前回、カーボンシートを貼ってみましたが、溝の部分がたるんでしまって目立つ、目立つ。
これ、ひどいでしょ! ラインが真っすぐではなく凸凹。気になってしょうがありません。
そこで、もう一度シート貼りにトライしてみました。
分解・・・・フレームの上の左右の隠しネジを外します。次にフレームの間に爪を入れて少し隙間が出来たら、へらを差し込んで・・・これでフレームと天板が分離します。
へらでやってもよかったんですが、ここは爪でやってみました。人間って、素晴らしい道具を持っているんですよね。使わない手はありません。
ヒンジの奥にもへらを差して・・・フレームが割れないように慎重に!
天板・液晶パネル・フレームと分解できました。さすが二回目。作業が早いです。
キーボードの上にビニールを敷き、液晶パネル、そして段ボールで覆ってテープで固定します。ここで「液晶割れ」なんてことになったら泣くに泣けません。
元のシートをゆっくりと剥がしていきます。
ここ、切れていますね。気になっていた、あの部分です。
そして、いよいよ再チャレンジ
前回の記事と重複しないようにしていますが・・・シリコンオフで脱脂。
作業は、①②③の順に行いました。
①裏紙を少しだけ剥がして折り畳み、作業開始。
ここで難しいのが、丸みの部分。ドライヤーで熱して引っ張ります。周囲も温めてしまうと、周囲も皺になってしまいますね。局所的に温めた方がいいようです。
このくらい丸くするといいみたいです。
注意深く溝の部分を凹ませます。引っ張りながら行うと、後になって伸びてしまって、溝が消えてしまうと困ります。きちんと溝を作ってから、中央へシートを移動させました。「レッツノート SZ5・・・」には、この溝があるので面倒です。
指を左右に動かしながら、気泡が入らないように注意を払います。引っ張らなくても自然に貼ることが出来ます。
1㎝以下の気泡なら、その気泡を強く押していると、やがてエアが抜けます。今回は二か所、その方法で気泡を抜きました。「エア抜き溝使用」も伊達じゃありません。
背面まで貼ったら・・・、シートが長すぎたのでカットしました。
背面の処理。前回は切りっぱなしでしたが、今回は折り返しています。ポッチの出っ張りの部分はシートをカットしておきました。(写真はカット前です。)
カードを使って穴の位置を確認。(印をつけるつもりが破けて穴が開いてしまいました)
穴の位置に注意しながら、カッターで切リ取りました。
余分なシートを切って取り除き、フレームを取り付けて完成です。
と思ったら、シートに厚みがあるため、シートがフレームに引っかかって、入りません。
前回うまく入ったのになー。そこでフレームを再び外側に広げて、なんとか押し込みました。
ところが、溝に沿って微妙に膨らんでいます⇓ あとでたいへんなことに・・・
この溝はつけなくてもいいかもしれません。つけるとしても、全て貼り終え、フレームも取り付けた後に、この溝を温めて凹ます? 試してませんが、こんな方法も考えられます。
右側はきちんとしています。
前回失敗した場所は今回も少し皺が・・・ここもフレームと干渉しています。ここの方が難しいです。ヒンジをバラして天板だけで作業すれば、もっと綺麗に貼れるかもしれません。
やっぱり素人だとうまくいきません。経験不足もあるのでしょうが、カーボンシートって、まるで生き物みたい。扱いが難しいです。
でも、多少気になる部分もありますが、今回の方がよりうまく貼ることが出来ました。
角はあまり目立ちませんし、天板が綺麗に仕上がっていればいいのかもしれません。
シルバー。やっぱりいいですね。気に入りました。
もともとのシートは大きい (152㎝x30㎝) ので、12インチ程度の大きさのパソコンだと、4枚分貼ることができます。
ただ、「もう一度貼ってみるか?」と問われたら、「勘弁してください。」と答えます。
レッツノートのCF-T8だと溝もないし、もっと綺麗に貼れそうです。
★同じようにカーボンシートを貼ってみようという方は、前回の記事も参考にしてみてください。でも、けっこう苦戦しますよ。
おまけ : やっぱり、溝の部分がこんなに膨らみ、しかも波打ってしまいました。なんてこった!
そこで、指で平らに修正した後に、ドライヤーで温め、しばらく押さえ続けました。 すると、少し膨らみが目立たなくなりました。こういう方法もあるんですね。
でも、しばらく経ったら、少し膨らんでしまいました。左の写真ほどではありませんが・・・やっぱりダメかー。仕方ないです、我慢しましょう。
そして、気が向いたら三度目に挑戦します。