ガオバブ(Gaobabu) 固形燃料トレー
ステンレス製なので重さは感じられますが、普通のステンレス皿です。
*磁石につきます。
■材質:ステンレス
■サイズ:外径(上部直径) 77mm、内径(底部分直径) 57mm、高さ 25mm>
■重量:約30g
*Gaobabu(ガオバブ)は、日本のGaobabuショップが起ち上げたブランド。「日本語の説明書が付属しているので分かりやすいですね。」 だって、日本のブランドですから、当たり前。
説明と実測?と少し違っていますが・・・・だいたいこんなものです。
しっかりした説明書付きです。
さっそく、N-Project製のチタンテーブルにはめてみました。
左右に少し動きますが、問題ない範囲です。
続いて・・・
「ウッドストーブ ステンレス鋼・・簡易アルコール炉ステー」
高級ステンレス製、構造は超軽量で耐久性があります、
サイズ- Φ9.5 x H6.7cm、重さ:60g
構造は簡素で、二枚のステンレス板を丸く繋いだだけの簡単な五徳と風よけになる製品です。テーブルにはめ込んだ固形燃料用のトレーの上に乗る五徳としては、この製品しか見当たりませんでした。
下の写真は組み立てたもの。*磁石にはつきません。
この値段で。しかも翌日には届きました。
五徳の縁が平らだと炎の逃げ場がなくなってしまうため、あえて波型にして炎の逃げ場を作っているようです。
組み立て方
ステンレスが意外と硬いので、あらかじめ曲げ癖をつけておくといいです。
画像のように交互に板を組み合わせて、最後にボッチ(突起物)を穴にはめます。
片方が、こんな感じに結合できました。
次に反対側です。段ボール箱の底のように、組み合わせるのが難しいです。
ステンレスの質感、伝わりますか?
そこで、最初に両脇を差し込んでおいて、中央の穴の板を下に下げながらハメてみました。コツが必要です。
何回か組み立ててみると、コツが分かってきます。
組立終ったら、歪を直して円形にしました。
こちらも、チタンテーブルに乗せてみます。
いい感じですね。テーブルからの高さは67mm。
ステンレス製なので、丈夫で、大きなフライパンもしっかりと乗せることが出来ました。実際使う場合は、そんなに大きくて重たいクッカーは乗せないでしょうから、これで十分だと思います。使用中にボッチが外れない限り、普通に使えるでしょう。
定規で板厚を測ったら、0.5mmほどありました。これだけの厚みなら大丈夫でしょう。
喜んだのも束の間
よく考えればわかることだったんですが、この五徳は平らなテーブルなどに置き、その中にアルコールストーブなどを入れて使う製品です。
今回のように、このチタンテーブルの穴に固形燃料トレーやトランギアのアルコールストーブをはめて使おうとすると、テーブル面よりも低く取り付けられるため、五徳上までの距離が離れなりすぎて、クッカーの底に炎が当たりにくくなってしまうのでした。
それともう一つ、五徳の直径が95mmと大きいので、小さなクッカーが乗らないこと。
「あーっ、そうだったのかー」
完全に失敗宣言ですね。
でも、このままでは終われません。いろいろ試してみました。
ヒーターアタッチメントの中に入れてみたり、拡張テーブルをスライドさせた乗せてみたり・・・
自作のアルコールストーブを引っ張り出してみたり、下に板を敷いてみたり・・・
そして、自作のアルコールストーブをトレーに入れたら・・・なんと、ぴったり!
溝が浅いので、がっちりとは固定出来ませんが、ぐらつくこともなく入りました。
これは、無糖のコーヒー缶です。パッケージが缶に印刷されていないタイプ。外側のプラを剥がせば、ピカピカのアルミになるコーヒー缶です。(ビール缶を上から被せて作ったアルコールストーブは径が大きくなって入りませんでした)
写真にはありませんが、500mlのビール缶もピッタリでした。こんなことってあるんだー。ということで、すっぽりと入っています。
トランギアのようにアルコールストーブの上に五徳は取り付けられませんが、この五徳&風防をつければ、なんとか使えそうです。(固形燃料トレーは、拡張テーブル上?)
どうにか、使えるようになりました。無駄にならなくてよかったです。
とりあえずクッカーを乗せることが出来たので、自作アルコールストーブ・固形燃料・五徳&風防が使え、マルチ化がさらに進みました。