「なべ」ということなので、お湯を沸かしたり、それそこ「鍋」をやったり、もちろんフライパンのような形ですからフライパンにも使えるでしょう。
ただ、ステンレス製なので炒め物には注意が必要です。
この「なべ」の実力が知りたくて、さっそく目玉焼きを焼いてみました。
下はキャプテンスタッグのステンレスのフライパンの記事⇩
こちらは「暮らしニスタ」のページ。以前参考にさせていただいた記事です。
今回はガスコンロを使っています。
弱火で熱し、水滴を垂らしたらコロコロと転がったので、油を入れました。
油を入れると温度が下がるので、少し熱した後に卵を投入しました。都市ガスなので、熱が加わっている辺りが茶色に変色してきました。
一点集中型のバーナーだと中央が変色するでしょう。
金属のへらを差し込んでみました。底に文字とイラストが描かれていて凸凹しているので動かしづらいです。平らなら、スルーっと動いたでしょう。
焦げ付きはないようです。卵を動かすことが出来ました。
さらに弱火で加熱
取っ手は熱くはなりません。(取っ手が引っこ抜けないので、シリコンを取り付けることも出来ません。持ち手、溶接でもしてあるのでしょうか?)
水を少し垂らしてガラス蓋を被せました。
蓋のサイズが合っていないので、すぐに蓋が傾いてしまいました。ダメだ、この蓋は使えません。
ステンレスでも弱火なら目玉焼きが出来る
蓋は諦めて外してしまいました。そして、しばらくして完成です。
ステンレスは変色しましたが、全く焦げ付いていないし、こびりつきもありません。
ただ・・・中央が少し盛り上がっている感じに見えます。
指で強く押すと、「ポコン」と音を立てて凹みました。
板厚が薄いのでしょうね。やっぱり・・という感じです。付録ですから(Made in China)。
ただ、底が平らでなく、キャラや文字のデザインは打ち出し加工がしてあるので、その分、底板の強度があがっていると考えられます。そのため変形が少ないんでしょう。
今までのステンレス製品とそれほど変わりません。
使えないことはないですけど、あえてメインで使いたいかと言うと・・・・
追記 : 2021.07.06
鍋の容量について
なべの直径や高さの表記はありましたが、容量については記載がありません。
そこで、水を入れて測ってみました。
ほぼ満水で500mlちょっと入ります。でも、満水では沸騰されせられないので、半分として250ml。この容量だと、カップヌードルなどのカップ麺くらいです。袋麺だと550mlくらい必要なものもあるので、この鍋では無理です。
蓋はコレがぴったり⇩
山フライパンの蓋 (我が家にあるいくつかの蓋を被せてみました)
わざわざ買う人はいないと思いますが、逆さまにしても落ちてこないのでぴったりかと。ただし、衝撃を与えるとすぐに外れます。
蓋があるので、トレック900で作った「豚バラ肉ともやしの蒸し料理」を作ってみました。(写真はありません。)ちょうど一人分に適したサイズでした。
持ち手のユルユルを解消
持ち手がしっかりと固定されるといいです。穴が大きくてカチャカチャと揺れて、どこかの安いクッカーのようです。
クロスさせてしまえば問題ないと思いますが、きつい方が使いやすいです。
そこで細いアルミ板でヘアピンのようなものを作り、隙間にはめ込んでみました。
必要なければ、後で引っ張り出して外せます。
逆さにしてもブラブラしません。
説明図。持ち手を立てた状態でアルミ板を隙間に押し込みます。二枚重ねると入らなかったので、先端だけ一枚にしてみました。
外れ防止のために折り返ししています。
これで、とりあえずはグラグラしません。
ただ・・・・動かしているうちに隙間が広がったり、持ち手を抑えているステンレス板が浮いたりして、緩くなってしまいます。もともと持ち手を固定している板が薄いのも原因でしょう。過度な期待は禁物・・ということです。
薄いステンレス板、安っぽさを感じる持ち手と固定板。でも、どうせ使うなら使いやすいように「カスタマイズ」した方がいいです。
或いは、ペンチで潰す。この方法でもまだユルユルで、きつくはなりません。
使う時は、このようにクロスさせればガッチリします。
《次回に続く⇩》
BOOKに載っている注意点⇩ かなり細かい注意が掲載されています。
【ステンレスなべの ご使用上の注意】
・本来の用途以外に使用しないでください。・やけどには十分ご注意ください。
・製品の構造上、左右の持ち手で可動部分の固さに差が生じることがありますが、ご使用に不都合はございません。
・ご使用の前に必ず食器用洗剤をつけたスポンジなどで洗ってください。
・水分、塩分、果汁、樹液、汚れなどが付着したまま放置しないでください。さび発生の原因となります。
・シンナー、ベンジン、塩素系漂白剤、研磨剤入りのスポンジ、金属たわし、クレンザーなどは使用しないでください。
・長期間使用しない場合は、きれいに洗って汚れを落とし、十分乾燥させ、高温多湿でない場所で保管してください。
・使用するときは、本体が安定した状態になっているか確認してください。
・火にかけたまま放置しないでください。*IH機器では使用できません。
・電子レンジやオーブンでは使用しないでください。変形またはやけどをする恐れがあります。
・素材の特性上、使用中に底面がへこんだり、調理時に焦げたりすることがあります。あらかじめご了承ください。
・揚げ物には使用しないでください。また、厚さがある食材は中まで火が通らない場合があります。
・調理中や調理後しばらくは本体、持ち手が熱くなっています。やけどにご注意ください。幼児がいる場合は、特にご注意ください。
・食器洗浄機、食器乾燥機の使用はおやめください。
・過熱した本体に急に冷水をかけるなど、急激な温度変化を与えないでください。本体が変形する恐れがあります。
・強い衝撃など過度な力を加えると、変形、破損する恐れがあります。ご注意ください。
この項目の中にちゃんと
・製品の構造上、左右の持ち手で可動部分の固さに差が生じることがあります
・素材の特性上、使用中に底面がへこんだり、調理時に焦げたりすることがあります。
と書いてあります。