「キャプテンスタッグ モンテ V型 卓上グリル B6型⑭ 固形燃料用の嵩上げ器の製作 & グリル内に収納」⇩
この記事を受けて、実際に嵩上げ器を使って、実際に固形燃料を燃焼させてみました。
固形燃料にちょうど良い距離は?
固形燃料をそのまま置けばいいというわけにはいきません。
通常、目皿に固形燃料 (カエンニューエースE 25g) を乗せただけでは、固形燃料から五徳の上まで約6㎝もあり、かなり離れているので火が弱くなってしまいます。
かと言って、目皿の上端や、目皿の縁にメスティン用の網を乗せて使う場合、逆に鍋底まで近すぎて (約1.5~2㎝) しまいます。
ということで、目皿の上端よりも少し下げた位置に嵩上げ器が来るようにして、鍋底まで約3㎝の距離にしています。(距離が重要です)
下はエスビットに固形燃料を乗せてメスティンで炊飯している画像。高さは約3㎝です。これを目安に製作しています。固形燃料を使う一人釜飯用の釜もこのくらいでしょうか?
目皿にセットした嵩上げ器。
(ガオバブ(Gaobabu) 固形燃料トレーを使う場合は、少し短くなってしまいます。)
前回のようにトランギアの0.6Lケトルを乗せて実験!
風がほとんどないので、期待できます。
固形燃料 (カエンニューエースE 25g) を 2個使用。
目皿の底と違って、ケトルの底にかなり近づいています。炎が強いです。
しばらくすると、お湯が沸いてきました。火が近いせいか沸騰が早いですね。
固形燃料もアルコールストーブと同様に音がせずに、静かに燃焼します。
そして、湯気が出始め、グツグツと音がし出したら沸騰が近いです。
とてもわかりやすいです。
ただ、アルコールストーブ同様に、風には全く弱いです。
元々、室内で御一人様用の鍋に使用する燃料。
戸外での使用には風よけなどをしないと、いつまで経ってもお湯が沸きません。
キャプテンスタッグ モンテ V型 卓上グリル B6型で固形燃料が使えます
今回はほとんど風がなかったので沸騰しましたが、強風では燃え尽きるだけです。
風がある場合には必ず風防を取り付けた方がいいと思います。
強風には、このグリル、残念ながら太刀打ちできません。
★ステンレス板で嵩上げし、固形燃料の位置を3㎝ほど高く設定。鍋底との距離を短くしたので効率よくお湯を沸かすことができました。
これはこれで使えることが確かめられました。
価格も安くて気軽に使える固形燃料は便利です。
缶入りタイプの固形燃料もありますが、普通は固形燃料 (カエンニューエースE 25g) の方が使いやすいです。
ただ、ゴミが発生してしまうのが惜しいです!
固形燃料「カエン」が生まれた理由⇩
《続く》