そろそろ、アブラゼミとミンミンゼミも加わって、セミの大合唱が聞こえてくる季節になりました。
虫好きとしては、最高の季節です。
下は、散歩中に見つけたセミです。
地面に転がっていました。
まだ羽化したばかりで翅の色も茶色になり切っていないアブラゼミ。頭と腹の一部に齧(かじ)られた跡がありました。
鳥に襲われたようです。
雑木林でセミを見つけることは至難の業です。特に抜け殻を見つけるのは容易ではありません。
樹木が多すぎるからです。
ところが、いつも行く近くの公園なら、いとも容易く抜け殻を見つけることが出来ます。
公園自体、よく整備されているし、植え込みをチェックしていけば見つかります。
こちらは2匹同じ場所で羽化しています。
その他の場所でも
ここにも
まだある。 「あれっ? 成虫も・・・」
成虫に成り立てたがいました。
捕まえてみましたが、まだうまく飛べません。
もっと早い時間に行けば、羽化の瞬間を見ることができそうです。
また、地面から出て来た幼虫を捕まえれば、自宅で羽化の様子を観察することができます。
以前、やったことがありますが、感動的ですよ。
今の子って、セミは刺したり挟んただりしないのに、セミが怖くて触れないんでしたね。
それも知らない?
最近、虫取り網を持った昆虫小僧を全く見かけません。
ゲームやサッカーばかりに夢中で、虫など興味を持つ子が減ったのでしょう。
でも、虫も含めて、生き物に感心がなくなってしまうことが恐ろしいです。
大げさにいえば、人間の生活を優先するあまり、次々にこの地球上から虫たちが消えてしまうことが残念です。
セミの寿命は長くて一か月ほど。
次々に生まれては、夏の間、合唱を聞かせてくれることでしょう。
セミの声を聞かないと、夏が来たとは思えません。