我が家にはお姫様はいませんが、雛飾りは毎年行います。
こういうの、タペストリー?というのでしょうか? それとも吊るし雛?
間違っても座布団ではありません。
まあ、それはいいとして、布で作られたお人形です。
縫いぐるみとも言います。
今では可愛いキャラの縫いぐるみ雛もあるようですが、キャラではねー。
横から見ると分かりやすいです。
とてもシンプルです。
どこに飾るか?
壁に飾るように作られているので、とりあえず玄関近くの壁に取り付けました。
住宅事情もあり、今時、段飾りは大き過ぎて、後々の処分も困るでしょう。
息子がまだ小さい頃の話。
妻がまだ会社勤めをしていた時に、同僚の実家が人形屋だと聞いて、わざわざ出かけたんですね。
娘の同僚だと知ったご主人から、
「どれでも好きなの選んで?」
と言われました。
「好きなの選んで」と言われても値段が気になりますしね。
それほど広い店内ではありませんでしたが、所狭しと並んでいた鎧兜を見て回りました。そして、その中から質素な鎧兜を選びました。
お値段は10数万円でいいというので、その額で支払いましたが、実は40万くらいするものだったそうです。
「〇〇作」と作家の名が刻まれています。
今なら、ネットで買える時代なので、大量生産品ならほぼみな同じ。
でも、作家が作る鎧兜はその作家によって違うし、実際に、自分の目で大きさや色や質感を確かめてから買った方がいいです。
五月人形ってピンキリです。
正絹を使い、所々に金箔が貼られている、伝統工芸品は高価です。
この方ではありませんが、こんな感じに一つ一つ手作りしているので、高価になってしまうんでしょうね。
この鎧兜。金箔に、直接、手が触れないようにと手袋をはめて組み立てていました。でも、大変なので飾る機会があまりありません。
飾ったのは数回。
今時、こんなに豪華なのは必要ないでしょ。
そして、こんなにも高級だと処分するのももったいないです。どうしましょう?