおかずが多すぎの弁当です。
ジャガイモが大き過ぎて弁当箱に入れにくかったので、半分に切っています。
ハンバーグは賞味期限が近かったので入れてしまいました。
ハンバーグとジャガイモで、おかずコーナーはいっぱい。
仕方なく、しいたけと卵焼きはご飯の上に乗せています。
二つを比べてみました
白ご飯は珍しいです。
ジャガイモの味見をした妻が「美味しいね」と高評価。
料理の腕を見直したようです(笑)
「レシピ、書いといてね」
「レシピ? 本つゆとみりんを入れただけだよー」
レシピには使う食材や調味料の種類は必要ですが、その量については作り手の好みです。
ジャガイモを茹でるのに使ったお湯を少し捨てて、そこに本つゆを注ぎました。
4倍くらいと適当に入れています。
さらに、みりんも入れています。
そして、味見。
面取りと落とし蓋の効果で、ジャガイモの中まで味が浸みていたということでした。
面取りの効果とは・・・
・煮崩れ防止。
・火の通りが均一になる。
・味を浸み込みやすくする為。
角が取れて他の具材と触れ合いにくい、そして、表面積が大きくなるので、それだけ火の通りも味も浸み込みやすくなるというわけです。煮物には必須な作業。これをやっておくだけで、かなり違います。
落とし蓋の効果とは・・・
・フタで押さえられるので食材が動きにくくなり煮崩れが防げる。
・煮汁が落とし蓋があることで対流を起こし煮汁が均等になる。
・フタがあることで、蒸発が抑えられ急激な煮汁の減少を防ぐ。煮詰まりにくい。
語句で気になったこと
「浸みる」は、じわじわとしみこむこと・しみ出ること。
「染みる」は、色がつくこと・影響を受けること。
*味が「しみこむ」という場合は、「浸み込む」が正解のようです。
実食
ジャガイモは形も崩れずに中にも味が浸みていて美味しかったです。ひき肉も入っていて良かった。
その他のハンバーグ、しいたけ、卵も絶品でした。
ジャガイモのそぼろ煮は約30分くらい、ハンバーグは約15分くらいと時間はかかりましたが、時間をかけた分、美味しくなりました。
ご馳走様でした。
「味の素」って、そんなに悪なの?
「味の素」は、たびたびYahhoニュースで取り上げられています。
「化学調味料」という名称やある漫画の影響もあるみたいですね。
リュウジさんの記事では、味の素、推していますが、残念なことに商品のパッケージには、わざわざ「化学調味料は使用していません」という但し書きが書いてあります。
我が家の食卓に常備はしていないものの、時々使っています。
特に、卵かけご飯には必ず入れています。
醤油だけでは「バスが抜けている」からです。
この「バスが抜けている」は妻が使う言葉ですが、方言でもなさそう。調べても出て来ません。
要するに何かの味が足りなくて不味いという事。
今回の卵焼きも、卵かけご飯同様に味の素+醤油で調理しています。
ただ、「味の素」ばかり使っていると、麺つゆや本つゆのように、どれも美味しくはなりますが、どの料理も同じ味になってしまうという懸念はあります。
味の素の使い過ぎはやめた方が良さそうです。
「旨きゃいいだろう!」はねー。
そんなわけで、「味の素」。
悪者扱いしなくても・・・と思います。
それほど危険な食品なら、とっくにこの世界から消えてしまっているでしょう?