上の記事の中で、普通のシェラカップでも目玉焼きが作れると書いたので、実際に作ってみない事には信用されないでしょうから、実践記事を書くことにしました。
SOTOのST-310の出番です
家のガスコンロだと中央にセンサーがあるので、軽いシェラカップでは浮いてしまいます。
そこで、
ベストセラーのSOTOのST-310を使って調理しました。
このST-310は社外パーツもたくさん揃っているので、使われている方も多いと思います。
SOTOの最高傑作ですね。
自分はツマミは下のパーツを使っています。
回しやすいので重宝します。
ただ、ST-310の場合は、このツマミを何回も回さないとガスが出ない安全設計(笑)
慣れれば問題はありませんが、回しても回しても「シューッ」というガスが出てこないので、初心者は「ガスが出ない!」と慌てるでしょうね。
ツマミの下の点火ボタンは元々の部品を使っています。
金属製の外部パーツもありますが、重くなるだけなので、使ってはいません。
金属とプラが外れやすいので、接着剤で固定しています。
調理開始
目玉焼きは、ほぼ毎日作っていますが、シェラカップで作るのは初めてです。
まずは、シェラカップにいつもよりも油を多めに入れています。
底だけでなく側面にも塗っておくのがコツ。そうしないと側面に白身がこびりついて困ります。
火をつけたら弱火にし、煙が出てくるのを待ちました。
「逸る気持ち(はやるきもち)」を抑えて、とにかく弱火をキープすることが大事です。
煙が出てきたら、いったんシェラカップを火から外して卵を落としました。
あとは弱火のまま、熱し続けます。
「ジュクジュク!」と音がし始め、白身がだんだんと固まって来ました。
少し水を入れた後に、フタを被せました。
★途中でも、何度かフタを外して確認しています。
これが超弱火。風が吹いたら消えそうです(笑)
白身が固まってきました。
黄身の上にもうっすらと膜が出来ました。
火を止めて、完成です。
白身の膨らんでいた部分が破裂したのか、久しぶりに「ケチャップ(用)ポケット」が出来てました。感激!
*「ケチャップポケット」は自分の造語。検索しても見つかりませんでした。
黄身を傷つけないように、箸を周囲から入れています。
箸がすーっと通るので、こびりつかずにうまく出来ているようです。
そのままシェラカップを傾けて、皿に移し替えました。
真っ白な目玉焼きの完成です。
横から見ると、シェラカップの形のままなので面白い!
ということで、シェラカップでも、普通に、簡単に目玉焼きを作ることができます。
シェラカップの底は、こんな状態。
こびりついたりしていないので、クリームクレンザーで擦ると、簡単に落ちました。
それにしても、このロゴ。
出っ張っているので、汚れが取れにくく目立ちますね。
ネットを見ると、今回作ったような、ふわふわの白い目玉焼きよりも、白身の周囲が焦げて固くなっているような目玉焼きが多いです。
お好みなんでしょうね。
自分は焦げ目の少ない目玉焼きが好きなので、これしか作りません (作れません)⇩
プリムスのクッカーで作ったもの。
家族分のハムエッグ。
ある程度焼けてきたら、火を止め、余熱で1~2分ぐらいおけば奇麗な目玉焼きが完成します。
ベーコンと同じように、目玉焼きの焼き具合はそれぞれ好みがあるので、白身を焦がしてカリリにした目玉焼きが好きな方は、火力を中火くらいに強くして、焦げ付き覚悟で調理してみてください。
ただ・・・・・
わざわざ、シェラカップを使って目玉焼きを焼かなくても・・・と思いました。
フライパンの方が心配なく、普通に作れるからです。(笑)
さて、今回は使用したST-310。
災害時には心強い味方になってくれることでしょう。
また、シェラカップやクッカーなどのキャンプ用品も役立つと思います。
ただ、用意しておくだけではなく、その時になって慌てないように一度や二度はそれを使って調理する経験をした方がいいと思います。
ユニフレームのシェラカップには底の模様が違う数種類ありますが、シンプルな下の製品を使っています。
「災害備蓄e-パン 自衛官三姉妹」って、どう?
三姉妹 空(黒豆味三姉妹 ミニ(キャラメルチョコ味)三姉妹 海(パンプキン味)
上の画像に三姉妹 陸(キャラメルチョコ味)はありません。
地震などの災害に備えた防災食品に「おいしさ」と「やわらかさ」という新たな商品価値を付加しました。従来のような固く風味の無いパンではありません。美味しく栄養豊富で、長期保存も可能な新しいスタイルのパンです。開缶して中身を取り出し、電子レンジで20秒ほど温めるとさらに美味しくなります。
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