10月30日の自治会の行事「体力測定」の時に使用するスタンドを、各自で作って欲しいという事だったので、作ってみた記事です。
A4の用紙(個人のカード?)を置くのか、使い道は良く分かりませんでしたが、とにかく設計図なるものがあるというので、保管していた大きめの段ボールで作ることにしました。
設計図を元に段ボールにラインを描き起こしました。
段ボールは折りやすい向きとそうでない向きがあります。
折り曲げる箇所がいくつもあるので、段ボールの使い方も違ってきます。それも考えて板取りをしました。*板取りとは、その板が無駄にならないようにうまく切り取ること。
たとえば、画用紙に展開図を書く時に、小学生ならど真ん中に書いて、周囲を無駄にしてしまいます。(笑)
今回は段ボール箱を壊してたたんでいたので、折り目の少ない中心部分を使うことにしました。
板取りが終わった後はカッターで切り取って行きます。
画像のように、間違ってカッターが定規から外れてしまうことも考えて、不要な部分を定規の外側にして切っていきます。
切り終わりました。
ところが、・・・・
まずは、展開図を見て、この部分が折れ曲がって、こことここがくっついて・・・と頭の中で想像してみました。でも、どうしてもスタンドにはなりません。元の設計図を実際に切り取って折り曲げてみましたが、やっぱりダメ。
この展開図では、どう折り曲げてもスタンドにはならならことが分かりました。
自治会の若いメンバーが作ったということ。
でも、どう組み立ててもスタンドにはなりません。
妻のスマホには画像もありましたが、設計図とは違っていました。
その後、自治会の方に連絡してみましたが分からないとの返事。また、担当者に連絡するも、不在でつながりません。
そこで、ネットで調べると・・・・・・、どうやら、こういう形らしいです。⇩
《早未恵理の あそび Tips より》 詳しくは⇩
こういう形に作るなら、今のままでは無理です。
なぜなら、二等辺三角形 (或いは三角形) にするには、一辺分が足りないのです。
つまり、こういうことです。
設計図を書く時に、どこかで間違ってしまったんでしょうね。
そこで、この部分の長さを20㎝として、新たに20 x 30㎝の段ボールを切り出し、ガムテープで固定しました。
その後に、息子からのアイディアで、隙間にペーパーを挟めるようにスリットを開けることにしました。
と言っても、両面テープや接着剤をつけた後。仕方ないので一度接着したモノを剥がし、カッターで切りました。
はじめから完成形が分かっていたら、そう作ったのに・・・
A4の紙の下 4㎝ほどスリット内に入ってしまうので見えなくなってしまいますが、こんな風に差すことができます。
そして、最終的に出来上がったのが、これです。
接着剤を使用しています。
これで本も置くことも出来るし、ペーパーを挟むこともできるようになりました。
底面が大きいので、本を乗せても安定しています。
再度、展開図を書いてみました⇩
段ボール工作は身近な材料で簡単に作ることが出来ます。
このブックスタンド以外にも、いろいろ作れそうです。
ただ、難点は壊れやすいこと、そして、見た目が悪いことです(笑)
追記 : 使う日の前日の夜。
「作れないんですけど・・20㎝足りないみたいで」というLINEがありました。さらに、少し遅れて設計図を提供した方からもお詫びの連絡がありました。
そりゃーそうでしょう、これで作れたら天才!