rmenx’s blog

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Amazon プライムビデオ イミテーション・ゲーム 

イミテーション・ゲームエニグマと天才数学者の秘密(吹替版)

第二次世界大戦時、ドイツ軍が誇った世界最強の暗号<エニグマ>。

世界の運命は、解読不可能と言われた暗号に挑んだ、一人の天才数学者アラン・チューリングに託された。英国政府が50年以上隠し続けた、一人の天才の真実の物語。時代に翻弄された男の秘密と数奇な人生とは――?!(C)2014 BBP IMITATION, LLC

監督    モルテン・ティルドゥム
出演    ベネディクト・カンバーバッチ, キーラ・ナイトレイ, マシュー・グード

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レビューより

・コンピューターの父アラン・チューリングの半生を描いた傑作。
ドイツの暗号エニグマを解読するまでの労力や、チューリングの異端の天才ぶりがしっかりと描けている。
そして、何よりもっとも恐いのは、ドイツ軍でも、戦争でもなく、国家という顔の見えない怪物なのだということが、淡々とそして着実にフィルムに定着している。
チューリングは死後数十年経って名誉回復し、改めて彼の偉業は再評価されましたが、この映画も、もっと評価されべきだと個人的には思います。邦題のサブタイトル「エニグマと天才数学者の秘密」が失敗で、B級映画ぽいですよね。
映画の鑑賞後は、彼のことをもっと調べたくなります。
冒頭の青酸カリとリンゴのエピソードは、スティージョブズチューリングに敬意を表して、Appleのロゴをかじったリンゴにしたという説を映画の後に知りました。

 

・難解な暗号(エニグマ)を解読するにあたっての紆余曲折や、最終的な成功の感動がこの映画の見どころだと。
よくあるありきたりな映画だと。そう思っていた。しかし、実は話の真ん中に据えられていたのは、アランチューリングという偉大な人物のヒューマンドラマと、第二次世界対戦の知られざる歴史だった。
だからこの映画は素のまま見ても、その本当の味わいを100パーセントを楽しむことはできないと思う。
現に自分がそうだった。第二次世界大戦に関する諸知識、同性愛が猛烈に非難されてきた過去、統計学から何をどのように戦争を操るのか等々、予備知識が貧弱すぎる故に理解しきれないのが悔しかった。
それでも、ラストは涙が止まらなった。そのあと、アランチューリングに死後恩赦が与えられたことをネットで知り、そのあともまた涙が止まらなかった。
いい映画に出会えた。星4.5にも納得。

 

何気なく見始めた映画でしたが、ぐんぐんと引き込まれてしまいました。

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熱心にスカウトするチューリングに対して

ジョーン  「どうして、そこまで」

チューリング「どうしてって、今大事なことは、一つしかないからだよ。わからない?

エニグマの解読だ。」

ジョーン  「でも、チューリングさん。どうして、そんなに私のために?」

チューリング「あー、それは。誰も予想しなかった人物が誰も想像しなかった偉業を成し遂げることだってあるから」

下は、暗号解読機  (名前は親友からとった「クリストファー」) の前で全員で解読を待つシーン。

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最後。チューリングを励ます最大の理解者ジョーン。

「普通の人にこれは作れない。・・・時には、誰も予想もしなかった人物が・・・」と同じセリフを・・・

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この映画についてはいろいろなご意見があると思いますが、自分には見ごたえある映画でした。

二度も見てしまいました。

 

ネタバレしますが、詳しいストーリーを知りたい方はこちらから⇩

こちらも⇩

 

最近、殺し合いや銃撃、人が亡くなる場面を見るのがつらくなりました。

この映画は、そういう場面はありません。