地域発のローカルな映画は何本かあります。
だいぶ前の映画ですが、これも、そのうちの一つです。
詳しくはここ⇩
アクションものや刑事もの、会社組織もの、歴史ものなど、ギスギスした映画も面白いですが、たまにはほんわかした映画も落ち着きます。
三郎&薫シリーズ第一弾「万年筆」2012
偶然、電車内で出会った三枝三郎、49歳(渡辺裕之)と薫(竹内晶子)。赤いスポーツカー(BMW のオープンカー)をレンタカーで借りて、氷見観光もするという設定。
監督 : 市川徹。氷見の海の幸、阿尾城趾、夕日の海岸線、海鮮館に遊覧船、朝日山公園、湊川のからくり時計、あいやまガーテンなどなど氷見の魅力に触れる旅。街並、人の優しさが旅人を癒していく。
地方発ロードムービーの決定版!傷を背負った男と女。男は死に場所を求めて、女はつかの間の休息を求めて北陸のちっぽけな町にやってきた。
偶然出会った二人が、偶然同じ赤のオープンカーに乗り合わせて、万年筆のインクの匂いに誘われるように、偶然ちっぽけな旅をする…故渡辺裕之の主演シリーズ第一弾!©2012 フィルムコミッション氷見市映画支援会 レイツースリー
1時間12分
ネットにはあまり情報がないので、これ以上は書けませんが、地元民がたくさん出演しているので、台詞にぎごちなさはありますが、その地方を盛り上げようとする思いが伝わって来ます。
そう言えば「氷見カレー」ってありましたね⇩
同じ「三郎&薫シリーズ」は他にもあります。
三郎&薫シリーズ第二弾「桜田門内の変」2012
三郎&薫シリーズ第二段!渡辺裕之の悪徳映画プロデューサーぶりと、竹内明子の厚生省の女性官僚の村木氏顔負けの役人ぶりがみどころ。水戸に巨大なオープンセットを建設し、大ヒットした佐藤純彌監督作「桜田門外ノ変」の制作過程を題材にしたパロディー映画。
監督・主演は俳優の渡辺裕之で、これが初監督作。共演は竹内晶子、歌手のKATSUMIほか。第1回氷見絆国際映画祭で最優秀作品賞、最優秀主演女優賞受賞。©2012 桜田門内の変!?製作委員会 1時間23分
三郎&薫シリーズ第三弾「ハッピーメディアな人々」2012
福井県の丹南地区の情緒あふれる名所・旧跡、自然などが映画のところどころにちりばめられた、笑いあり感動ありの地方発「ロードムービー」!三郎&薫シリーズ第三弾は、かつて「高視聴率男」の異名を取っていた三郎と薫がことごとく対立。
しかし地域のため一心に番組づくりに取り組む薫の思いや地域の人々の温かさにふれ、三郎はケーブルテレビの役割や自分のキャリアを改めて見つめ直す…。 ©2012 丹南ケーブルテレビ
株式会社・株式会社Rei23 1時間33分
三郎&薫シリーズ第四弾「TAKAOcan Dream」2013
富山県高岡市と富山サンダーバーズの全面協力の元“夢に向かってがんばる人々”の心温まる映画が生まれました!夫の急逝に伴い、球団社長に就任した薫の球団に元大リーガー、サブローが入団。
日本プロ野球界への復帰を目指すサブローだが、不慣れな環境に戸惑い、悩み苦しむ。一方、球団経営に悩みながらもサブローの活躍を祈る薫…。果たして勝利の女神は微笑むのか?!©高岡町おこシネマ製作委員 1時間34分
《画像と説明はAmazonプライムビデオより》
シリーズだというので、ついつい四本続けて観てしまいました。
渡辺裕之と竹内晶子のコンビ。なかなか愉快です。
白井貴子の歌もぴったり。
その地域の歴史や観光地、店等の紹介もあり、一度行ってみたくなる映画です。
少ない予算という制約がある中で、市民参加の映画ってローカルな感じがして、なかなか面白かったですよ。