スノーピークのトレック900の蓋の内側にぴったり入るCD。直径12㎝。この直径と同じ蓋を0.5mm厚のアルミ板で製作します。
固定具 (中央の白色の丸い金具) がCDの穴に、なんとピッタリ。これ、凄い!
この固定具をハメたまま、刃先の位置を決めていきます。そして、きつく固定。
カッター本体には目盛りもついていますが、現物合わせで行いました。透明な三角に合わせますが、見にくいでしょう?
CDの径よりもほんの少し内側で固定しています。ここは慎重に。
径が大き過ぎると、後で削るのが大変。とにかく、かたく固定します。
あらかじめ四角く切っておいた0.5mmアルミ板。
中心に針の穴を開けたくないので、針は引っ込めて、カッターの中央の小さな丸い固定具に両面テープを貼りつけます。
両面テープを貼ったので、ツマミを持ちあげてもアルミ板が離れません。
両面テープで貼ってはありますが、念のため、中心をしっかり押さえて、周囲を回し始めます。
(力いっぱい回すと、両面テープさえ剥がれます。というか、最後に剥がれました。)
一回で傷がつきました。この後、慎重に、ゆっくりと回していきます。
最初は軽く回せましたが、だんだんと回しづらくなってきます。
十回ほど回した後に、アルミ板とカッターをしっかり押さえながら、裏返すと、スジが見えるようになります。
下は三十回ほど回したもの。周囲を軽く折り曲げて、切り離し作業。
内側の円はカッターのプラ部品が擦れてついた薄い傷。
本当は最後までカッターで切った方がいいのかもしれませんが、抵抗がさらに増して回しにくくなってしまいました。
せっかちなので、裏側にだいたい線が表れたところで、折り曲げてしまいました。
周囲をこうやって下に折り曲げ過ぎると、円の周囲まで歪んでしまいます。
そこで、下の画像のように四隅をあらかじめハサミで切っておくと、歪が少なくなります。切り過ぎないように!
後は上下に曲げて切り離します。
切り離し終了。金属ハサミで切るより、かなり円に近いです。
使えますねー、サークルカッター
0.5mm厚のアルミ板なら楽勝です。
バリがあるので、ヤスリ掛けは必須。
トレック900のフタにかぶせてみました。きつくもなく、見た目もいい。
この後、ヤスリ掛け。凸凹がないので、ヤスリ掛けも楽です。
前回の蓋 (右) と比べて・・・より真円に近くなり満足です。
この後はアルミ板の中心を計って、ツマミの部品の位置を決め、ツマミを取り付けます。
サークルカッターでも、0.5mmほどのアルミ板なら奇麗な円を切り抜くことが出来ました。このサークルカッター、いろいろと使えそうです。
ただし、中心の突起を利用して円を切り抜くのは難しいです。
失敗例 : 中心の穴がどんどん大きくなってしまい、カッターの跡も二重、三重に・・・
《次回に続く・・・トレック900のフタの製作⇩》