前回、厚紙を使ったヒートパネルの型紙を紹介しました。先日シマホで買った0.5mm厚のアルミ板を使って、実際にヒートパネルを製作しました。
この型紙を使ってアルミ板に写しました。
型紙の周囲をなぞるので、ヒートパネルは少し大きくなりますが、気にならない範囲。
ハサミでカットします。穴はボール盤で開けて、裏からバリを取るために大きめのドリルを当てました。特に全体にやすりがけはしてませんが・・・試作品だから。
ボンベの脱着レバーを押すとバネに中央のアルミが干渉してしまったので、赤い線でカットしました。
ボンベが当たる部分は丸い棒を使って、アルミ板をしごいて丸みをつけました。・・・・
バーナーやネジ止めの穴、そしてボンベ部分を考えながら現物合わせ。
特にバーナーの下側にアルミ板が来るように、ボンベの外周にフィットするようにアルミ板を調整しました。ボンベが乗る底面部分は凹んでいるので、両面テープを二重に貼って高さをかせいでいます。
ボンベをはめてみました。
ヒートパネルの先端はバーナーの下側に来ています。外炎の温度は高いのでアルミが触れると溶けてしまうので、直接炎の当たらない部分に取り付けています。
ちなみにイワタニのヒートパネルはアルミ合金製のものを使っているんでしょうね。
ガスの少ないボンベを装着して点火してみました。数分後、火力が弱まったかと思ったら、「ボッ」という小さな音とオレンジ色の小さな炎が出て一瞬で消えてしまいました。
ボンベを振ってもシャカシャカという音はしません。
念のため、ユニフレームのガス抜きクリップを使ってみました。すると、一瞬「シュー」という音がしてガスが抜けました。音はしなくても、少しはガスが残っていたことになります。
《出典:ユニフレーム》