おかずに困ったら「カツ煮弁当!」
は、妻の名言?
幾度も作っているので、おかずで迷うくらいなら、いっそのこと、定番のカツ煮に。
これなら間違いなしという自信があります。
ところで、今まで見て来たネットの記事では、カツ丼にもいろいろなパターンがあります。
①一般的に蕎麦屋などで出されるカツ丼は、だし汁に玉ねぎを入れて煮た後に、カリカリッのカツを乗せ、溶き卵の後に蓋をしてとじます。
②或いは、ご飯の上にカツを乗せておき、そこにとろとろの卵を乗せる。
③最近流行りの、とじないカツ丼では、卵とじ丼の上にカツを乗せる。
トンカツと溶き卵の組み合わせは変わりませんが、どう組み合わせるかによって、見た目も食感も味も変わってくるので面白いです。
とじないカツ丼は、カツ丼じゃない!
妻に言わせると、「とじないカツ丼は、カツ丼じゃない!」と言い切ります。
親子丼にしろ、溶き卵でとじるのがカツ丼だ! と。
そう言われれば「とじないカツ丼」は、ただご飯の上にカツが乗っている「トンカツ丼」なのかもしれません。
或いは、「卵丼」の上に熱々のカツを乗せただけですね。
卵でとじていない。
でも、弁当にするなら、どれもカツはしんなりしてしまうし、一緒のような気がします。(笑)
名前など関係ないってことでしょうね、美味しければ!
ただ、自分は衣に出汁が浸み込んだトンカツが好きですけど・・・
今回は・・・
衣をつけて揚げたトンカツではなく、豚肉を使って、同様に卵でとじれば「豚肉の卵とじ丼」となります。
気軽に食べたいなら、豚肉の卵とじ丼で十分。これって「他人丼」とも呼ぶの?
ただ、豚丼となると、卵を使わない牛丼と同様の作り方、肉を煮て作るし、卵でとじないので、また違った料理。
カツ丼等の材料や調理手順が分かっていれば、いろいろなバリエーションが作れます。
ネットにも多数のレシピがありますが、大事なのは自分の好みの具材と味付け。これがぴったり合えば、自分好みのカツ丼等が完成します。
それぞれレシピは山の数ほどありますから、自分の好みで選べばいいだけかも?
豚肉の卵とじ弁当つくり開始!
カツ丼を作ると思って、出汁やタマネギなどが、そのままになっていました。
こりゃー、作らにゃー・・・
と始めました。
まず、ご飯を詰めました。
今回は、いつものクッキングシートに代り、アルミホイールを使っています。この方がクッキングシートより形を保てるからです。
余分なアルミホイールを切って、形を整えておきました。
ここに詰めるおかずは、
①レンコン
とりあえず詰めてみました。中央がぽっかりと空いているので、ここに何かを詰めたいです。
②しいたけの天ぷら。唐揚げは飽きたし、大きさ的にこれがいいだろうと、しいたけにしました。
いつもと違うのは、これに「中華甘酢あん」をかけています。
少し煮詰めて濃くした方が味がしっかりします。これっ、使えます!
これを詰めた後に、ミニトマトを乗せておかず部分は完成。
次に豚肉の卵とじを作ります
その材料 (豚ロース・グリーンピース・タマネギスライス・しめじ・ピーマン(これはいらなかった))
本だしを水で薄めたつゆに玉ねぎとしめじを入れて煮ています。
★しめじは炒める時に中の水分がたくさん出るので、水を入れなくてもいいと、何かのレシピで読んだことがあります。
出汁が途中で蒸発して濃くなっていると思い、途中で水を足してしまいましたが、本当は必要ありませんでした。そのため、少し薄くなりすぎたようで・・・
豚肉を入れて、蓋を数分したら・・・・もう、火が通りました。
★ちょっと大き過ぎました。小さく切った方が食べやすいです。豚バラ肉の方が良かったか?
ピーマンを乗せて、卵が固まり始めたらグリーンピースを追加しています。
この時に、フライパンの中でご飯の大きさと同じくらいになるように、へらで卵を固めて小さくしています。
そして、ご飯の上にぴったりと乗せて・・・
豚肉の卵とじ弁当、完成! ほぼ、ぴったりでした。
豚とじに乗せていたピーマンは、グリーンピースとかぶるし、豚肉の卵とじには合わないと思い、取り去っています。
おかずの盛り付けはこんな感じ⇩
そして、これにキッチリと蓋をして・・
冷蔵庫内で出番を待ちます。
蓋なしラップ弁当
先日紹介した「亜希さんの弁当」は、こんなにも高く盛っていて、どう見ても絶対に蓋ができないほど。
でも、美味しく見えます!
これ、絶対に蓋は出来ませんね。
つまり、はじめから蓋なしの弁当だったのかもしれません。
蓋をしないのなら、どんなに高く盛ろうと、はみ出そうと何も心配はいりません。
なるほど、見た目重視だ!
蓋なし弁当ってあるんですねー。
同じように、蓋の出来ない弁当を作っているのはこちら⇩
弁当箱からはみ出すような豪快な弁当は「ウケがいい」という狙い。
そりゃー、おかずが高く盛られたりはみ出している弁当は、大量のもやしが乗っているラーメンと同じで度肝を抜きますから。「いいね!」をたくさんもらえそう。
でも、このまま放置すれば、弁当が乾燥したり埃をかぶったりするので、剥き出しのままというわけにもいきません。
ましてや、蓋なしの弁当箱をバッグに入れて運ぶのは無理です。蓋は必須です。
そこで、考えたのが「蓋なしラップ弁当」ということらしいです。
★蓋が出来ないので、仕方なくラップをかけていたのかー。
ただし、ラップをしただけではバックに入れては運べません。
この方の職場は近くなので届けられたんです。そういう条件付きかー。
でも、ラップのかかった弁当の写真じゃ、元の写真とギャップが大き過ぎて、一気に熱が冷めてしまいそう!(笑)
こちらも蓋がしまらないほどの大量の唐揚げ弁当⇩
やっぱり、料理って、見栄え重視でしたか。
表題を「蓋なしラップ弁当」としたので、実際にやってみました。
見た目は・・・・こんなものです。
熱かったのでラップ内が曇ってしまいました(笑)
やってみたけれど・・・・・・
「蓋なしラップ弁当」は、
・後で食べるためにと、とりあえず、料理にラップをかけたイメージ?
・或いは、出前で頼んだ、ラップのかかったラーメンとか?
これでは、バッグに入れられません。
やっぱり、弁当は普通のガッチリとしたフタの方が丈夫で安心感があります。
蓋をしない (出来ない) 弁当は特別で、実用よりも見栄えを重視した弁当といえます。
ということは、見栄えもよく、しかも蓋も閉められる弁当が一番理想的! ということ。
まだまだ研究の余地ありですね。