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この組み合わせのよいところ
今までのトレック900では、内側にコーティングがされていなかったので、炒め物など作るときに苦労しました。トレック900の場合は、これが一番の難点でした。コーティングなし、取っ手にシリコンなし、つまり元々、焚火で料理をするためのクッカーです。
ですから、普通のフライパンのように焦がつかせずに調理しようとすると、コツが必要になってくるわけです。
ところが、このプリムスのクッカーには内側にコーティングが施されているので、安心して目玉焼きなどを作ることができます。トレック900で作れた料理は間違いなく作れます。
最近、チタン製品が目白押しですが、湯沸かしだけではなく、炒め物などの調理を作るなら、コーティングがある、この組み合わせも悪くはありません。
トレック900よりも、コーティングが施されているソロセットMの方が安心して目玉焼きなどを作ることができます・・・と書きました。
コーティングされているクッカーはこびりつきにくく扱いやすいです。チタンやアルミ、ステンレス製のクッカーでこびりつかせないようにと必死に調理するよりは、気軽に調理できるので便利です。
そこで、本当にこびりつかせずに調理ができるか試してみました。
トレック900よりも少し深めのプリムスのソロセットMのミニポットで作ります。
目玉焼きを作る
バーナーはいつものST-310。それと、自作の蓋です。
取っ手を伸ばすと、写真のように取っ手側に傾きます。具材が入れば安定します。
弱火にかけた後、油を多めに入れました。煙が出てきたので、卵を投入。うまく出来そうな予感。
水を少し垂らした後に蓋をしました。弱火です。
1~2分後。半熟の目玉焼きが出来ました。
蓋は上に乗っているだけですが、役に立っています。自作されることをお勧めします。
奇麗な目玉焼きの完成です。
こびりついていない証拠に、卵は楽々左側に移動出来ました。
ただ、フタが深いので目玉焼きを取り出しにくいですね。
そこで、へら(スパチュラとも呼ぶ) を使って皿に移しました。
上出来です。というか、コーティングされているので当たり前なんですけど・・・。
思った通り、クッカーの底には全くくっついていません。こびりつくという心配もなく調理出来ました。
*今さら記事にする内容でもありませんね。
トレック900で作った料理を全て再現できませんが、時間があればやってみようかと思います。
トレック900は焚き火でも調理できる仕様なので、コーティングはされていません。
でも、CB缶・OD缶などのバーナーを使って調理するなら、コーティングがあるプリムスの方がこびりつくこともなく便利です。
ノンスティック加工されているクッカーの注意点として
強火で使用しないこと 空焚きはもちろんダメです。今回も熱伝導が良いので弱火で十分でした。
油を入れて料理する
表面加工を傷つけない 金属製のヘラは使わない。
傷つけないように、柔らかいスポンジなどで洗う。
これらを守って使えば、最高の調理器具になります。
《「PRIMUS(プリムス) クッカー イージークックNS・ソロセットM⑥ チタンリッドを取り付けてみた」に続く⇩》