[TARO WORKS] 3D リアル カーボンシート 152cm×30cm 銀 シルバー
ロール状になっていて、幅が30㎝、長さは152㎝もあります。失敗してもやり直しがきく長さです。
これを天板に貼りつけます。
少し大きめにカットします。(大きすぎると作業の邪魔になります。かと言って、ギリギリだと、角を温めて引っ張るときに、つまむところがなくなってしまい、作業しにくくなってしまいます。
シリコンオフで脱脂をします。
前回、書いたように強く引っ張りながら貼ると、あとで縮んでしまって隙間が空いても困るので、中央から順にゆっくりと貼りつけました。
ここまでは簡単。問題はここからです。
前回書いたチェックポイント。赤丸は難しいだろうと予想される個所。
最初の難関は、角の丸み。
ドライヤーで温めて引っ張ります。温度に注意。あまり熱すぎると・・・
引っ張ったところは皺になっていますが、赤丸部分がきちんとしているのでOKです。
長すぎて作業の邪魔だったので、天板に沿ってカッターで切ってしまいました。
綺麗でしょ!
ここの丸みはなんとかクリアーしました。(前と側面はフレームに半分くらい隠れてしまいます。)
次の難関。
ヒンジの角に皺が・・・上のように丸くしないといけなかったのですが、うまくいきません。最初のように、もう少し長く引っ張ればよかったのかもしれません。
それと、コの字型の部分の処理。
コの字型の部分は切って折り込もうと試みましたが、折った部分が短いのか、粘着力が弱いのか、うまくくっつきません。みなさん、どうされているのでしょう?
仕方ないので、カッターで真っすぐに切ってしまいました。
うまくいかなかったところもありますが、これで液晶とフレームを元に戻しました。
片方を嵌めた後に、もう片方を・・
天板に貼ったシートがフレームの内側に隠れるので、綺麗に見えます。
ところが、背面は天板とフレームが上下に触れているだけなので、シートを真っすぐに切っておく必要があります。(シートを内側に折り曲げておいた方がよさそうです)
いつのまにか気泡? 目立ちますね。押さえたら消えましたが、再び膨らみました。
写真で言うと、この溝の上側にいくつか気泡らしきものが現れました。こんな貼り方では、参考になりませんね。もっと綺麗に貼らないと。
「どうしてだろう」
考えてみました。
中央からシートを貼り始めましたが、この溝のところで爪で線を入れました。その後に丸みを出すためにシートを強く引っ張りました。たぶん、その引っ張ったせいでシートが伸び、溝から剥がれてしまった。その後、溝を作るためにシートを押し込んだ。たぶん、その影響ではないでしょうか。
SZ5のように、ここに溝がある天板は注意が必要です。
これから、シートを貼ってみようと思われている方は、はじめに丸みのあるこの部分 (①) から貼り始めた方が良さそうです。そして、貼り終わったら、溝を作り、そして中央 (②) へと進む。最後にヒンジのある部分へと貼って行けばいいかと。
とりあえず完成。遠目で見ると綺麗です。
細かいところを見ると粗がありますが、普通に使うにはこれで十分。
しばらく使ってみます。シートの剥がれとか、気がついたら、また報告します。
筐体自体がシルバーなので、天板がシルバーでも全く違和感がありません。むしろシルバーの方が馴染んでいますね。
自分で言うのもなんですが、シルバー、なかなかカッコいいです。
このまま製品化してもよさそう。それぐらい似合っています。
これがブラックやレッドだったら、天板だけういてしまったでしょう。カッコ悪いです。
天板外し、角の丸み&コの字型の処理はたいへんでしたが、擦り傷が見えた天板よりも綺麗になったし、とても満足しています。「Panasonic」のロゴがないのが残念。
カーボンシートはなんといっても値段が安いのがお得。まだたくさん余っています。
シートが傷がついたり、剥がれても、また「貼り直しが出来る」という楽しみが残っています。
《Panasonic Let's Note CF-SZ5PDY6S ⑦ カーボンシート貼りつけBに続く⇓》