前回は調理というのもおこがましい「チキンラーメン」でした。
ただ、お湯を注いだだけ。
さて、ラーメンシェラカップを丼代わりにして、カツ丼を作る場合はもう一つクッカーが一つ必要です。一つのクッカーでは出来ません。
このラーメンシェラカップ一つだけで作るとすれば、〇〇鍋のようなものか、これをフライパン代わりにして焼うどんとか、焼きそば等々が出来そうです。
雷紋がついているラーメン丼風シェラカップ。
雷紋がついているからって、ラーメンに特化しなくても大丈夫です。(笑)
下は鉄製のフライパン。形はこのフライパンにちょっと似ていますね⇩
下はほぼ同じようなサイズの、
遠藤商事TKG鉄フライパン18cm
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目玉焼き作り
ということで、ラーメンシェラカップをフライパン代わりにして、目玉焼きを焼いてみることにしました。
このラーメンシェラカップがフライパン代わりになれば調理の幅が広がります。
調理開始
都市ガスです。弱火 (ガスコンロのレバーは左いっぱい) にして熱します。
ステンレス製のフライパンの適正温度は、水をパッとかけると、小さな水玉がコロコロと転がれるようになれば、ちょうど良い温度らしいです。
油を少し多めに入れて弱火のまま熱します。油を入れると、温度が下がるからです。底だけではなく周囲にも油をつけておきます。
熱し過ぎたなぁーと思ったら、濡れ布巾の上で冷やすか、フライパンを持ち上げて火から遠ざけます。
取っ手は熱くはならないので、普通に持つことが出来ます。
卵を入れました。
揺すると、白身が動きます。くっついてはいません。
水を少し入れて、フタをしました。
弱火のまま、約2分間熱しました。出来上がりです。
目玉焼きというと、白身の周囲が焦げてカリカリッになったモノを見かけますが、周囲に焦げがない、奇麗な目玉焼きの完成です。
この底のサイズだと目玉焼きが一個しか作れませんね。
へらで皿に移しますが、底の模様(出っ張りが邪魔をします)(笑)
底は真っ平な方がいいよー。
少しこびりついていますが、スポンジで簡単に落とすことが出来ました。これぐらいなら問題ありません。成功です。
真っ白い目玉焼きの完成。
以前購入したフライパンにも凸凹の模様がありましたが、この出っ張り、邪魔ですね。
ということで、ほとんど、こびりつかせずに目玉焼きを作ることに成功。
コツは?
フライパンの温度と油の量、そして弱火で熱し続ける事・・だけです。
【シェラカップで目玉焼きを作る】
普通サイズの小さなステンレス製のシェラカップでも目玉焼きを作ることはできます。
「目玉焼きを奇麗に作るコツ」・・・大事なのは油の量と火加減です。
その場合は、油を入れて煙が立つのを目安に、一旦火から下ろして卵を入れ、再び火にかけるとうまくいきます。
フタがある方が便利なのは言うまでもありません。
ただし、シェラカップは小さいので、卵が側面にも触れてしまいます。
また、目玉焼きを取り出す時にもヘラや箸が入りにくいので、卵が崩れてしまうこともあります。
注意が必要です。
ネットの記事には白身の外側が焦げている目玉焼き。黄身を割ると、とろーと半熟が流れ出す美味しそうな画像がたくさんありました。
火にかけたら終わりではなく、たえず卵の様子を観察しながら作ると奇麗に作れますよ。
ただ、「シェラカップでも目玉焼きが作れるよー」ということだけで、わざわざシェラカップで作る必要はないような・・・気がします(笑)
このラーメンシェラカップはフライパンとして十分に使えるので、他にも卵焼き、肉炒め等も作れそうです。
また、肉や野菜を炒められるので、「焼うどん」も作ることが出来ます。またカレーライス、ステーキも大丈夫ですねー。
つまり、ラーメンや鍋などの汁物以外でも十分に活用ができるということです。
ただし、ステンレス製ということを考えて、火力などは調整が必要です。
*ステンレスは気難しいところがあるので、火力に注意が必要です。強火だと焦げたりこびりついたりします。また、クッカーセットについているフライパンはステンレスの厚さが薄いこともあるので、強火で熱すると変形することがあります。お気をつけ下さい。
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下は我が家にあったチタン製のフタ。
どのクッカーにも合わなかったので、お蔵入りしていました。
被せてみると、ずいぶんと下の方に。 径は15㎝ほどだからです。
黄身に触れなければ、目玉焼きのフタに使えそうです。
こちらの方が卵を入れた時に、フタの下の空間が小さいので、早く蒸せるかもしれませんね。
ところで、ラーメンシェラカップの底面は12㎝。
そこからすり鉢状に上に広がっています。
雪平鍋と比べるとかなり斜めになっています。
これって、熱効率はどうなんでしょう。ちょっと気になります。
底から火がはみ出さないように使えば熱効率がいいですが・・・