昨日は驚きました。あのKVASSの二つ折りテーブルが、¥600 も安くなっていたからです。販売元は同じ「HOLLY TREE」です。今朝も同じ値段で出ていますね。これは買いですね。
さて、スライドテーブル化
遮熱テーブルを「普通のテーブルとしても使えたらいいなー」と考えたのが製作の原点。穴をなくせば普通のテーブルとして使えます。
材料のアルミ板は¥400円ほど と安いです。
ほんとはステンレスがいいのですが、0.3mm厚だと素人では硬くて加工できないのでパス。0.1mm厚のステンレスなら出来そうかなー。いつか試してみます。
失敗しても何回も作れる大きさなので、けっこう使えます。厚さは0.5mmのアルミ板です。
この KVASS のテーブルの上に乗せて使います。
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逆さまにしても外れないように折り返しをつけてあります。黄色の線まで曲げるとカッコいいのですが、技術的に無理そうなので、今回は行っていません。
長さは 縦14.5㎝。横18㎝+折り返し分の1.5㎝+2.0㎝
(折り曲げるための折りしろです)
非常にアバウトなラインです。
曲げる時に、このライン通りに曲げられないので、とりあえず目安の線だけ引いてあります。
こんな感じに切り取りました。カッターで傷をつけて上下に板を曲げれば切り離せます。
傷防止の透明なビニールをつけたまま、養生テープでテーブルに固定します。裏返した後に、しっかりと押さえ、隙間に定規を差し込んで曲げていきます。(我が家には、がっちりと押さえる工具などがないので、脚で踏んで体重をかけて曲げました)
この時、テーブルと板がグラついていると、曲げたときの角の部分のRが大きくなってしまいます。ここは慎重に!
⇩この部分が甘くなってしまっているの、わかりますか? 少し膨らんでしまいました。
もっとぴったりに曲げないといけません。一発勝負です。反対側も同様に曲げます。
その後、脚を外して、アルミ板を取り外しました。
この折り曲げた部分が長いと、脚と干渉してしまい、脚をたためなくなってしまいます。でも、だからと言って、最初から短すぎると、今度は折り曲げることが出来ません。
長いままで折り曲げた後にカットする方が楽ですし、現実的です。もちろん、万力などしっかりした工具があれば、そんな心配はいらないでしょうけど。
この画像では、左の折り曲げた部分は長すぎて、短く切断する時に苦労しました。
カッターで傷をつけて、何回か動かすと切り取ることができます。でも、この部分が長すぎると、上下に折り曲げられないので、下の写真ぐらいに短く切っておく必要があります。(この写真ぐらい折り曲げるので・・・)
切り取りに成功。
こんな感じに仕上がりました。
この後にヤスリ掛けをします。少し動かしづらいですが、なんとか完成です。
チタンテーブルの時も書きましたが、こんなテーブル、必要なの?という疑問は残っています。でも、あったら便利だろう?ぐらいの感覚で作っています。
この段階では、板は端まで動きません。脚の出っ張りがあるからです。
本当は端でぴったり揃っている方が見た目はいいですが、今回は手抜きをしています。
脚の出っ張りに当たらないように、オレンジの線でカットすれば、左右とも、端でピタリととまります。
前回のチタンテーブルの加工⇩
短時間 (30分?)で作った、簡易的な穴塞ぎ板です。もっと時間をかけて丁寧に加工すれば奇麗に仕上がったでしょう。
この板のおかげで穴が塞がり、テーブルになりました。段差もほとんどないので、十分使えます。
強度的にはどうでしょうね。
アルミなので傷はつきやすく、 0.5mm厚のアルミ板なので、中央のバーナーが入る部分を強く押すと歪む可能性があります(怖くて試してはいませんが、普通にモノを乗せるのなら問題はありません。)
遮熱板として使うには、この板を右側にスライドさせるだけです。ただ、アルミなので、輻射熱が伝わり少し熱くなります。
材質が違うので色が違ってしまうのが残念です。
ステンレス製のテーブルは硬いので、アルミ板を普通に動かす程度ではテーブルに傷はつきにくいです。また傷がついても、テーブル自体にヘアーライン加工しているので目立たないでしょう。むしろアルミ板の方に傷がつきます。
使った道具 : 定規、カッターマット、カッターナイフ、養生テープ、仕上げに紙ヤスリだけです。
追記 : やっぱりカッコ悪いので加工しなおしました。
切り抜く場所にカッターで傷をつけて、折り曲げて切り離し、ヤスリで仕上げています。
テーブルの端にアルミ板の先端を揃えました。
遠目で見れば、なかなかカッコいいでしょ?
バーナーを使う時は右側にスライドさせて・・・
チタンテーブルで二度作り、今回で三度目なので、作業も早くなりました。
★オールチタン製のスライドテーブルって発売されないですね。NかFで出そうですが・・・
ただ、今回の加工時、気づいたことがあります。
カッターで傷をつけようとしたら、カッターの刃が板に引っかかって、刃だけスルスルっと伸びる伸びる・・・今回はカッターにストッパーがないタイプを使ったためです。そのため、なかなか傷がつけられませんでした。
*黒いツマミをクルクル回して刃を固定するタイプなら問題ありません。
*いつか、0.1mm厚のステンレスで作ってみたいです。