以前、こんな記事を書きました⇩
スノーピークのアルミパーソナルクッカーと形がほぼ同じなので比べてみた記事です。
現在は廃盤?
大鍋の上下を入れ替えても、ピッタリ。
こちらは小鍋。
これも入れ替えが可能です。
違うのは蓋の取っ手の仕組み。
Soomloomチタンクッカーは広げるタイプでした。これなら、調理中などに「カクン」と垂れ下がることがありません。
それと、小鍋のフタのサイズ。Soomloomチタンクッカーの内径が微妙に小さく、自作の蓋が入りませんでした。
とは言っても、ほぼ同じといってよいでしょう。
つまり、スノーピークのチタンパーソナルクッカーとほぼ同じ大きさの製品ということになります。
こちらは、そのSoomloomチタン7点クッカーセットの紹介記事⇩
Soomloomチタン7点クッカーセットは下の画像のように600mlのマグとスポーク(スプーンとフォークが一緒になった、所謂、給食スプーン=先割れスプーンです)・ナイフが付いています。単純に価格の違いは表せませんが、スノーピークの方が実質¥230 高くなっています。
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黒皮鉄板のフライパンとスタッキング可能
アルミパーソナルクッカーと同じように、大鍋の下にスタッキングすることが出来ます。
重い黒皮鉄板と軽いチタン製との組み合わせなので、この組み合わせがベストと言いたいところですが・・・
でも、チタン製のフライパンでは炒め物などの焼き物は焦げ付いてしまい、上手く作れません。(自分が下手なだけかもしれません)
そこに、黒皮鉄板が加われば、黒皮鉄板を使って目玉焼きやウィンナ、肉などを焼くことが可能になります。焦げ付かせずに安心して作れるようになるというのは、余計な心配がいらないということです。
炊飯をすることを考えると?
キャンプで米を炊く場合は、アルミの方が間違いなく上手に炊くことが出来ます。メスティンでほったらかし炊飯が出来るように、アルミは熱伝導がいいからです。
でも、チタンだとそういうわけにはいきません。基本、炊飯などに不向きです。
ネットにはうまく炊けたという記事も見られますが、本当に誰でも気軽に間違いなく上手く米を炊くことが出来るのでしょうか?
クッカーというからには、調理が出来なければ意味がない
せっかく焼き物のために黒皮鉄板のフライパンとスタッキングしたとはいえ、チタンクッカーの熱伝導性の低さのために、炊飯などがしづらく、お湯を沸かす程度になってしまうのは、あまりにも惜しいです。
家庭でも調理しやすいフライパンや鍋を使っている筈。いくら、キャンプは不自由を楽しむものといえど、きちんと調理できなければ意味がありません。
軽いだけでチタン製を選ぶと後悔します。誰でもどこでも気軽に簡単に調理できるクッカーが一番ふさわしいクッカーなのです。
そう考えると、やっぱり黒皮鉄板と組み合わせるのは、アルミパーソナルクッカーの方がベストということになります。