このチョウがこんな枯葉交じりの場所にいると見分けがつきにくくなります。
写真ではかなりアップにしてありますが、実際は全くどこにいるか見当もつきません。
チョウが飛び立ったら、どこに止まるか目でしっかりと追い、そーっと近づいて、そしてシャッターを切るのがコツ。でも、いきなり望遠にするとチョウを探すのはたいへんです。(高望遠だと被写体を探すのに苦労します。)
ミヤマセセリの成虫は春だけに見ることができるようで、交尾し幼虫になると、幼虫のまま冬を超すんだそうです。ですから、見頃は今です。
散歩は許されているからでしょうか、近くの雑木林を訪れている方が多かったように思います。
春の花・・・カントウタンポポ
我が家のオトコヨウゾメとそっくりですが・・・
スミレ
チゴユリの群生
クサイチゴ
ツツジ。花の時期はこれからです。
シャガ。これは近くの家の庭に咲いていたモノ。昨日の写真はロングだったので、アップを載せました。不思議な模様、とても綺麗です。
まだまだ、サクラも・・・
散歩されている方が多いと言っても、あまり草花には興味がないのか、さっさと通り過ぎていきます。
こんな花も今の時期だけなんですけどね・・・・
※雑木林が管理されるようになったため、人間様が優先されるようになりました。草ぼうぼうだった原っぱも、年に数回草刈りされて綺麗に。きっと市民が苦情を寄せるのでしょうね。
でも、原っぱに生える草や花に集まる虫たち、とくにチョウにとっては一大事です。蜜を吸いたくても花はなく、卵・幼虫・蛹 たちは軒並み草刈り機でやられて・・・・
普通に生えていたカナムグラ、スミレ、スイカズラ、スイバ、ギシギシ・・・・
ベニシジミやキタテハ、ツマグロヒョウモンなどは見かけなくなりました。
木々は剪定されないので、木々の葉を食草にしているチョウが生きながらえています。テングチョウやミドリシジミ、ウラナミシジミ・・・・、
こういう雑木林では草木の管理がメイン、訪れる方々がメイン。
だから、そこに暮らしている昆虫たちのことはあまり考えられてはいないようです。
それが残念。