絶滅危惧種メガネサナエ 調査で今年も確認
8/22(土) 7:04配信 長野日報
県諏訪地域振興局は21日、県のレッドリストで絶滅危惧種IB類に区分され、県内では諏訪湖だけが確実な生息地とされている希少トンボ「メガネサナエ」の成虫の調査を諏訪湖に流入する宮川で始めた。繁殖地とされるエリアの両岸を往復で2キロ歩き、3人で個体数を調べた。片岸平均で9匹見つかった。
メガネサナエは環境省のレッドリストでも絶滅危惧種II類に区分されている。諏訪湖の総合計画「諏訪湖創生ビジョン」では生態系保全に向けた取り組みで指標種にしている。
《同記事抜粋》
〇〇ヤンマ、〇〇サナエなど、ヤンマの仲間ですが、一見したところ判別しにくいですが、こうやって慎重に確認し、その生態を調べているんですね。
最近、ヤンマなどトンボが産卵できる水辺がどんどん失われていて、将来が不安です。ぜひ、繁殖場所の確保・整備まで活動を繋げて欲いです。
水戸のホームセンター敷地でニホンミツバチが「分蜂」 張り紙で「神対応」も
8/23(日) 7:00配信 みんなの経済新聞ネットワーク
・・・8月13日昼ころ、同店スタッフが屋外の資材売り場で大量に飛び回るハチを発見。高所に置かれた板の裏側にハチが集中する様子から、虫に詳しいスタッフがニホンミツバチであることに気付いたという。大島隆文店長がインターネットなどで生態を調べたところ、「分蜂」の途中で休憩していると判断し、急きょ一番近くの店舗ドアを閉鎖。ハチの集中する位置から数メートル離れた場所にパイロンで囲いを作り、来店客の安全を確保し、注意喚起の張り紙を掲出した。・・・《同記事抜粋》
翌朝には飛び立ったというので、一安心です。知らない人は「蜂だ」と騒ぎ立てて、すぐに駆除してしまうのに、なんと素晴らしい行動でしょう。
お客様へ 山新
只今、二ホンミツバチ滞在中です。
刺激をしない様にそっと見守りをお願い致します。
こちらの木材ご購入のお客様は
従業員までお声かけください。
通行の際はご注意してなるべく離れて
通行して下さいますようご協力お願致します。
ホームセンター山新渡里店
何事もしっかりとした知識があれば、おのずと工夫をし行動することができるという見本ですね。
面白がって、防虫スプレーに火をつけ延焼させた中学生の馬鹿さ加減と対照的です。
分蜂ですか、前の女王バチが出て行くというところが、興味深いです。
人間社会はどうかな?
いつまでも前の〇〇が権力を維持し続けていて、何も変わりませんね。
ヒトも蜂も新しく世代交代しないとダメなような気がします。
追記:
街の空を覆う"黒い影"…よく見るとその正体は「トンボ」
しかもほとんど"つがい"状態 大発生のワケとは
8/22(土) 11:00配信 北海道ニュースUHB
空一面を覆いつくすかのような無数の黒い影。
8月17日、北海道江別市で撮影されました。目撃した人は。
鳥ではなく、大量のトンボ
空を覆うトンボの大群撮影者(アイオラ桃さん):「何か黒い影がたくさん映るな、鳥かなと思って上を見上げたんですよね。そしたら大量のトンボだったんです。北から南に向かっていました。とにかく広範囲で、約1万匹は飛んでいたと思う」
日本トンボ学会会員 横山 透さん:「アキアカネだと思います。アキアカネは習性的に7月下旬に羽化して一度山に登るんです。(体が)赤くなって、涼しくなった8月下旬から9月にかけて山から下りてくるんです」
"つがい"のトンボ 実は…
オスがメスを"確保"横山さんによりますと、この時期のアキアカネは、たいてい"つがい"で飛んでいるとのこと。
横山 透さん:「"つがい"で飛んでいるのは交尾しているわけではないんです。2匹連なっているのは、オスがメスを確保している状態なんです。水辺に行き、交尾して産卵させる。朝大量に集まっているメスをみつけて、引っ張って移動するんですよ」
写真:資料
トンボの生態について、こう説明する横山さん。そして、大量のトンボが目撃されたことは、実は喜ばしいことだと言います。
横山 透さん:「最近では大群が見られていないので、習性などを知らなければ珍しいなと思うかもしれないですね。トンボは蚊とか害虫を食べてくれる虫なので、大発生しても問題ないんです。トンボがたくさんいるとわかって良かった。(トンボが大量にいるということは)水環境が良いということですから」
アキアカネですか。
「トンボは蚊とか害虫を食べてくれる虫なので、大発生しても問題ないんです」というところがいいですね。もっとトンボが繁殖する水辺を作らないと・・・。