夫婦が忙しいときには、カレーが一番。
作っておけば、温めるだけで食事の用意が完了します。
ということで、今回は「ZEPPIN」
パッケージには大きな塊肉とニンジン。
実は、我が家のカレーでは、妻がニンジンが苦手 (あの甘さ?) のために、ニンジンは使ったことがありません。
でも、パッケージにはニンジンの絵があるし、作ってみようと思いました。
当然、料理中、妻からは「なんで、ニンジン?」と予想通りのお言葉がありました。それに対して「大きく切ってあるから、食べる時にニンジンを取り出せばー」と返答。
本当はジャガイモを入れてほしかったようです。
調理開始
ニンジン (中1) をなるべく大きめに切って、面取り。パッケージのニンジンは専門家が見た目も考量して、あの形にしているようですが、一般人はそういうわけにはいきません。玉ねぎ (小2) はみじん切り。ニンニク(2ケ)を切っておきました。
面取りとは、みなさんご承知の通り、「野菜の切り口の角をごく浅くそいで、丸くすること。料理の見ばえがよくなり、煮くずれを防止する効果が期待できます。大根、かぼちゃ、にんじん、里芋などを長く煮るときに行う」《クックパッド》
料理は見た目が大切です。器・盛り付け方・・・ いやいや、人間もだ!
この時、すでにフライングをして、左側のコンロでは鍋にお湯を沸かし始めています。
炒め終わったら、すぐに移して煮始めようという魂胆です。
アメリカ産豚肩ロース切り落とし269g 少なっ!
塊肉ではなく、切り落としを入れてます。いつもこれかい?
利点は、早く火が通るので助かること。
煮込めばすぐに柔らかくなるし、肉自体、小さいのでお皿に盛り付けても、どこかしらに肉が存在しています(笑)
炒めた傍から左側の鍋に移します。右のフライパンでは玉ねぎ炒めを開始。
キャンプで使うツーバーナーは、こういう時に便利です。
鍋に玉ねぎを入れたら、次はニンジンを軽く炒めます。同時進行。
こういうのって、面倒臭がり家にはぴったりな調理方法です。
いっぺんで片付くからです。
そうそう、当然灰汁取りもしますよ。
そしてニンジンも鍋に投入。
使った後のフライパン、奇麗でしょ? こびりついてはいないので、この後にタワシで軽くこするだけで簡単に奇麗になります。
このフライパン。肉を炒めた時に少しこびりつきましたが、木べらでゴシゴシ擦ったら、すぐに取れました。さすがに、フライパンに油が馴染んでいて調理が楽です。
この後、約20分間煮込み、火を止めてルーを入れて、とろみが出るまで煮込みます。
全部入れます。
これで完成です。 プーンと美味しそうなカレーの匂いが漂っています。
鉄工、木工・・・何かを作り出す作業は、本当に楽しいです。
食べる楽しみよりも作る楽しみ。料理は、まさにプラモ感覚。
料理はやめられません。
でも、やっぱり、甘いや!! 甘いのは玉ねぎのせいじゃない?
あえてキャンプに関連付けると、
この鉄のフライパンのことになります。
こびりつかないので調理がはかどるばかりでなく、時間短縮になります。
もし、これがチタンやアルミだったら・・・
弱火にするなど火加減を微妙に調整したりと、かなり気を遣うでしょうね。
しかも、チタンに至ってはこびりついてしまうことが多いので、その処理をしないといけません。
そういう手間が大好きな人にとっては快楽なのかもしれませんが、自分は少しでも楽をしたいと考える人間なので、こびりつかないフライパンが最高なんです。