植物を所狭しと地植えしてしまうと、庭の奥まで入り込めなくなって、植物を管理したり、雑草を抜く時に困ります。 (広大な土地なら問題はありませんが、我が家は狭い)
鉢植えなら簡単に移動できるので楽ですが、自然界に鉢植えの植物なんて存在しないし・・・
ズカズカと踏んでも良い植物なら遠慮なく植物の上を歩くことが出来ますが、そうでない場合は、隣家との境まで行けるように、通路を設けておく必要があります。
写真は南西側。ウメの上側が隣家です。
ウメの下にはスミレやヤブコウジが生えていますが、他の雑草も浸入して来ます。この場所の雑草を抜くにはウメの木の下まで入り込まないと抜くことができません。
右側にはミヤマシキミやハナイカダ、ノカンゾウ、オトコヨウゾメが植えてあるので、こちら側からウメの根元まで行くことは出来ません。
そこで、白いラインのような通路を作り、ここを通って隣家との境まで行くのです。
そうすればウメの木の下に生え始めた雑草を楽に抜くことができます。
木の板や石を置けば済むことですが、景色に溶け込まないのでやめました。
雑木林っぽいスミレの咲く道。
また、南東側には池があり、春蘭やエビネなどが植えられています。
でも、矢印の場所は、特に何も植えてはいません。
ただ、ここを管理するためには、池を跨いだ後にフェンスにしがみつきながら、雑草を抜いています。この場所は狭いので、抜くのは大変です。
でも、定期的に抜かないと雑草だらけになってしまいます。このドクダミを除去しました。
植物を植える時は、後の管理 (新しく植物を植える、剪定、雑草抜き、水やり等々) が楽に出来るようにと、通り道を作っておくことをお勧めします。
今は小さな株だからと安心していても、意外と植物の成長は早いので、10年後、20年後の事を考えて植えた方がいいと思います。
そのくらいの年数が経つと、庭も落ち着いてきます。
我が家は約30年経ちました。