rmenx’s blog

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三菱冷凍冷蔵庫 MR-E50R③ 冷蔵庫の修理完了 =修理編= 追記 : 請求書が届いた 7.13 その後は順調です

上の記事からの続きです⇩

 

修理開始

当日、業者から午後から伺うと電話がありました。

もし、修理不可能なら諦めますが、何とか早く直してほしいもの。

期待したいです。

 

そして、業者は少し早めにやって来ました。

熟練者という風体でした。

 

まずは、「ここだろう」と、故障個所を図に書いて説明してくれました。

ネットで水漏れについて調べ、冷蔵庫の内部の画像も見たことはあります。水漏れの原因箇所も頭に入っているので、なんとなく話を理解できました。

 

業者の説明では、エバポレーター(熱交換器、細いパイプがたくさん並んでいる) の下にある、V字型に傾斜している部分に氷が張ってしまったり、そのため、その中央にあるドレンパイプが詰まっていると。

図にすると、こんな感じです。

本来、図のように下に流れる仕組みなのに、穴が詰まってるので、溢れた水は手前側 (ドア側) に流れてしまいます。

その水が、さらには冷凍室の真下にある野菜庫に落ちて、そして、冷蔵庫外に漏れるということでした。

 

そして、床に傷つかないようにと厚手の布を敷きました。

いよいよ、分解修理開始です 

電源は入れたまま、冷蔵庫の位置もそのままです。

 

下は、参考にさせていただいた「KENTONブログ」さんの記事です。我が家と同じ症状でした。その記事を読んでいたので、なんとなく手順が頭に入っていました。

 

我が家の冷蔵庫は一番上が観音開きの冷蔵室、中段に冷凍室・製氷室、そして、一番下段が野菜庫になっています。


中段の冷凍関係の引き出しを全て外しました。

 

「ピッピー、ピッピ―」という音が鳴り続けている中、底板やパネルなどを手際よく外していきました。

それぞれの部品はネジなどでとめられているだけなので、簡単に外すことができます。

 *これなら自分でも修理出来そうな感じがしました。

この銅のパイプ。何でしょう? 触ると暖かかったです。聞けばよかった。

 

下は製氷機を外しているところです。これさえ外してしまえば、背面に見えている大きなパネルに辿り着くことができます。

 

ネジやクリップなどをどんどん外していきました。

素人がやる場合は、ネジなどを外した場所をメモしておいた方が良さそうです。

 

これが外した製氷機。氷を作る製氷皿が見えます。

 

すっきりした庫内。

送風口がいくつも並んだパネルの奥に、エバポレーター(熱交換器)が隠れています。

作業が続きます。

ちょっとボケてしまいましたが、そのパネルを外したところ。

そして、左上のコネクターを数か所外しています。

これが外した大きなパネルです。中央にファンが見えます。

 

ようやく冷却装置が見えてきました。

 *冷蔵庫は冷えているので、この冷却装置は故障はしていません。

 

画像では見づらいですが、やっぱり、この冷却装置の下が凍っていました。

中央にうっすらと見える穴は氷づけのため見えづらくなっています。

 

この氷さえ溶かしてしまえば元通りになると思います。

だからと言って、マイナスドライバーなどで無理に氷を剥がそうとすると、部品を壊してしまう恐れがあるので、氷の下の部分を溶かして持ち上げる方法が有効です。 

 

お湯で溶かしてもよさそうですが、業者の方は高温のスチームクリーナーを使っていました。

その先端にパイプをつけて、そのパイプを氷に向けて蒸気を吹き出し、氷を溶かしていました。

蒸気が立ち上っています。

 

氷の除去作業が終わりました。

ボロボロになったアルミシートは、粘着剤付きのアルミシートで新しく張り直されていました。

 

ライトで照らすと、今まで詰まっていた穴が鮮明に見えました。

これが本来の姿。

 

この後、説明のためにと、小さなペットボトルに水を少し入れて、この穴に水を流し込んでみました。

すると、水はたまることなく、穴に吸い込まれていきました。

その穴の先は「野菜庫」の奥の〇印につながっていて、冷蔵庫下部に排出されていきます。

 

水が流れたということは穴が貫通した証拠で、無事に修理完了です。
その後に、製氷室の製氷皿がくるっと回転して氷が落ちる様子を実験してくれました。

 

作業している傍で、ずっと作業の様子を見ていました。作業していた方はやりにくかったでしょうね。

でも、部品の外し方、氷の除去方法、貫通した証拠も見せてもらえたので、とても満足です。

 

ただ、2010年製と古い型なので、基盤や製氷機などの部品はないそうです。

水漏れが直ったとしても、他の重要なパーツが壊れたら修理は不可能。その時こそ買い替えです。

でも、とりあえず、水漏れがピタッと止まったので、原因は凍ったことによるつまりだったんですね。原因が分かっただけでもスッキリしました。

 

費用はというと・・・・

持ってきたアイパッドが起動せずに、その場では分かりませんでしたが、修理代¥7,000、作業代¥3,000 それに消費税という説明を受けました。

後程、請求書が送られてくるはずです。

 

とにかく、もっと費用がかかるだろうと思っていましたが、それほどでもなくホッとしています。

作業時間は1時間半ちょっとでした。

そして、なによりも工作好きな自分としては、一連の分解 & 修理作業を間近で見ることが出来たことは感激です。

 

もし、今回と同じ原因なら、ある程度の工具やスチームクリーナーが揃っていれば、自分で修理が出来そうですよ。

☆我が家同様に、冷蔵庫から水漏れして困っている方の参考になればいいなと思います。

 

おまけ

冷蔵庫のドアを開け、この部分に磁石を近づけると、ドアを閉めた状態になり、ライトが消え、ファンも止まります(左写真)。

磁石を取り除くと、ドアを開けた状態になり、ライトが点き、ファンの音が聞こえます。

そして、冷蔵庫の横の壁面に触れると、暖かかったです。

 

それにしても、Yahooニースつまらないです。

毎日、ざーっと表題だけを見てスクロールしていますが、同じ人のニュースばかりあるし、以前載った記事が再び現れたりと。車だと、GTRやトレノなどの絶版車や高級車ばかり。

また、ウケを狙ったわざとらしい記事も。

じゃあ、見なきゃいいだろう。

そう、だから表題だけでスルーしています。

 

7月13日に請求書が届きました。

部品交換がなかったので、修理代¥7,200、作業代¥3,000 の¥10200で済みました。

消費税を入れても、¥11,220 。

この値段で、冷蔵庫が元のように使えるなら、安いものです。

ただし、今後に重要な部品が壊れたら、新しい冷蔵庫に交換するしかありません。

 

★2024年4月14日現在、水漏れもなく順調です。

何の心配もなく、使っています。

作業代もそれほど高いわけでもなく、水漏れが発生したら、すぐに修理をした方がいいですね。

ホント、修理して良かった!