水生植物を植えた鉢ごと沈めておいたのですが、いつのまにかエビなどが全滅していました。
網ですくおうとしましたが、かき混ぜられて泥水になってしまいました。
この飼育鉢は 12Lと圧倒的に少ない水量です。それゆえ、水の汚れで生きていけなかったものと想像しています。
植木鉢ごと沈めたので、土が飼育鉢に入り込んでしまっていたのです。それでなくても、土埃が外部から侵入します。
室内の水槽では、砂利などを敷きます。水槽には土は入れませんよね。
入れる場合は、ソイルと呼ばれる人工的な土。
でも、ソイルも土なので時間とともに崩れてしまいます。年に一回ほどで交換する必要があるようです。
研究室で生まれたメダカ飼育専用の「赤玉土」のお話
「メダカ水景 ろ過する赤玉土」を入れたメダカ水槽⇩
発生した微粉末量の比較(左:「ろ過する赤玉土」、右:「園芸用赤玉土」)⇩
《いずれも GEXより》
上のグラフを見ると、一般的な園芸用の赤玉土に比べて、崩れにくいことが分かります。この場合は、ろ過器は使わず赤玉土だけで水を浄化しています。
ただ、ソイルにしても赤玉土にしても、いずれは崩れてくるので、投げ込み式のろ過器を使っていれば吸い込んでしまいます。ろ過器を使う場合には、やっぱり土を使わない方がいいようですね。
というわけで、それ以来、アナカリスだけを入れて、投げ込み式のGEXのろ過器を投入し、様子を見ていました。
さて、この水槽、どうしましょう?
暖かくなったら、再びエビなどを入れてみようと思います。
ひょうたん池で効果が絶大だった、投げ込み式の下に「水鉢」を敷くこと、ろ過器に垂直に「パイプ」を取り付けることを試してみようかと思っています。
効果的だったこと
水鉢を置く・・水槽内に土埃が溜まっていても、土をろ過器が吸い込みにくくしてくれます。
パイプを取り付ける・・煙突効果で水量が増し、ろ過器がより効果的になります。
土は吸い込んでいないようですが、フィルターはかなり汚れています。
池の水で濯 (すす) いでみたら・・・かなり汚れていますね。
水が冷たい!
こちらにも、水鉢を沈めてみました。ちょっと目立ちますけど。
そして、このまま見守ります。
関連記事⇩
「ビオトープに土を入れてはいけない」という記事⇩
さて、カラタチの枝で池の周囲を囲っていますが、カラタチの枝が折れていることに気が付きました。
カラタチは風化しているので、折れやすくなっていますが、風で折れたとは考えにくいです。
カラタチをとめていたペグから外れていました。
もう一度、外れにくい根元に取り付け直しました。
もっと良い方法はないのかな?