タフスクリーンのデビューです。
説明書を見ながら、組み立て始めました。
ポールは色付けされているので、順番通りに組み立ててみました。
スリーブに通っていない、剥き出しのポールが最初に取り付けたポール。
テンションをかけて、ポールを少し曲げないと入りません。かなりの力が必要でした。まるで折れるかと思いました。
クロスしているポールも同じで、かなりの力を要します。細い緑色のベルトは外しておきました。そうしないと、どうしてもポールが差せません。
Amazonのレビューには「ポールが折れた」というコメントがいくつかありますね。
なんとか自立しました。30分以上はかかりました。
このままではテントが外に広がってしまうので、緑のベルトを繋ぎました。
とりあえず外側は完成。
一人で設営できるようですが、二人でも混乱していました。次から、もっと短時間で設営できるでしょう。
付属の黄色いプラスチックペグは役に立ちません。
やっぱりスノーピークが強力。
特に、ここ「ふもとっぱら」は地面下に石がゴロゴロあるらしく金属製のペグでもなかなか差せませんでした。
※ゆるキャン△にテントを張る場所を決めるのに「ペグ」を刺して地面の様子を探るシーンがありますが、ここでそれをしたらテントを張る場所を見つけるのたいへんですね。
背面側はポールが通っている面がゆらゆらと動くので固定が必要です。
前面をメッシュに。ここから富士山がバッチリと見えます。
南側に日が当たったので、こちら側をメッシュにしたところ。
北風も避けられるので、こちらで焚火をすることにしました。
インナーテント下にグランドシートを敷いて・・・
インナーテントを吊り下げました。これは簡単。
サイドも止めて・・・
インナーテント内のベンチレーター。
リビングにつながっているAC電源用の穴。
ベンチレーター。同じ位置のインナーテント内にもあります。
インナーシート。クッションが効いていてます。あった方が絶対いいです。
リビング上部のベンチレーター。左右にあります。
風に弱い?
リビング側にスカートはあるものの、そのスカートが風でヒラヒラ。こんなに隙間が・・・冷たい空気が容赦なく吹き込んできました。
寝室はスカートなし。そこでスカート用の「グリーンシート」を細長く切って、クリップで取り付けました。
これがあるのとないのでは大違いでした。
説明書通りにきちんとたたむと・・・・・これでバッグに入れることができます。
この日は風が強く、テントが広がってしまい、たたむのに苦労しました。
雨が降らなかっただけマシでしたね。
*この後、もう一度使いました。焚火をやったのでテントは焚火臭くなってしまいました。また、乾すのもたいへん。ベランダいっぱいに広げて干して、そして畳む。これも大きいので手がかかりました。
まとめ。
・複雑な構造のためか、組み立てがちょっと面倒。ソロにはお勧めしません。
・また前述のとおり、ポールはかなりの力をいれないと差せないので、ポールを折らないように注意が必要です。
・片付けも、説明書通りにたたまないとバッグに入らないかもしれません。今回は説明書どおりに、しっかりと空気を抜いて小さくしました。
・さすがに4~5人用と広いテントなので、快適に過ごせます。贅沢気分を味わえます。
タープはいらないし、雨は防げるし、虫が入りにくい。(真夏の日差し避けでも、雨除けでもないのに、なぜかタープを張っている人がいましたが、強風の中では風除けにもならないタープを張る理由が見つかりません。屋根があると落ち着くのでしょうね。我が家のわんこと同じ。椅子の下に居ます)
おまけ
・車庫になる? インナーテントなしなら車も入ります。
・中でストーブを焚くことももちろん可能。
今回はトヨトミストーブ。木造8畳とはいえ、テントの広さゆえに寒さには歯が立ちません。周囲から伝わってくる冷気、風が地面から入ってくるし・・・・ジャンパーを着こんで過ごしていました。テント内は12℃ちょっと。中でガスコンロを使うと18℃に上昇。
テントが狭ければストーブの熱効率もアップし暖かいのでしょう。テントの高さが2m以上あるので、暖気はすべて天井に行ってしまい、天井だけムンムンしていました。また、インナーテントも広さゆえ寒いです。
このテント、春~秋~初冬ぐらいが適していますね。
・天井にフックがないので、ランタンスタンドがあった方がいいです。
・テントの天井・周囲の結露が物凄いです。朝、ストーブを点けたとたん、天井の凍った水滴が溶けて、「湯気が天井からポタリと背中に・・」状態でした。
見えますか? この水滴⇓
そんなわけで、初めて灯油ストーブを導入しましたが、隙間風とテントから伝わる冷気、暖かい空気が天井に上ってしまう・・・などのために、それほど暖房能力を発揮できませんでした。もっと強力なストーブが必要です。
ただ、外との気温差は全く違うことは感じました。やっぱり中に入ると暖かいです。
就寝中
息子はコットの上にいろいろ敷いて寝ていましたが、♯1の寝袋なのにジッパーが壊れているということで寒さに堪え切れなかったようです。
僕はというと、寝室内のインナーシートの上に薄い銀マット(クーラーボックス代わりに見かける薄い銀マットです)、さらにインフレータブルマット(そんなに膨らみませんでした)⇓
を乗せ、3シーズン用の安い寝袋の中に「モンベルのスーパースパイラル バロウバッグ ♯3」を入れて、その中に潜り込みました。もちろん、寒がりなのでライトダウン、下にも防寒着を着て寝ました。でも、寒い、寒い・・・深夜に目が覚めました。(初日は特に風が強く地面は凍っていました)
翌日、寝袋とモンベルの間に、さらに毛布を挟みました。中に入った時は暑いくらいでしたが、やっぱり深夜に目が覚めました。寝返りのために毛布がずれて隅に固まってしまっていたのです。防寒効果が薄れて寒い状態になっていました。
もともと「バロウバッグ ♯3」は快適睡眠温度は「0℃」まで。
しっかりした温度計は持っていきませんでしたが、たぶん氷点下にはなっていたと思います。地面は凍っていましたから。
もっと寒さ対策をしておけばよかった。
おまけ:リビング内より外を眺めると、まるで絵画。