現代の車はシガーソケットはあるものの、シガーライターと呼ばれる着火装置がないものばかりです。
現在、タバコは嫌われていますからね。
以前は、刑事ドラマ=たばこは代名詞でしたが、今はタバコ=悪。
嫌われ者になってしまいました。
先日、Amazonプライムで見た、ジョン・トラボルタの出世作「サタデー・ナイト・フィーバー」
どこでも、どんな時でも彼は吸っていました。
「探偵物語」もしかり。
昭和のドラマや映画では普通のことでした。もちろん外国映画でも。
職場でもスパスパ。そして職場で酒を飲むのも普通でした。(笑い)
知り合いにも喫煙家は多いし、近所では、かなりの方が吸っている光景を見かけます。それも玄関先で。
室内では奥さんから咎められるんでしょうね、室内がヤニ臭くなるし、壁も本もヤニ色に染まっていまいます。
玄関の階段に座って寂しそうに吸っています。
父はヘビースモーカー (フィルターなしのしんせい) だったので、父の部屋はヤニ色に染まっていました。集めていた本の背表紙なども薄茶色に変色していました。
ヤニ公害です。
以前は、ガソリンスタンドに給油しに行くと、「灰皿は?」と店員さんがそうじしてくれたんですけど。
そして、灰皿の中に玉ころの消臭剤まで入れてくれたりして。
今はセルフだし、店員さんもそんなことは言いません。
最近の車は灰皿さえもついていません。
だからでしょうか。車からポイ捨てする現場を時々見かけます。
やめましょう、そんなこと!
さて、今乗っている車は、禁煙車です。
車内にはドリンクホルダーにすっぽりと入るタイプ灰皿を積んでいますが、車がタバコ臭くなってしまうので、車内では使いません。
吸わせません。
この灰皿。
いつ頃、買ったのでしょう?
もう10~20年ぐらい前のものです。
メーカーも分からないし、製品にも何も書かかれてはいません。
さすがに長期間車に乗せたままだったので、蓋の部分にひび割れが出来てしまいました。
すぐさま割れて使えなくなってしまうことはありませんが、気になったので修理してみることにしました。
捨ててしまえば済みますが、修理することがおもしろい!
本体にはカーボン調シートを自分で貼っています。
蓋を開けるとカパッと開き、中のLEDが点灯します。
それにしても、暑い真夏も車内に放置していたにも関わらず、このLEDライトといい、充電池といい、長持ちしています。壊れません。
蓋を外して小さなネジを緩めます。
ひび割れがこれ以上進んだら大変です。
とりあえず接着剤で補修。
点灯スイッチはこれ。蓋が全開すると点灯する仕掛けです。
蓋の裏側。上の部品と合体させます。
ひび割れた隙間を接着しても少しの段差が出来るので、パテで埋めた後に塗装するべきところですが、わざわざパテを買って・・・
そこまでお金をかけるのも嫌なのでパテは止めました。
タミヤのパテなら¥500くらいですが・・
普通にマスキングをして、艶消しのブラックを塗っておしまいです。
ひび割れた部分は見えます。
もっとヤスリ掛けをすれば目立たないのかも知れません。
でも、もう使わないし・・・
貼り付けたカーボン調シートの剥がれは全くないし、このカーボン調シート、とにかく長持ちします。
太陽電池も内蔵バッテリーも生きています。
さすがに車内で使うモノとあって製品寿命が長い製品です。
ただ、小銭入れにもならないし、灰皿以外に使い道がないので・・・やっぱり直す必要はなかったか?
Yahooニュースにシガーライターや灰皿の記事があったので追記で載せました。