rmenx’s blog

自然が大好きで、生き物に関連する記事も載せています。製品レビューについては、ただ製品の画像や仕様などを載せるだけではなく、実際に使ってみたり、自分なりに詳しく調べてから載せるよう心がけています。また、過去記事に追加・変更もしています。こちらも御覧になってください★間違いなどありましたら、知らせていただけるとありがたいです★ アソシエイト・プログラムへ参加 ※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

Amazonプライムビデオ 「たこ焼きの詩」「切り子の詩」「恐竜の詩」三部作

「たこ焼きの詩」 2016

関西の小さな街の団地で、つつましく暮らす母娘。たこ焼き屋で働く母と野球が大好きな娘の間には、いつも笑顔が絶えない。しかし、そんな二人にアクシンデント!猛暑の中、エアコンが故障してしまう。

「今、お金がないから、もう少し我慢して」という母の言葉に、ふてくされる娘。しかし、自分のために必死に働いていくれる母の姿を知り、母を思いやる気持ちが高まっていた。そんな二人に訪れた小さな好機。

そのとき互いがとった行動とは…。(C)2015たこ焼きの詩製作委員会
1時間14分

 

関西の下町の人情劇!映画『たこ焼きの詩』予告編

*家電などのメーカー山善が自社商品を紹介するネットムービーとして製作、公開した短編を基に、関西ならではの下町人情などが描かれる。《予告編の説明より引用》

 

下は、澤田みほ(とみずみほ)、澤田花梨(古和咲紀 ふるわさき)の母子。

たこが入っていない多幸焼きでも、母子仲よく暮らす澤田家。

母は「サニーのたこ焼やん! インド人もビックリの旨さ! 」で働いて家計を担っています。

レビューより⇩

・とっても明るい母子家庭の、とある暑い夏の出来事のお話。
働き者のお母さん、そしてお母さん思いの明るくてかわいい中学生の娘の、
泣ける親子愛を、面白おかしく描いています。

きっかけは故障したエアコン。
お金さえあれば直す/買う等できますが…
たこ焼き屋の安月給で生活する家族には、そのお金がない。
食べるものはたこ焼きならぬタコがないただの”焼き”。
それでも明るく前向きで思いやりのある明るく温かい家庭、すごいなぁ。
そんな親子がホッコリさせてくれます、笑わせてくれます、泣かせてくれます。
笑って泣けて、さわやかな気分にさせてくれるコメディーです!


・ほのぼの系で善意の塊の様な作品です。
皆さんいい人達ばかりで、観ていてホッコリします。
ギスギスした作品が多い中、やはりこの様な人と人との繋がりを描いた作品は嬉しいです。
昔は、私の周りもこの様な善意の人達でいっぱいだったなぁ。
但し、ストーリーは、まあ、ありきたりではありますし、テレビ撮影のシーンをテレビで丸々流すの?とか、お金がないわりに何故かビールを飲んでいる母親とか、バイクのハンドルをロックしないとか、まあツッコミ処も多いわけですが、それでもホッコリなので目をつむります(笑)
主役の女の子がすれてなくて、素直で天真爛漫で、世の中未だ捨てたもんじゃないなと思いました。

《レビューより》

アラを探して観る方もいるでしょうが、低予算のマイナーな映画なので、そこは考慮して見始めるといいかもしれません。

タコが入ったたこ焼き。旨そうです!

 

次に観たのが、

「切り子の詩」 2016
関西の商社で働く澤田は妻と息子の3人家族。仕事一筋で常に顧客や同僚からの信頼も厚い澤田を妻は温かく支えるも、息子はなかなか遊んでくれない父に不満だらけ。ある日、得意先の工場から不思議な部品の緊急注文を受けた澤田は、それが子どもの頃からの憧れだった深海調査船「しんかい6500」プロジェクト関連の重要部品だと知ると、寝食を忘れて翌朝納品に間に合わせるために奔走する。

不可能と思われた納期を、積み上げた人脈と人柄で「奇跡の緊急対応」を成功させ業界内の評価を不動にする。そんな実績を評価した上司は、澤田に社運をかけたインド支社の支社長へと 任命する。 インド支社長への栄転打診という人生の大変換を、家族に話し出せない澤田。彼と家族が選んだ選択とは…
2時間8分

タイトルにある「切り子」とは「切りくず」に対する敬意を込めた造語
世の中には、様々な分野でスポットライトの当たる主役がいます。しかし、誰も気付かないけれど、そんな主役を支えて、コツコツと大切な仕事をしている名もない功労者がたくさんいます。

この物語のタイトルになっている"切り子"は、鉄工所等で切り出される"切り粉"(切りくず)の尊敬語として作った造語です。金属を加工するとき、山のように生まれ、捨てられる切り粉。でも、それがあればこそ世の中で必要な製品が生み出される。そんな切り粉を美しいと感じ、感謝できる社会であってほしいと願い、本作を作ることになりました。

作品では、下町の小さな工場と、一人の商社マンの日常を中心に、名もない人々の小さな仕事の積み重ねが、世の中を動かす大きな成果の礎となっていく様子を描いています。この映画がすべての働く人々に送るエールとなれば、大変うれしく思います。

 
監督 近兼拓史

「切子」とあったので、てっきり「江戸切子」のようなガラス細工かと思っていました。実際は旋盤などで加工する時に出て来る切り屑だったんですね。

 

自分は旋盤の経験があるので少し分かります。

切削油を塗りながら、旋盤のハンドル(往復台等)を操作して、バイトを近づけると・・・・切り子がクルクルと面白いように落ちてきます。

 

映画の中では、白金に工場がある畑鐵工所が作る、削った後の「切り粉」を使ったペンダントも紹介していました。また、日進工具株式会社、関西電力・・などの紹介も。

Amazonプライムビデオより しんかい6500の部品を作る職人さん》

工作機械のことに興味がある方には面白い映画と思います。

この機械が日本、世界を支えているわけでしょう? 欲を言えば、もう少し詳しく、そして映像も増やしてほしかったです。

ただ、逆に、工作機械に興味ない方が観れば、つまらない映画に思えるでしょうね。

レビューは辛口が多いですが、工業系が好きな自分としては、好きですね、こういう映画。

 

ただ、家族三人の場面は淡々と流れていくので、ちょっと物足りないかもしれません。それは仕方ないでしょう。

人が良すぎては営業面では伸び悩んでいますが、顧客満足度アンケート、10年連続100パーセントの澤田課長の人柄は、なかなかです。

最後はインドに行く澤田課長の送別会。

「この映画のとみずさんに、おまえ、そっくりだなー。」と「たこ焼きの詩」のポスターを指さす澤田課長。
「やめてよ」

「似てるよ」

「こんな不細工とちゃうわ」
・・・

最後は、

「恐竜の詩」 2018

関西の小さな市で、新種の巨大恐竜(丹波竜)の化石が発見された! 静かな山里は世界的ニュースに大騒ぎ、町おこしの大チャンスと色めき立つ。しかし、過疎の町には予算がない。起死回生のアイデアを求めて、市長は旧知の商社役員に助っ人を依頼する。やってきたのは冴えない中年男(澤田敏行所長)だった。

一方その頃、澤田の息子・鈴音(べるぬ)が、恐竜の化石発掘地近くで、雷鳴と共に謎の巨大な卵を発見する。そこから産まれたのは小さな恐竜の赤ちゃんだった…。 1億1000 万年前の地層が露出する摩訶不思議な地形、壮大な自然が美しい丹波市を舞台に繰り広げられる大人たちの奮闘と、子供たち、少女たちのひと夏の大冒険。果たしてその先に待っているのは......。2時間17分

kyouryunouta.com

恐竜の詩。恐竜の赤ちゃん「うずら」の登場は最初と最後だけと微妙。さらに長尺でしたが、なんとか最後まで観ることが出来ました。

自然の風景。山・川・空しかない。でも、ほたる、あまご、祭りや花火は素敵でした。

今の住まいは、そんな昔からの伝統的な祭りもない地域ですから、憧れますね。

「子どもたちの姿を中心に兵庫の原風景を美しい自然とともに表現したい」という近兼監督の言葉どおりでした

 

出てくる人々は、みんないい人ばかり。市民参加型の映画って、ほのぼのしていて、こういう映画、嫌いじゃないです。

それをAmazonプライムビデオで観れるんですから有難いです