普通の目玉焼きです。
ただし、下にはハムが隠れています。
ハムエッグ
フライパンでハムを軽く炒めて、その上に卵を落としますが、なかなかハムのど真ん中には乗ってくれずに、ハムの脇に流れてしまいます。
そこで、箸で黄身の周囲の「濃厚卵白」をそーっと移動させて、ハムの中央に来るようにし、しばらく箸で押さえるという方法で対処しています。
これは失敗作。
ゼリーのような「濃厚卵白」が言うことを聞いてくれません。
普通に乗せただけなので、黄身が真ん中に来ませんでした。
ハムの上に乗らないのは、フライパンが凹んでいるのか、家そのものが傾いているのか? 理由は分かりません。
ということで、ある時は、ハムが卵の上に来る「逆乗せ」をしたこともありました。
これは、「エッグハム」かい?
卵ポケットの効果は?
そこで、今回はハムの中央にあらかじめ穴を開けておき、そこに卵が引っかかって中央に留まるのではないかと考えました。
「卵ポケット」です。
「たまごポケット」と言うと、あの「チキンラーメン」で有名です。
最近では「Wたまごポケット」に改良されています。
《日清食品》
とにかく、乗せた卵が「チキンラーメン」の真ん中の凹みに落ち着くようにと考案されたもの。
平仮名で「たまごポケット」です。
我が家の、「ハムの中央に卵を!」というのと、同じ考え方です。
でっ、どうしたの?
つるつるのハムの上に卵を乗せても流れてしまうし、ハムの真ん中だけを凹ますわけにもいかないので、ハムの中央に適当に穴を開けて窪みを作ってみました。
穴は軽く二つに折ったハムをハサミで切っただけのいい加減な大きさです。
穴の大きさもバラバラ。
ちょっと見、穴が大きいのは「寛永通宝」?
一つずつ卵を乗せていきましたが、矢印の卵だけ中央から流れてしまいました。
そこで箸で中央に来るように押さえながら焼きました。
上の穴と比べてみると、動いた卵の穴は小さかったように思います。
つまり、穴が小さすぎて「濃厚卵白」が引っかからなかったということ。
ある程度の大きさの穴でないと、卵の「濃厚卵白」を引き留めては置けないようです。
でも、穴を開けておくと、ほぼ中央で止まるので、この「卵ポケット」
意外に使えるかもしれません。
と思ったら、実践している方いました。
同じことを考える人、いるんだー
なーんだ、最初からネットで調べれば良かった。
*いやいや、人に頼らず、自分で考え出したんだから偉いでしょう?(笑)
下の方は道具を使ってまん丸い穴を開けています。クッキーの型抜きが使えそうです。〇型ではなく☆型もよさそう。でも、どうせ卵で隠れてしまうので、何でもいいのかもしれません。
《画像は下の記事から引用》
何?、こういう手もあったか?
ハムを二つに切り、その間に卵を落とす方法。
《画像は下の記事から引用》
この方も、ハムの真ん中に卵が来るようにと考えられたんですね。
恐れ入りました。
さらに調べていくと、4枚に切って手裏剣型に並べるとか、
こちら3枚に切って並べ、その真ん中に卵を入れて・・
みなさん、いろいろと工夫されています。
《上の画像は、[ポイントは切り方]ハムエッグの黄身を「真ん中」に焼く裏ワザより》
*一番簡単なのはハムに穴を開ける方法です。
ただ、我が家では一度に三人分、四人分の目玉焼きを作るので、27㎝のフライパンに乗せるにはハムに穴を開ける方法しか考えられません。
しかし、自分でよく考えついたなーと思ったのに、やっぱり他にも考えていた方がいるなんて驚きです。
みなさん、「卵を真ん中に!」と悩まれていた証拠です。
最後に、このハムエッグ丼、作るのにちょっと手間はかかりますが、旨そうです。
やっぱり見た目が大事ってことですかね。