前回の続きです。
「LEDランタンは明るければいい!」ってもんじゃない!
LEDライトと言うと、明るさを基準に選ばれる方が多いと思いますが、全体を照らす目的なら明るい方がいいですが、手元を照らすのなら明るすぎるのも考えものです。
以前、使っていた「ジェントス EX-1000C」
眩し過ぎて近くに置くのは ✖ でした。そこで、ガードの間に紙をはさんで遮光して使っていました。これなら、周囲にも迷惑をかけることもないのでGOOD。
ジェントスのLEDランタンは直接の光が出ないようにホヤが工夫されていますが、それでも眩しい場合、ホヤの内側に反射板も兼ねて紙を入れて使っていました。
SOL-013C
今回のHOMFUL皓風LEDランタンの場合も、直接、LEDライトを見ると眩し過ぎるので、遮光した方が使いやすいです。
LEDは光が一定の方向に集中して出ているため、まぶしく感じます。
その眩しさを抑えるために、「保護フィルム」「LED減光シール」などを使うと有効らしいです。
我が家で使ったのは、ディスプレーを分解した時に部品として使われていた不透明なプラ板二種。こういう電子機器は宝の宝庫ですよ(笑)
この不透明で柔らかいプラ板 (左側) を使い、そのプラ板をホヤに巻きつけて使っています。
ホヤにプラ板を巻くためには分解しないと巻くことが出来ないので、その分解方法を紹介します。
HOMFUL皓風LEDランタンの分解方法
上部の傘は六角形のラグナットを4つ外せば取り外すことが出来ます。
一番上の傘を外すと、LED基盤のついた黒いプラの中が見えるようになります。
赤黒のコードは中央のパイプを通って、本体の電源基盤に繋がっています。
コードが繋がっているので、これ以上、引っ張り出せません。つまり、ホヤは外せません。
黒いプラやホヤまで外すには・・・
本体の底のフタを外して電池フォルダーを外します。
4つのネジを外せば取り外せます。
電池フォルダーを外すと基盤などが見えてきます。
コードはLEDライト・電源用プッシュスイッチ・電池フォルダーに繋がっています。
LEDライトやホヤを外すために・・・
電源基盤の二本のネジを外して裏返せば、LEDライトにつながっているコネクターが見えます。それを引っ張って外しておきます。
この中央の穴をコネクターが通り抜けるので、これでホヤなどを外すことが出来るようになります。
黒いプラを強く引っ張ってしまうとコネクターからコードが千切れてしまうので、黒いプラはゆっくり引っ張り出します。そうすれば、外すことが出来ます。
これが、LED基盤とホヤです。
この状態ならホヤにカバーを巻くことが出来ます。
LEDは繊細なので、扱いは慎重に。
ほぼ分解出来ました。意外と単純な構造です。
組み立て
LED基盤の黒いプラとホヤは下のように接続されています。
この穴は2か所あるので、ホヤの突起を挿入してから組み立て始めます。
*この突起をしっかり合わさないとホヤが下まで下がりません。
LEDライトからのコネクターを穴に挿し込みます。
黒いプラをセットした後に、コードを穴に押し込みます。
パイプ内のコード・コネクターが下まで通るように、細い割りばしなどで軽く押し込みます。
注意:
作業中に黒いプラがずれると、ホヤが外れて浮いてしまうので、ラグナットを一つだけ仮止めして、黒いプラとホヤが外れないようにしておくといいです。
コネクターは出口で引っかかることがあるので、コネクターがつっかえて取り出せない場合はピンセットかラジオペンチで掴んで引き出します。
そして、基盤に取り付けます。
LED電源につないで点灯するか確認。
点灯すれば、OKです。
電源基盤をネジ止めし、スイッチ基盤を嵌め、電池フォルダーを取り付けます。
最後にロゴが正面を向くように傘を乗せてラグナットを締め付け終えれば完了です。
非常にマイナーな話題でしたが、いかがでしたか?
これでLEDランタンを眩しくなく、快適に使うことが出来ますよ。