夏の自治会の納涼会では屋台などにある鉄板と台、プロパンガスをレンタルして、焼きそばを毎年作っています。大きな鉄板で両手を使ってジュージューと焼く焼きそばは美味しいです。でも、ここ数年、コロナ禍もあって納涼会は中止。
ネットには焼きそばのレシピはたくさんあります。材料や焼き方も様々。そして、どれも美味しそうです。 ネットの普及によって、いろんな料理が紹介されるようになって、嬉しい限りです。
でも、逆にたくさんあり過ぎて選ぶのが大変です。
肉や野菜の後に麺を一緒に炒めると全体の温度が上がらない・・・ということで別々に炒めるケースが多いですね。さらに、麺が先か後か。
KAGOMEの「激うま!ソース焼きそば」でも、やはり別々に炒めています。
つまり料理人の経験値や好みの違いでしょうか?
近くのスーパーで買って来た焼きそば。
肉や野菜をいためた後に、焼きそばを乗せ、蓋をして蒸し焼きにする。
そして、麺をほぐしながら、ソースを振りかけて混ぜ合わせる。
これが材料。キャベツ・ピーマンは少なめです。豚肉もパックの半分(70g?)
*ピーマンは縦に細切りすると、繊維に沿って切るので苦みが少ないとか。
レシピでは、これ以外にもいろいろな材料を使っています。
フタでは量が多すぎて作れないので、今回はポットを使用します。
油を入れて、キャベツを炒めます。火は弱火。この後にピーマンも加えました。
この時は全くこびりつきません。
それらを取り出し、肉を炒めました。
でも、火をつけたままだったので、フタが熱くなり過ぎたのでしょう。こびりつき始めました。箸で剥がしながら、火を調節 (かなり弱火)して、こびりつかないように炒めました。
豚肉の色が変わったので取り出しました。
ここからが袋に書いてあった作り方と違うところ。
ネットのレシピにあったように、いったん麺を水洗いしようとしたら、ぽろぽろと麺が千切れ始めました。「まずい!」と思って軽く水に浸して、すぐに水分をキッチンペーパーに吸わせました。この麺は洗ってはいけないようです。常温に戻し、水などかけずにそのまま調理すればよかった。
油を入れて麺を入れ、あるレシピにあったように、焦げ目をつけようと思いました。
火は弱火でしたが、焦げ目どころではなく、容赦なく麺がこびりつき始めました。こうなったら、どうしようもありません。麺が底一面にくっついてしまいました。
麺に付着していた水分の関係かなー?
(以前、フライパンでチャーハンを作った時のようです。経験のある方はわかりますよね)
その後、しばらく蒸し焼きに。
肉と野菜を戻し、ソースを入れて軽くかき混ぜました。
とりあえず完成です。野菜などの具が少なかったので、量はこの程度です。
フタが小さいので溢れそうです。ポットのまま食べてもいいかな? それだったら、もう少し具の量を増やせます。
味はというと・・・、美味しいです。
ただ、鉄板では焼いてはいないので、カリッとはしていません。鉄板で焼くのとは調理方法が違うので仕方ないですね。
クッカーはというと、悲惨な状態になっていました。火が強かったか?
木べらで取ろうとしても固まっていて、全部は取れません。そこで、しばらく水に付け置きし、木べらで少しずつ剥がしました。
最後は、これ! ⇩
ステンレスのへらだと簡単に剥がせますが、アルミに傷がつくので、金属に優しい「カード」でこすりました。意外と簡単にこそぎ落とすことができました。
奇麗になったでしょう?
今回、麺をこびりつかしてしまったことが大失敗です。片付けの手間が増えてしまいました。実験しておいて、よかったです。これがキャンプ場だったら・・・
麺のレシピ通りに、野菜や肉を炒めた後に、その上に麺を乗せたまま蒸し焼きにし、そしてソースを絡めればよかったんですね。
そうすれば、クッカーと麺が接することなく、こびりつかせずに済んだわけです。
でも、この方法で焼きそばが作れることがわかりました。
鉄板で作る焼きそばとは違いますが、トレック900で作る、簡易焼きそばと言うことで・・・ペヤングで十分じゃないの?
次回再挑戦します。