rmenx’s blog

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Space fire ST310専用ソロキッチン 遮熱板 日本製 (アルミテーブル)1.2②レビュー 追記あり

 

ST310専用ソロキッチン【ST-310用遮熱板アルミテーブルモデル】

が届きました。

 

こんなクリアーのバッグに入っています。 

黄色い線がほぼA4サイズの大きさ。フィールドホッパーは広げると、この天板がA4になります。

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A4サイズではない

これが中身。

収納ケースがやたらと大きいでしょう? ケース自体はA4サイズ超ですが、天板の収納サイズは31cm×16cm×2cm。もっと小さいケースで間に合いましたね。

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ということで、柔らかい収納ケースを天板に沿って折り曲げてしまえば、17㎝ほどに小さくなります。フィールドホッパーと比べて、5㎝ほど幅が広がるだけです。

ですから。収納サイズはA4以下です。

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さっそく組み立ててみました。

説明書によれば、天板だけをST-310に被せてから行うように書かれていますが・・・

 

テーブルの端の細いスリット (切れ目、隙間) に脚を差し込みます。これは簡単。きつくはありません。

天板左のスリット側の細いアルミ部分。細すぎるので変形しないかと心配でした。

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天板を掴 (つか) んで持ち上げても脚が落ちることはありません。

工作精度がいいんでしょうね。しっかりと固定されます。

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問題はここから。

この四角い穴に差し込もうとしますが、簡単には入ってくれません。

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説明では、二つの脚を差し込んだら、「天板の上から四隅をグッと押さえます。」とありました。最初なので固いです。

力いっぱい押すと、アルミが曲がってしまいそうなので、ゆっくりと四隅を押しました。

こんな風に穴に嵌(はま)ります。

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テーブルの完成です。

このまま天板を掴んで持ち上げても脚が外れることはありません。

グラグラすることもありません。

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ST-310の上に被 (かぶ) せてみました。ただ被さっているだけなので、テーブルを持ち上げると、ST-310はそのまま残ります。

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テーブルの下から、ツマミが顔をのぞかせています。

つまみと点火スイッチは少し奥まったところにあるので、ちょっと操作しにくいかもしれませんね。

表面の バイブレーション仕上げ がいい味を出しています。

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バイブレーション仕上げ

バイブレーション仕上げとは、ステンレスの表面の仕上げ種類の一つです。
(無方向性ヘアライン研磨仕上げ)
ランダムな研磨模様を施すことで、傷を目立たなくするだけでなく、「使い込まれたモノ」に宿る味わい深い風合いを表現します。《TOTO

バイブレーション仕上げは見た目を綺麗に仕上げるのではなく、わざと研磨模様をステンレスの表面に付ける仕上げ《DENHOME》

アルミの表面処理は「ヘアーライン」が多いですが、この製品では、わざと波状の模様をつけて光沢をなくし、落ち着いた雰囲気を出しています。

縞板よりもお洒落で品が感じられるのは、この仕上げを施したからですね。

 

カセットボンベの底はテーブルより2㎝ほど奥まったところに。

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スノピのオゼン(幅29.7㎝)に乗せたら、このテーブル(幅31㎝)の方が少し長かったですね。

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同様にフィールドホッパー(幅29.7㎝)よりも長いです。

天板の裏側 (マットメタリック加工) には、防傷シートが貼ってあるので剥がさないといけません。

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ところが、プレスの際に下側になっていた部分なので、少しバリが・・そして、その部分にシートが残ってしまいました

切断面に小さいバリ。白く見える部分がシートの残りです。

切断面の全てについています。

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バイブレーション仕上げとマットメタリック加工 

「お好きな面を上にしてお使いください」とあります。表と裏で雰囲気が変わります。

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試しにST-330に取り付けてみました。

脚を曲げないと入らないので、たいへんでした。とりあえず脚三か所を入れ、最後の一つを力任せに入れてみました。天板の穴よりも7mmくらい下にバーナーが来ます。

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このままだと、天板に炎が当たってしまいそう。

この遮熱板はST-310用なので、脚が内側に大きく曲がって、五徳の先がバーナー中央にいくにつれて下がってしまい天板に触れています。

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このまま火をつけ鍋を置いたら、アルミの天板が熱さられて危ないかもしれません。

使わない方がいいですね。

 

このテーブル。組み立て式なので脚がグラグラするだろうと思っていましたが、意外にガッチリと固定されていて安定感があります。

また、天板を突き刺している脚が「風防代わりになります」とあるので、多少の風は防いでくれると期待しています。 

テーブルの大きさは奥行きが16㎝なので細長く、ソロクッカー+αを乗せるぐらいの面積です。あくまでも、これは遮熱板なのでしかたないでしょう。

このテーブル 兼 遮熱板単体で使う場合でも、他のテーブルに乗せて使う場合でも、ガスボンベ上のデッドスペースがなくなるので便利なことは言うまでもありません。

 

頻繁にST-310を移動することはないでしょうが、移動させる場合は、ST-310の脚を上から掴むか、ボンベとST-310の脚を同時に持って移動させるか、そのどちらかでしょう。

それと、厚みが2mmのアルミ製なので力を入れすぎると曲がってしまう恐れがあります。扱いはくれぐれも丁寧に! 

でも、天板のつなぎ目も模様もなく、すっきりとしていて物凄くカッコいいです。f:id:rmenx13:20200812065350j:plain

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この製品を使用すれば、ガスボンベへの輻射熱が遮 (さえぎ) られるので、ST-310本体とCB缶を分離するための「CB缶⇄OD缶 互換アダプター&マルチガスホースホース」は必要ありません。

さらに、ボンベ分離型のST-330も必要ないかもしれません。

 

ただ、工作精度が良すぎて、組み立てる時と分解する時に時間がかかります。

心配なのは・・・

使い込んでいくうちに差し込みやすくなるでしょうが、アルミ製なので柔らかい。

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幅4mm、高さ2mmの小さな突起です。

小さな四角い穴に入る、この突起が、やがて摩耗し、ゆるゆるになってしまう可能性もあります。結合部分が小さいし、厚さはたった2mm。

差し込みやすいのは有難いですが、脚がグラグラするのは困ります。

心配が現実に・・・ゆるくなった!

何度か抜き差ししてみました。

最初は固くて差しづらかったのに、だいぶ緩くなってしまいました。テーブルもガッチリ固定されていたのに・・・

テーブルを動かしてみると、これだけ動きます。これは穴に差し込んだ突起が摩耗した証拠です。ちょっとグラグラしすぎですね。すぐ外れてしまいます。

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反対側 (バーナー側) の脚も・・・穴からスポっと抜けて、脚が床に落ちてしまいました。特にバーナー側の穴がゆるゆる。これはダメだー!

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素敵なデザインだったので飛びついたのですが、予想通り結合部分が小さく華奢過ぎました。こんなに早く緩くなってしまうとは驚きです。

ということで、お勧めしません。(この個体だけかもしれませんが・・・)

でも、処分するのも惜しいので、組み立て式としてではなく、がっちりと固定してしまって据え置き型として使おうと思います。

※現在はこの製品は製造中止になっており、在庫分が販売されているようです。

そして、改良された、新製品が販売されています。

でも、ソロキッチンの方がデザイン的には好きだったのですが・・・ 

※販売元のフラトショップとは、Space fire のBASEショップのこと。

BASE(ベイス)とは無料でネットショップを開設できるサービスのことです。 システムなどを提供しているのはBASE株式会社

あまりにグラグラしすぎるので脚を固定することにしました⇩

 

 

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