たくさんのアゲハの産卵が確認できたので、今年も飼育開始をしようと思います。
産卵されたら、やっぱり、飼育もしたくなるものです。
今まではペットボトルを切ったものなど、リサイクル品で賄って来ました。
下はペットボトル。
これはイチゴパックの流用。
上の容器でも飼育可能です (現に羽化させている)が、今回はまともな (笑) 飼育ケースを購入することにしました。
虫かごのようなものもありますが、小さすぎては窮屈だし、深すぎても葉の交換が面倒です。
かといって、ヤモリなどの爬虫類を買うわけではないし、そんなケースではもったいない。
条件は、ある程度大きくて、葉を入れやすく、葉の交換がしやすい浅型のものを選びました。
アイリスオーヤマ クリアビュー飼育ケース
浅型 ブルー CC-360L
《Amazon》
本体サイズ (幅X奥行X高さ) :36.5×21.5×15cm
本体重量:650g
内容量:4400ml
430L だと、本体サイズ (幅X奥行X高さ) :43×25×16.7cm 本体重量:960g 内容量:6800ml、ちょっと大き過ぎるようです。
こんな画像がありました。亀を飼育するわけではありませんが、飼育ケースの大きさが良く分かります。
蓋にスリットがたくさん開いていますが、これは塞いでしまった方がいいかな?
まさか逃げ出すことはないでしょうが、小さなうちは油断禁物です。
アゲハの飼育は初めてではありませんが、こういう飼育ケースでの飼育は初めての経験です。
ある動画では、大きめの使い捨てのプリンカップが使われていました。
プリンカップ860cc 10個入り。
昆虫飼育用プリンカップ 幼虫・成虫の小分けにとても便利なプリンカップです。 採卵した卵の隔離や初令幼虫の小分けなど、さまざまな用途にお使い頂けます。 幼虫・成虫を入れる際は、ガビョウなどでフタ上面に4、5カ所ほど呼吸用の穴を空けて使用して下さい。
フタ直径:128mm 底直径:102mm 高さ:98mm
価格は安いですが、送料がかかります。すると、値段が・・・
これをいくつも並べて飼育するんですね。
荷物が早く届いて助かった
注文した時は、「5月2日から5月4日までにお届け」ということで、「ゴールデンウィーク中かー」と、あまり期待していなかったのですが、Amazonの追跡情報をみると・・・
「荷物は出荷されました」としか表示がありません。
やっぱり・・・
ところが、佐川急便のページで直接検索すると・・・
「午後以降の配達予定のため、配達営業所にてお荷物をお預かりしています。」
下を見ると、近くの営業所には、すでに届いていたのでした。
Amazonの追跡は上の表示のままでしたが、佐川急便では「配達中」になっていました。⇩
そして、午後の便で無事に届きました。
注文したのが27日ですから、翌々日には届きました。嬉しいですね。
早くて助かりました。
産卵してからだいぶ経つので、そろそろ卵が孵化するのでは・・と心配していたからです。早めに荷物が届いてくれたらホント助かります。
それにしても、「5月2日から5月4日」が「4月29日」に届くなんて・・・
ところが・・・
Amazonのレビューにあるようにラベルが醜いです。
角を爪で剥がし始めましたが、なんとラベルが途中で破けてしまってダメ。
破けたところがケースに張り付いたまま。
それを剥がしてゆっくり剥がそうとするも、また破ける。この繰り返し。
どうやら紙と接着剤の質が悪いみたいです。
とうとう、こんな有様に。
この部分も何とか剥がしてアルコールを吹きかけましたが、白い部分が数か所残ってしまいました。
「オレンジピーリングジェル」も試しましたが、これでもダメ。
どんな接着剤、使ってんだ!
仕方ないので、ラベルの貼ってあった部分を後ろ側にして使います。
そして、もう一つのケースのラベルは剥がしません。
孵化しちゃった
アオスジアゲハ。孵化してしまいました。
とりあえず、葉への給水装置、作りました。
以前、目薬の容器(使い捨ての小さなもの)を使ったことがありますが、今回はエアポンプ用のチューブ。
チューブを切ったままだと水が流れ出てしまうので、片側だけ丸い竹箸を切って塞いでいます。
これなら、簡単には水がこぼれ出しません。
そこに葉の根元を挿し込んでいます。しばらくは、葉が萎れたりはしないでしょう。
ラップをかけて密閉して終わりです。
ただ、この方法だと、大量に葉を使う場合は大変なことになります。
「吸水というなら、生け花用のスポンジが使えないか?」
と、調べてみると、「スポンジが乾燥すると、追加での吸水ができません」とありました。
二度と使うことがないので、完全な使い捨てです。これではダメですね。
ということで生け花用のスポンジは使えないことがわかります。(毎回、新しいスポンジを用意すれば使えますが、大変でしょう?)
となると、身近なもので考えられるのは密閉容器。密閉容器の蓋に、茎が通るだけの穴を開けて、そこから挿し込めばいいのでは? 茎が倒れないように厚みも必要か?
密閉容器の容量が大きければたっぷり水を吸い上げることが出来そうです。研究の余地ありそうです。