★キャプテンスタッグ バーベキューコンロ グリル V型 B6型を炭だけで使われる方は読み飛ばしてください。
固形燃料を使ってバーベキュー?
固形燃料を使ってバーベキューをしている記事がありましたが、どうなんでしょう?
《ニチネン》
アルミホイルを使う目的が煮こぼれて火が不安定になるのを防ぐためなのか、揮発したメタノールが食品に付着するのを防ぐのか、良く分かりません。
なぜなら、固形燃料は。
直火で食品を加熱しないこと
固形燃料は燃焼する際に、メタノールが揮発します。固形をそのまま飲み込んでしまった場合ほどの危険性はないかもしれませんが、この揮発したメタノールも、摂取しないに越したことはありません。食品を直火で温めると、揮発したメタノールが少なからず食品に付着することになります。キャンプでやってしまいがちなのは、焼き鳥、焼肉などの直火料理はもちろん、マシュマロを炙ったりですね。必ずクッカーや鉄板を介して食品を加熱しましょう。《MAGE OUTDOORより》
普段使っている固形燃料なので、それほど神経質にならなくていいと思いますが、摂取すると命に危険を及ぼすモノに違いありません。直接、食品を温めるのは止めた方がよさそうです。
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固形燃料をセット
前回製作したアルコールストーブ用のステンレス製の「嵩上げ」を置いたまま、そこに固形燃料 (カエンニューエースE 25g) を乗せて燃焼させてみました。1㎝ほど高くなっています。
セッティングは同じプリムスのクッカー。
ところが、風が出てきたので、炎が揺らぎます。周囲に背の高い風防が必要でした。
やっぱり遠すぎますねー。アルコールストーブの時とは段違いです。
まともにクッカーの底に炎が当たっていないこともあり、なかなかお湯が沸きません。
大きな泡は出ずに、こんなに小さな泡のまま。
これでは、何分経ってもお湯は沸かないでしょう。
これはダメだー!
通常よりも1㎝ほど高い位置に置いたにもかかわらず、気軽に「目皿に固形燃料を乗せて燃焼させる・・・」とはいかないことが実験で証明されました。
このグリル、風の影響、けっこう受けますね。特に上からの風。
やっぱり固形燃料が低すぎる
1㎝ほど嵩上げしているのですが、やっぱり、距離が遠すぎたのと、風が強すぎたのが原因です。
ということで、やっぱり、鍋底に近づくように固形燃料を高くする必要があります。
以前、高さを検討する時に測ったおよその長さです。
②の目皿に乗るような受け皿を下のような長さでステンレスのパンチングメタルで作れば、鍋底までちょうど良い距離になるかもしれません。
こんな感じの受け皿を入れれば、最適な高さになりそう
目皿の上に、この部品を入れて、その中に固形燃料を乗せて使います。
パンチングメタルの良い点は軽量化もありますが、それ以上に穴が開いているので空気を取り入れやすいことにあります。
材料のステンレス製のパンチングメタルが届いたら、さっそく製作し実験してみたいと思います。
沸騰までいっていませんが、前回の「カレー」を作りました。
熱々ではないためか、いくらかき混ぜてもカレールーが溶けません(笑)
温度が低かったのかもしれません。
でも、二度目のカレーですが、前回よりは美味しく感じ、完食しました。
★アルコールストーブと固形燃料の距離が同じではダメだということが分かりました。共用は出来ません。
固形燃料を使うなら、もっと距離を短く、さらに風よけが必要だと思います。
グリルを使う上での参考になったでしょうか?
《続く⇩》