毎日、猛暑が続いています。
去年よりも暑く感じるのは歳のせい?
毎年行われていた自治会員の交流の場である納涼会。コロナ禍で中止になっていましたが、今年は開催します。
自分がこの地域に引っ越してきた年、自治会総会で、いきなり副会長になるようにと言われて、不安はありましたが、副会長としてスタートしました。
それ以来、自治会活動に積極的に参加して来ました。
新たな会長、副会長の三人で、なんとか自治会を運営して来ましたが、このお二人は穏やかでとても素晴らしい方々でした。
自治会と言うと、強制的に加入しなければいけない?とか、ゴミ収集問題とか、良くない噂も耳にしますが、ここの自治会では、そういう事はありません。
さて、引っ越してきた時から、すでに近所の公園を使って納涼会をしていました。
ブルーシートの上にトレニアと呼ばれる「長机」を置き、座って飲んだり食べたりできるようにしてあり、公園の脇では、焼き鳥・焼きそば・氷かき・生ビールのコーナーが設けられていました。
暗くなればランタンなどを持ち寄り、みなさんが引き上げて帰られた後も、気の合った連中が夜遅くまで飲み語らい合っていました。
最近では時間 (19:00)を決めて、さーっと全員が帰ってしまうスマートな納涼会になっているので、だらだらと飲んでいた古き良き時代の面影はありません。
誰でも出来る自治会活動に
それ以降、「会長」も代り、「会長」から「代表」へと名称も変更。
同じ会長が何期も続くと弊害になるばかりなので任期を決め、さらには、「誰にでも出来る自治会の役員」を目指して改革が進められてきました。
一般的に、その地域の有力者以外、「会長」なんて、引き受ける人はいません。
昔だと、「会長」といえば、地域を牛耳っている有力者。そんなイメージありますよね。
「会長」は仕事も責任もあるし、対外的な会議にも参加しなければなりません。
PTAと同じで、「会長」職なんて、拒否されることが多いからです。
だからこそ、誰でも出来る自治会活動を目的に・・・
さて、納涼会ですが・・・・
前述したように、テーブルやコンロなどの道具類も必要です。少しずつ揃えていきました。
シート、テーブル、焼きとり用コンロ、椅子、ドリンクコーナー用子ども用プール等々は自治会専用の小さな物置があるので、そこに保管しています。
下はお知らせのちらしと参加申し込みの中身 です。
持ち物コップ、お皿、箸、幼児用のフォークなど、お手拭き、ゴミ袋(持ち帰り用)
過去には食堂のように、あらかじめ、焼き鳥などを紙皿に盛り付けておき、自分で取りに来るというスタイルでしたが、環境に優しいエコを取り入れるために自治会ではゴミになってしまう紙皿などは用意せずに、各自が食器やコップなどを持参します。
最近では100均で売っている、親指を入れて使う、コップも置けて取り皿にもなる、BBQトレイが人気です。
お一人様の料理焼きそば 焼き鳥2本 つくね1本 フランクフルト1本
★生ビール、かき氷、ドリンクは基本飲み放題。
レンタルで本格的に*50人以上は参加するので、屋台で使うような大型のものをレンタルしています。
・生ビールは業務用の大きなレンタルサーバーで
氷冷式なので、氷の塊を乗せて使う野外用のサーバーです。コックをひねって、自分なりの泡を作ります。
・焼きそばは、業者からプロパンガス・大きな鉄板を調達
台付きの大きな鉄板で多人数分焼くので、豪快、そして旨い!
・かき氷の機械もレンタルと本格的
電動式のかき氷器。シロップを何種類か揃えています。作りたてのかき氷は旨い!
・焼き鳥やフランクフルトは炭を使ったバーベキューコンロを2台用意(自治会所有)
係二人が汗だくで焼きます。すぐには焼けないので、納涼会が始まる前から仕込んでおかないといけません。
参加申込用紙には書かれていること
みんなで協力・助け合い・納涼会を盛り上げよう!!◆災害訓練を兼ねた納涼会です。いざ災害が発生した時のために知恵を出し合おう!
◆係の人出が足りません。下記の参加項目のどれか一つに参加していただけると助かります。
◆参加項目に氏名(フルネーム)をお書きください。後日、役割分担表を配布します。
参加項目 (希望する係に申し込みます)・清掃 9:30~10:30
・会場設営 13:30~14:00
・焼き物係 14:00~
・焼きそば係 14:00~
・ドリンクバー係 15:00~
・生ビール係 14:00~
・かき氷係 15:00~
・子どもゲーム係 16:40頃スタート・エコすいか割りゲーム係 17:30頃スタート
・参加賞品渡し係
・配膳係(焼きそばなどを配る) 14:00~
・ゴミ整理係(焼き物の準備とゴミ管理) 14:00~
・洗い物・持ち帰り係(台布巾、配膳トレー等、持ち帰って洗う)
と、たくさんの係で構成されています。そのため、スムーズに会が進んでいます。
高齢者の皆さん! 椅子席あります! 若い自治会員さんと顔見知りになりましょう!
高齢者に限らず膝が悪くて座れない方も多くなりました。椅子なら楽に座れるので、椅子も用意。
飲んで・食べて・おしゃべりで
ご近所力UP!の〇丁目
まずは納涼会で顔見知りに!参加費: 大人600円、小中学生100円 未就学は無料
人数分の食材(本数)を前以て購入するので、当日の参加は不可。また、不参加でも返金はなしです。
とにかく、自治会の方々が集まって、準備や片付け、そして、ワイワイやることで親交を深め、顔見知りになることが狙いです。
★名札の代わりに名前が印刷してあるシールを胸に張っておきます。
顔や名前をおぼえてもらえば、こんな人たちがこの地域に住んでいるんだということで、防犯、そして災害時にも役立つということです。
役員たちは事前に近くの市場に行って、焼き鳥や野菜などの食材を買ってきます。それを当日までに、各家で分担して保管しておきます。
焼きそば用のキャベツ・ニンジンなどは切っておきます。
当日、雨にならないことを願っています。
はじめの頃の自治会の会員たちは高齢になってしまったので参加は数えるほどですが、最近では、新しく引っ越して来られた若い方々の参加 (役員も) も多く、自治会活動も充実してきました。
特に小学生以下の小さな子供も増えたので、みなさん納涼会を楽しみにしています。
ただ、こういう自治会活動では、奥さんたちは班長が回ってくることもあり積極的に参加していますが、年配の男性陣は遠慮がちで、清掃活動にも顔を見せません。
昭和世代って、地域の活動にはあまり熱心ではないようです。
それとも、仕事人間だったために地域に溶け込めないのかもしれませんね。
高齢になったら、より地域と触れ合うことって大切なんですが・・・・
追記 : 2023.7.20
指定ごみ袋に記名…名なしだと回収してもらえない!? 島根の自治体で半数超が義務化 マナー違反抑制するも…賛否の声
7/20(木) 6:40配信 まいどなニュース記事から抜粋してみると・・・
5月下旬の早朝、出雲市の自治会長の男性(59)はごみ収集所を厳しい目で見回していた。自身が自治会長を務める地区では、住民が持ち回りでごみ収集所の管理をし、違反があれば担当者がごみ袋を持ち帰り、分別を行うことになっている。
ごみ袋に記名があれば、違反者に直接注意を促すことができるため「記名は分別やごみ出しのマナーの意識を高める効果がある」と話す。地区内でこれまでに目立った違反は出ていないという。
同市ではごみ袋への記名は義務だ。記名のないごみ袋は原則回収せず、袋に貼り紙を付け記名を促す。市環境施設課の安田弘和課長は「分別に不備があった場合に誰が出したか特定できる」と意義を話す。
こういう自治会もあるんじゃ、大変です。
うちの地区では、指定ゴミ袋に入れて、自分の玄関前に置いておくだけです。
ゴミ集積所は、とっくになくなりました。
でも、地方だと、集積所一か所にゴミを集めた方が収集時間も経費も減り有効的なんでしょう。北九州も近くの集積所に出して、カラス対策のネットを被せていました。