rmenx’s blog

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Amazonプライムビデオ 「項羽と劉邦 鴻門の会」 & 「代立軍 ウォリアーズ・オブ・ドーン」

前回紹介した、

天意 レジェンド・オブ・キングダム 2020年

「エピソード46」と長かったのですが、ようやく見終えました。

前半は戦乱の世の激しい闘いが繰り広げられていましたが、後半の女羲(じょぎ)との闘いの辺りから、戦国のイメージがなくなりSFの世界へ。

なんともまあ、「こんなものかー」という終わり方でした。

 

そして、次に見始めたのが、

項羽と劉邦 鴻門の会(字幕版)2020年

暴政をふるう秦国を倒すため、若き名将軍の項羽と彼に加勢した劉邦は自軍を従え進軍した。先に秦を攻落して新皇帝になろうとした劉邦項羽に命を狙われ,宴席「鴻門の会」で陳謝。楚の覇王として権力を増す項羽に対し、漢王の座に甘んじる劉邦を支えたのは項羽軍から寝返った韓信だった。

Amazonプライムビデオより》

 

 

歴史に疎いのでこの時代背景など、よく分かりませんが、レビューには詳しく書かれている方が何人もいるので、とても参考になりました。

画面全体は暗く、回想などもあって初見ではよく分かりませんが、項羽と劉邦はカッコいいし、虞姫と呂稚も美人さんです。

 

そして、次に観たのが、

代立軍 ウォリアーズ・オブ・ドーン(字幕版) 2017年 

1592年に壬辰倭乱が勃発し、王である宣祖は若き後継者 光海君にその責務を押し付け明へと避難する。残された光海君は義兵を集めて戦うため遠方の江界へ向かうことに。彼の護衛をすることになったのは、生活のために他人の軍役を代わりに担う「代立軍」と呼ばれる農民たち。

敵からの攻撃は激烈を極め、命の危険を感じた仲間たちからの反対の声が高まるなか、代立軍のリーダーであるトウは最後まで光海君を守り抜くことを決断する。

Amazonプライムビデオより》

 

レビューよりいくつか引用

1592年、豊臣秀吉の朝鮮征伐によって、日本は20万の大軍を以て朝鮮半島に進出した。
現在の王は明国に援軍を要請に行くと、かこつけてサッサと逃げだし、一人取り残された
世子(ヨ・ジング)が思いもよらず王としての代役に抜擢される。
この物語はこの哀れな世子とそれを護衛する代立の雇われ兵たちのお話です。

後半、砦に立てこもった世子軍と加藤清正の軍勢との戦いが見物となります。
命がけで秀吉軍から国を守ろうとする代立兵たちの戦う姿は、痛々しさのなかにも
清々しさを感じさせるもので印象的だった。
それと、ヨ・ジングにこういう役をやらせたら右に出る者はいないね。

軍役を課せられた金持ちが身代わり(代立)を軍役に出すことができた朝鮮王朝時代、女真族と秀吉軍の侵略に悩まされていた朝鮮王朝は、国王宣祖が首都の漢城から義州まで落ちのびた間、庶子で次男である光海君を世子として朝鮮国内で戦わせた。この映画は、その光海君に従って戦った代立軍と、彼らから学び育っていく光海君の物語である。
代立軍の連中の台詞が味があり、光海君に従っている武人や両班(貴族)達の台詞の酷さとの対比が素晴らしく、代立軍のリーダー役であるイ・ジョンジェがいつもどおり存在感がある。
台詞が現代に通じる庶民の悲惨さをうまく表しているところも、ただの史劇ではなく良かった。

父王に秀吉軍との抗戦を丸投げされ、失望のあまり生きる気力を失った光海君の命を救った代立軍のリーダー、トウがステキです。非力な光海君を諭し、時には叱咤激励して王たる自覚を促していく姿は優秀な上司や父親のよう。トウもまた光海君の純粋で真摯な人柄に惹かれていきます。また、ひたすらに忠義を尽くす忠臣達や、個性豊かな代立軍の仲間たちとの人間模様も見どころです。
代立軍や農民たちと共に戦った経験が、後の大同法(民の税の負担を減らす法律)へとつながっていったのでしょうか。こういったところも光海君は実際には暴君ではなかったのでは?という新たな歴史的解釈に沿った物語となっているように思います。
光海君の不安や恐怖、絶望を経て王になる決意を見出すまでの劇的な変化を、細やかな表情や声色で見事に演じたヨ・ジング君。若干20歳ですが、今回もベテラン俳優との共演でいい仕事をしています。

なかなか見ごたえのある映画でした。