目玉焼き弁当の企画
「天空の城 ラピュタ」に登場するパズーが作った目玉焼きを乗せただけのトースト、ラピュタパン。
ネットにはいくつか真似して作ったラピュタパンがあります。
《スタジオジブリ》
急いで作ったら。目玉焼きの形が( ;∀;)・・・・
ネットでは、パンの上にチーズを乗せたりと色々とアレンジしていますね。
このパンをご飯にすれば、「ラピュタ飯」ということか?
「ラピュタ飯」で検索したら、どれもパンの上に目玉焼きが乗っているものばかり。
違った!
「目玉焼き弁当」と検索したら、可愛い目玉焼きが乗った弁当がたくさん表示されました。
こっちか?
でも、目玉焼きだけ乗っている弁当はありませんね。
目玉焼きだけでは、見た目も、おかずとしても不十分だからでしょう。
こんな弁当を持たされたら悲しいです。
でも、その「目玉焼きだけ弁当」を作ろうと企画しました。
「ラピュタ飯=目玉焼き弁当」は、フタを開けると、目に入るのは、ご飯の上に目玉焼きだけが乗っているシンプルな弁当。
でも、いくらなんでも、目玉焼きだけの弁当は冗談としか思えないし、話題にはなっても美味しそうには絶対に見えません。(前述)
昔の梅干しが真ん中に乗っているだけの「梅干し弁当 (日の丸弁当)」じゃあるまいし、目玉焼きだけじゃ、物足りません。
目玉焼き弁当は、「半熟を超えた『生オムライス』」同様に企画としては面白いですが、いざ実食した時に、満足できなさそう!
「生オムライス」を見た時も、ちょっと寂しさを感じてしまいました。
醤油もかけずに生卵だけで勝負とは思い切ったことをしていますが、やっぱり副菜などがないと。
話題性はあるとしても・・・自分だけが食べるなら、そんな弁当でもいいですが、人に作ってあげる弁当ならそういう配慮も絶対に必要です。
フタを開けると、目玉焼き弁当
ご飯とおかずが別々の、二段弁当なら「ラピュタ飯」は楽勝です。一段目に「目玉焼きが乗ったご飯」を用意すればいいだけ。
でも、作りたいのは、一つの弁当箱で作る、目玉焼き弁当。しかも、おかずも入っている弁当という欲張りな、いや、我が儘な弁当です。
ということは、目指している「目玉焼きだけ弁当」ではないな?
それはおいといて、まずは、可能かどうか、色々と考えてみました。
おかずも入れなきゃいけないので、どこにおかずを入れる?
それは、もう、ご飯の下しかないでしょ?
フタを開けると、目玉焼き弁当
それを取り去るとおかずが見えて来る。
ということで構想は出来ましたが、果たして実現できるかどうか?
欠点として考えられることは、ご飯の重みで下のおかずがつぶれてしまわないか?と言う事。
ご飯をたくさん詰めなければ、大丈夫かなぁーとも思います。
やっぱり、おかずが少なくては物足りない!
目玉焼きだけでは寂しいし、下におかずがたっぷりと入っていれば、嬉しいでしょう。
フタは取り皿、または、器代わりに出来そうだし。
さて、そのおかずはどうしましょう?
おかずの高さがいろいろで凸凹があると、ご飯をうまく詰め込めません。しかも、おかずがあまりに厚すぎると、ご飯の量も少なくなってしまます。
そうなると、今度は目玉焼きがフタにつかえて割れてしまったり・・・けっこう難しそうです。
あじろ弁当箱の深さは 5.2㎝。
目玉焼きの部分だけ、ご飯を減らせば解決か?
また、おかずの高さが同じということなので、それを一品で作るとすると・・・
たとえば、カツ煮をドーンと入れたり、或いは大きなハンバーグを入れたり、生姜焼きを並べてもいい。そうすれば、ある程度平らになるかもしれません。
ただ、作る前からあれこれ心配するよりも、「当たって砕けろ!」的に考えれば済むことかもしれません。(笑)
こんなイメージです⇩
フタをするためにラップは内側にたたんでいます (フタが閉まらないので) が、そのラップごと持ち上げて、フタに移せば、下からおかずが現れる。
いつかのカレー弁当と違って、ご飯をほじくって食べるわけではないので、行儀が悪くなることはなさそうです。(笑)
これって、変則的な二段弁当?
ということで、作ってみました
まずは…「カツ煮」作りから。
カツは大きいし、均一で平らになりやすそうだからです。
600Wで1分40秒。
薄めたほんだしに玉ねぎ。
玉ねぎがしんなりしたら、トンカツを乗せて卵を注ぎ入れました。いつもの「カツ煮」の作り方です。
フタをして・・・出来上がり。
弁当箱に移し替えました。
「カツ煮」の占める割合がとても大きいです。やっぱりカツは迫力があります。
それに、フリルレタス・ミニトマト・ブロッコリー、ポテト・茄子の挟み揚げを詰め込んで、おかずの完成。
この上にラップをかけご飯を乗せて、おかずを隠してしまいます。
ラップにご飯が乗ると沈むので、こんな感じに少し大きめのラップを被せます。
蒸気で雲ってしまったので、冷めてから被せ直しました。
ラップの上にご飯を乗せます。ご飯は少なめです。おかずが隠れました。
黄身が出っ張ってフタに接触し潰れてしまうのを防ぐために、その部分のご飯を凹ましています。
最後に上に目玉焼きを乗せて、
「目玉焼き弁当」の完成です
★「目玉焼きだけ弁当」に見える、「目玉焼き弁当」か?
あまり旨そうには見えませんねー(笑) 白身の周囲の焦げを切ってしまえば良かったか?
ラップがあるので見た目は ✖ ですが、おにぎりだってラップ巻きがあるくらいだから許可しましょう。 フタをするためにラップを内側にたたんでいます。
フタを被せます。
食事タイムを待ちます。
見た目は「目玉焼き弁当」ですが、実際は「カツ煮弁当」という弁当でした。
こんなに手間ひまかけるぐらいなら、ご飯の上に普通に乗せた「カツ煮弁当」でよくねぇ?って話。(笑)
食べる時は、目玉焼き+ご飯をフタに移していただきました。
これって、一つの弁当箱を使った二段弁当ですね。
実食
見た目はカツ煮弁当風。
そんな感じで食べました。カツに味が染みていて美味しいです。
ご飯の方は・・・・とろーっとした黄身をくずして、醤油を数滴垂らしたら、さらに美味しいです。
おかずもたくさん入っているのでボリュームたっぷりの昼食でした。
手間はかかりますが、なかなかいい感じに仕上がっていました。
こんなのアリですか?
『ガメラ 大怪獣空中決戦』(1995)
KADOKAWAの公式YouTubeチャンネル「角川シネマコレクション」においてプレミア公開されている平成ガメラ3部作の1作目の『ガメラ 大怪獣空中決戦』(1995)
12月22日(~19:59)まで期間限定公開中!
映画の中から印象的なシーンを一つ⇩
《Amazon プライムビデオより》