頑丈なステンレス製で、折り畳み式の遮熱テーブルです。いくつかのバーナーも使えるというマルチテーブル。レビューも増えてきました。
以前、紹介はしましたが、本来なら実機を手元に置き、紹介しようと思っていました。でも、ずっと欠品続きで手に入れられませんでした。それがようやく・・・
*2021.02.26現在・・残念ながら、「現在在庫切れです。この商品の再入荷予定は立っておりません。」
人気商品なんですね。あっという間に売れてしまいました。きっと、現在増産していると思いますよ。しばらく、お待ちを!
2021.03.06_在庫あります。2021.03.08_在庫切れ。
2021.03.26._ 現在、販売中です。2021.03.29_ 現在在庫切れです。
実際に触っていじってみないことには、レビューとは言えませんよね。
【一台多役&四種類バーナー対応】:折りたたみ式テーブルと四種類バーナー兼用な遮熱板です。アウトドアの定番道具としてのSOTO st310バーナーの使用者のため、こちらの遮熱テーブルが誕生されました。しかも、SOTO st310だけではなく、SOTO st330、イワタニジュニアコンパクトバーナー、trangia(トランギア) アルコールバーナー及び同じ形のアルコールバーナーも取付できます。ステンレス製の遮熱板は遮熱性が高く、カセットボンベ上部のデッドスペースがミニテーブルとしてつかえます。しかもゴトクもきちんと安定させられます、クッキングしながら、お皿やカップなどは置くことができます。
【二つ折り構造】弊店のSOTO ST-310用遮熱テーブルは工具は要らずに折り畳むだけで収納可能です。二つ折りタイプの遮熱板はお手軽に持ち運べます。サイズが半分に縮小したミニテーブル収納にも便利です。ザックに入れても余計な空間を占用せず、極めてコンパクトだと思います。専用収納袋付きな遮熱板はさらに収納しやすくなります。
【高品質ステンレス製】ステンレス素材を採用した遮熱テーブルは思うより質感がよく、錆もつきにくい。汚れた場合は布でふき取りやすいです。そしてステンレスを遮熱板にするメリットは熱反射率が高く、すぐ冷めるので片付けやすいなどあります。長時間の調理など、ボンベの発熱を抑えます。溶岩プレートや網焼きなどで、油の飛び散りを防ぎます。
【多様なシーンで使用可能】イワタニ バーナー用遮熱テーブルの脚部は四ケ所の支点があって、砂利などのサイトでもご使用いただけます。脚の形状は直線になりますと、水平の地面で安定していますが、アウトドア活動やキャンプするときの使い場所から考えるとそんな形が安定しにくい。ゆえに、脚の形状を曲線にして様々なシーンでも安定して立ちます。アウトドアに役に立つ遮熱テーブルです。
【製品情報】サイズ(展開時):長さ32㎝x幅21㎝x高さ7.8㎝;(収納時):長さ21㎝x幅17.2㎝x厚さ3㎝;重量:683g;材質:ステンレス製;梱包内容:ステンレス製遮熱テーブルx1、巾着式収納袋x1
【特許出願 意匠出願登録中】
小さな段ボールに入っていました。開けてみると・・・、
指紋、ツキまくりますよ。それとも、脂ぎっているせい?
いつものワックス塗りました。
ステンレスの質感、いいですね。ステンレス好きにはたまりません。
以前から、気になっていた点がいくつかありましたので、確認していきます。
①各部のガタつきの有無
切断面・・・バリというほどは感じられません。気になる方はヤスリ掛けをお勧めします。
折り畳み式なので、この部分は気になります。でも、さすがステンレス。天板はがっちりと固定されています。天板を開くのはちょっときつめです。
これは「リベットナット?」
リベットナット 190個入 アルミニウム リベッター ナットリベット
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角は丸く加工済み。足も少し固めです。これなら、不意に脚が閉じてしまうことはありません。
②天板を広げたときの段差、強度
テーブルの中央を押したとき平らになっています (左)。
指を離すと、わずかな段差。0.?mm (右)。
この部分は、日本の企業すら作らないのですから、かなりの工作技術と工作精度を要求される、一番難しいところです。
*日本の企業・技術者が同じような折り畳み式のテーブルを製作したら、この隙間は絶対に許せないでしょうね。隙間なしの製品しか販売しないと思います。
某折り畳み式遮熱テーブルのレビューには、段差のコメントが多いです。
・広げた際の段差はありますが、自分的にはお皿等置く場所ではないので問題なし。
・天板のサイズ感も適切、折り畳めコンパクトに収納できます。ただし、天板を拡げた際の段差が気にかかるところです。工作精度の問題とのことですが、この辺りが持つか持たないかの境界かな?使い勝手は非常に良いと思います。
・天板の段差も許容範囲。
・飛びついて買ったけど、折りたたみ部分が開いた時に段差が出来る。
・反面、広げた時に段差が出来ていたり、歪みがあって4箇所の足が接地出来ないのでガタつく等工作精度の面で残念。
EnHikeの注意書きには「天板の二つのパーツの間は段差がありますが、ご使用上には問題ありません。」とあります。
このくらいの段差なら仕方ないでしょう。段差がなくなるようにと軽く押してみましたが、固くて段差はなくなりませんでした。ちょっとぐらいの力では変形しませんね。
たたんだ時、端の内側が30mm、中央は少し短いですね。この中央部分、ここだけ折り曲げ加工がされていない (出来ない) ので、力を加え過ぎると変形するかもしれません。
★特に収納 (折りたたんでいる) 時に、中央部に強い力を加えると凹むでしょう。
変形防止
ということで、知らない間に凹んでしまい、また、泣きを見ないようにするためにも、隙間にスポンジを挟んでおきました。厚みは3㎝ちょっと。緩いと外れてしまうので、外れない程度の厚さです。これなら、上からグイグイと押しても変形しません。
③ST-330使用時のバーナーとの段差
天板よりも1mm以上、下に来ます。本来、バーナーは天板の上に出ると天板が熱せられずにいいのですが・・・
着火してみましたが、天板の径が大きく距離があるので、テーブルへの熱の心配はなさそうです。(ただ、クッカーを乗せると輻射熱でステンレスが変色しそうです。長時間は熱していません。)
レビューより
商品ページの写真を見ても分かる通り、ST330使用時は五徳が数ミリしかテーブルに出ません。そのまま上に鍋やフライパンを乗せて加熱すると、1〜2分でテーブルが火傷するレベルで熱くなります。
自分は2cmほどの台をST330の下に置いて使用しています。テーブルが浮いたりすることもなく普通に使えます。
それからCB缶はテーブルの下に問題なく入ります。テーブルの下で転がります。
やっぱりですねー。五徳が低いので、輻射熱の影響をかなり受けています。予想通り。
高さが気になる方はレビューのように、バーナーの下に2㎝厚くらいの板を敷けば、高さを稼げます。
④ST-330使用時にカセットボンベがテーブル下に収納できるか? ⇒入ります! (ニチネン & SOTO パワーガス ST-760)
FUTURE FOXのST-330専用遮熱板では、カセットボンベの種類によって、ボンベがテーブル下に入らないというレビューがありますが、テーブルが低すぎるからでしょうね。
ただ、前述のようにテーブルを高くしてしまうと、バーナーがテーブル下に沈んでしまい、テーブルが直接熱せられてしまいます。その高さの調整が微妙なので、ST-330,ST-310の両方使えるようにするのは難しいんですね。
カセットボンベは楽に入ります⇩ コロコロと転がるぐらい、5mm以上の余裕があります。
カセットボンベのスタビライザーをつけても、写真のように収納可能です。
もちろん、ボンベは天板に全く接触していません。
レビューには
「シリコンの外径を少し太い?厚い?物を装着すれば、高さの嵩上げも出来て ST-330使用時に、ガス缶もテーブル下に収まりました。(シリコン装着しても足を折り畳んで収納出来ました。)」
とありますが、
脚にシリコンを取り付けなくても普通にガスボンベを収納出来ます。
もしかして、こっそりと改良されたのかな?
こんな感じに設置完了。
と書いてきましたが、輻射熱の影響でボンベが過熱するのを防ぐための遮熱板です。
特にST-310ではカセットボンベが直結されているので、輻射熱には気をつけないといけません。ですから、ST-310用の遮熱テーブルがいち早く開発されました。
ST-310・ST-330を遮熱テーブルで使う意味
ST-330のウリは、「①カセットボンベから遠ざけられるので輻射熱の心配がない。②10インチほどのダッジオーブンなど、大きく輻射熱が発生する鍋を使うのに適している。③さらに、風に強く弱火での調理も出来る。」です。
もともと、①の影響が全くないST-330に、わざわざ遮熱板を使う意味はありません。この場合の遮熱板の役割はテーブルへの熱対策かと。
ST-330は、大きいダッジオーブンが使えるという利点があります。ただ、10インチ(25.4cm、8インチは20.3cm) という大きなダッジオーブンは、3~4人分くらいの料理を作れる量です。大食漢でない限り、ソロに10インチは必要ありません。大きく重いので嵩張るだけ。
ソロなら山フライパン深型(直径17㎝)で十分。
遮熱テーブルによって、①の問題が解決されれば、ST-310にも輻射熱の心配がなくなるので、そもそもST-330の存在意味も薄れてくるでしょう。
10インチ以上のダッジオーブンを使いたい方、弱火でコトコト煮込む調理をする方以外、ST-330の必要性は・・・
レビューより
「素晴らしいのだが…流石に310と330を同じ形で使用するのは苦しい様だ。
幸い脚の取り付け・取り外しは容易なので、高さ違いの脚を販売して貰うか、高さ調整機能付きのグリルスタンドの脚のようなパターンも期待したい所。簡単な改造で流用できそうなものがないかと探したが、残念ながら見つけられなかった。なので!!5-6段もの調整機能などは必要ないので、2-3段あたりで耐荷重の下落・追加費用の上昇・重量の上昇を押さえた物を是非。
確実にこちらのメーカーでは可能だろうと考える。」*これは、其の通りです。毎回指摘しているように、ST-310,ST-330の両方を使えるようにするとこうなってしまいます。
「KVASS 遮熱テーブル 天板折り畳み式 ステンレス製!③」に続く⇩
追記 : 2021.02.26_
キャンピングムーン似のステンレス製のST-330用の遮熱テーブルが登場したかと思ったら、
F&C 遮熱テーブル
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遮熱板も一気に加速して、かなりの数が販売されるようになりました。知らないブランドがたくさん。キャンプブームに便乗して、安い製品を製造しまくっています。
その中で異色はこれ!
(ノタラス)Notalas 遮熱テーブル
よく見かける四角いシングルバーナー。これが付いている遮熱板って何?
ST-310とのセット品ならわかりますが、このバーナーじゃ、この遮熱板に使えないでしょうに。さらに、同じブランドで、ジュニアバーナーのコピー品がついているものもあって。
なぜ、この組み合わせで販売するのか、到底理解できません。
キャンプブームの日本。安ければ買うだろうって?
さすがに、これ買う人がいたら、・・・