その前に・・・英式のバルブの仕組み
バルブキャップ(黒色)、トップナット、バルブコア(プランジャーとも呼びます)、虫ゴム・・・
パンク以外に空気が抜ける原因はこれです⇩
右側の金属製の「H」と刻印された「バルブコア」に「虫ゴム (黒いゴムパーツ)」が装着されています。 ゴムが破れていたら、即交換します。
写真のように、「虫ゴム」を「バルブコア」 にしっかりとはめ込んで使います。
また、左の「トップナット」をしっかり止めておかないと、タイヤ内の空気圧で「バルブコア」ごと外れて無くなったりして、たいへんなことになりますよ。
バルブコアをバルブステム (本体) の2か所の溝に合わせて差し込んで、トップナットで固定します。入れるのにきつい場合は水を垂らします。
固定完了。
では、空気入れを使います。
まずは、附属の英式パーツ (右側の洗濯ばさみのようなモノ) をセットします。
左のレバーをたたんでセット完了。
タイヤから飛び出しているバルブステム(金属の部分)のゴムキャップを外して、こんな風に取り付けます。これはお馴染みの光景。
留め金を外すと、こんなに高く持ち上がります。
ちょっと高すぎて足を乗せるのが大変。
タイヤにかなり空気が入ると、針は「400」を一瞬超えました。
14,5回踏むと、タイヤがカチカチに固くなります。入れすぎ注意!
前輪も同様に空気を入れます。
普通に使えます。
先ほども書きましたが、足を乗せるペダルが高いので、ちょっと足を乗せづらいのが難点、でも、使えないことはありません。
ママチャリに空気圧を確認しながら入れる人はいないと思うので、圧力計は不要かと思います。タイヤを押してみれば、タイヤの固さでわかることですから・・・
ホームセンターで売られている手押しの空気入れのほとんどはママチャリ用の洗濯ばさみのような英式空気入れです。でも、こちらの方が慣れているし、ずっと使いやすいと思います。
虫ゴムなどのセットは、Amazonでも100均でも買えるので、慌てる前にストックしておくことをお勧めします。工具要らずで交換できます。
自転車 バルブセット 33001
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こちらは、虫ゴムがいらないという、
ブリヂストン スーパーバルブ
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100円では買えませんが、簡単に交換できるのでありがたいです。
本格的な競技用のロードレーサーでない限り、これらの「虫ゴムセット」で十分です。