猫を飼っている方は知り合いにもたくさんいます。
あのしなやか足取りで擦り寄って来られると、ついつい柔らかい毛を触りたくなるほどです。
でも、それは、飼い猫の話。
地域の野良猫は全く可愛くはありません。
犬の散歩中に出合うと、犬に向かって攻撃をしかけてくるほど狂暴な野良猫もいます。
そして、勝手に庭に出入りする、迷惑で厄介な存在です。
柚子がたくさん採れたのですが、ジャムにするわけでもなく処分に困っていました。
野鳥たちは蜜柑は食べても柚子には見向きもしません。
もしかしたら、猫もそうかなー?と思って調べてみました。
間違いでした。ほとんどのユズは無傷でしたが、これには齧 (かじ) られた跡がありました。
調べてみると、柑橘系の皮に含まれる「リモネン」という成分が、猫には有害だそうです。
腐ったような酸っぱい臭いは危険! ということを生まれもって知っているのでしょう。
獣医師が警告、猫にみかんは「のせても危険」 皮に含まれる成分で「中毒を起こすことがある」
「これは危険です。みかんの皮に含まれるリモネンは猫の肝臓では分解できず、経皮吸収もされやすいため重度の皮膚炎になることも。絶対真似しないでください」とツイートしたのは、獣医師の菖蒲谷友彬@まるペットクリニック(@marupetclinic)さん。
猫の身体の上にみかんをいくつか乗せた記事が配信されていた(現在は削除されています)のですが、猫には柑橘系の果物の皮に含まれる”リモネン”という物質が害を及ぼす危険性があると、菖蒲谷獣医師は言います。
動物愛護や動物福祉の観点から実際に”リモネン”を猫に振りかけて実験するわけにはいかないのですが、濃縮された製剤を規定の5倍以上使って中毒症状を起こしたとか、リモネンを含む犬用の皮膚用剤を使用して猫が亡くなったという症例があるそうです。
《同記事より抜粋》
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https://pochitama.pet/wp/mikanforcat
捨てようと思っていた柚子を猫が通りそうな場所に置いておけば、猫退治できるかもしれないと考えました。
*木酢液や市販の忌避剤もありますが、長くはもたないようですし・・・
まずは実験です。
庭への通路の入り口に並べて置いてみました。
*嫌がって逃げてくれればいいですが、まさか嫌いなモノに触ったりしないですよね。それが心配。
四六時中見張っているわけにはいかないですが、猫が通路を通過するのを見かけなくなったら効果があったものと判断できるでしょう。
★「目の細かい網を敷くと爪がひっかかり歩きにくいと言われている。」という記事もあり、試しています。
これは園芸用にと買った、蔓などを絡ませるネットです。地面に固定することなく無造作に置いています。
人間がこの上を歩く分には不便はないと思います。ただ、猫の爪は引っかかるかなー?
どれだけ効果があるのでしょうね。期待したいです。
追記 : 母からの情報。
ウメの木に差しておいた蜜柑の輪切り。「緑色の鳥(メジロ)が来ていたよ。その後に鳩が来て・・・枝の枝の間に白い猫がいたよ」と。鳥を狙って猫が木に登ったのでしょうね。
侵入通路には対策をしておきましたが、隣家の庭から入り込まれたのかもしれません。家と家の間にある一般的なフェンス。下側は猫がちょうど通れるくらいの隙間が開いています。隙間が地面から5㎝くらいと狭ければ、下から潜り込まれることはないのに・・猫はジャンプが出来るので、フェンスなど軽々と飛び越えてはしまいますが・・・
猫がいたと思われる枝の間に。
ウメの木の下にも柚子をバラまいておきました。
追記 : 翌日、池と撃退器の間ぐらいに来ていました。窓を開けたら、さーっと逃げ出しました。
ということは、撃退器が効いていないということですね。それとも、この猫が鈍感なのか?
逃げた先は東側の隣家の庭。追って来ないと見て、悠々としていました。
以前、この庭でこの猫を見たことがあるので、こちら側から侵入したようです。
そこで、東側にも柚子をバラまいておきました。
これで解決できるかなー?
数日後、上の柚子の置いた場所は隣よりも60㎝ぐらい高くなっていますが、その下の隣の庭にいました。
フェンス越しに写したので、全身が入っていませんが、この猫です。我が家には入って来れないのかもしれませんね。さらに、柚子を猫の周囲に3個ほどバラまいておきました。
追記 : 2022.03.17_
ユズも効果がなかった。
庭への通路にユズを置き、ネットも地面に広げていたのですが、見事にやられました。池に向けて設置している、撃退器を今回された方へ向けてみようかしら?
《【令和3年進化バージョン】猫よけ 鳥よけ 超音波 ソーラー充電⑤ 撃退器の高さを高くして見た」に続く》