50回以上ポンピングした後に、黒レバーは中間位置 (HI 側という方もいます) にして、ライターの火を近づけ、ゆっくりと赤レバーを「LIGHT」の位置に動かします。
これで着火。
ここで、黒レバーを「HI」 にしても、それほど火力は上がりません。
まだ安定していません?
バーナー上にある真鍮のジェネレーターが熱くならないと安定しないようです。
そこで、再度、ポンピング。押した感じ。「きついな!」と思ったら止めます。
赤い炎が消え、青い炎だけになって来ます。
そして、機関車のような音を出し始めます。
「HI」にすると、五徳の下部が熱で赤くなっています。
燃焼時、金属部分は高熱になっているので、絶対に触らないように!
赤レバー側、黒レバー側ともガソリン漏れはありませんでした。
消 火
いろいろな方法があるようですが、自分は赤い燃料レバーを「OFF」にしてしまいます。ガソリンが遮断されるので、これで火は消えます。
ジェネレーター(真鍮パイプ)に残った燃料がしばらくは燃えていることがあります。
バーナーリングやジェネレーターがかなりの熱を持っていると、「LIGHT」にした途端、また燃え始めるので注意が必要です。
火が消えても、赤レバーを「LIGHT」にすると、バーナーから「シュッシュッ」とガソリンが噴出する音が聞こえます。火は消えてもタンク内に圧力がかかっているからです。
タンク内の圧力を抜くには・・・
周囲に直火などがないかを確認してから、ガソリン注入キャップを緩めて、タンク内の圧力を抜きます。
そして、十分冷えたことを確認してから、収納します。
カスタマイズしたコールマン PEAK1 400A
シールは縁がめくれやすいため剥がしてしまい、赤のテーピングを。
前回の記事のようにシリコンチューブを取り付けてあります。
自分だけの400A。
翌々日、朝、寒いです。各地で吹雪や雪の便り。
東京でも気温は1℃くらい?
点火してみました。問題なく点火できます。
追加ポンピングをすると、炎が安定して来ました。
やっぱり寒さに強いガソリンストーブは、これからの時期に貴重です。
手はかじかんで動かしにくくても、炎は安定しています。
やっぱり寒さに強いのはガソリンストーブです。
《「コールマン PEAK1 400A ツーレバー⑧ コールマン リュブリカント 効果大!」に続く》
グラファイトパッキンを交換して分かったこと
ガソリンが漏れやすいのは、レバーの付け根部分からが多いです。
ここにはグラファイトパッキンというパッキンが詰め込まれていて、レバーのシャフトを強く押し付け、ガソリンが漏れないようにしている重要なパーツ。
*グラファイトパッキンとは黒鉛を原料とした高熱に強いパッキン。
ですから、新しいグラファイトパッキンでは、ネジを深く押し込まなくても十分な機能を果たすので、ネジ山が見えています。
ところが、パッキンが劣化してガソリンが漏れるようになると、このネジをさらに押し込んでパッキンをつぶし、ガソリンが漏れないようにと防いでいます。
つまり、このネジ山が見えないほど深くネジ込まれているという事は・・・
お分かりですね。
パッキンの劣化が進んでいるという事。
そろそろ、パッキンの交換時期に入ったと言えます。
コールマン PEAK1 400A ツーレバー⑧に続く⇩