山中湖でキャンプを始めた3人。昼間は新しく買った椅子や暖かい飲み物で楽しく盛り上がっていましたが、夕方になってマグの中身が凍り始めたのを知って、ようやく尋常でない寒さに震える三人。
標高が高いので、気温も全く違います。スマホも寒さで早々とバッテリー切れ。
山梨県内で観測した最も低かった気温
1984年2月8日に山中湖で記録した氷点下22.2度。2番目に低かったのは1936年1月31日に河口湖で観測した氷点下22.1度。富士山周辺はやはり冷え込みが厳しい。とりわけ山中湖は、2014年12月から2015年2月の間において、1日の平均気温が氷点下の日が47日。2月10日には最低気温氷点下16.2度を記録するなど、県内一寒い地域。夏は全国有数の避暑地としてにぎわう観光地が一変、冬はいてつく寒さ。まさに「県内極寒の地」。
ちなみに山中湖村の標高は約1000メートル。甲府地方気象台によると、山に囲まれ風が吹きにくい上、富士北麓の他市町村と比べ標高が高いため、とりわけ気温が低くなるという。なお、山中湖での観測が始まったのは1977年から。戦前から行われていれば、最低気温はもっと低かったかもしれない。
《富士山Net》*先日、北海道の旭川市で-25℃でしたから、寒いです。
寒いと、スマホのバッテリーが弱くなるのは気のせいではない!
雪国でのEV車の使用を躊躇うのはそのため。
あおい「うちら、ちょっと冬キャンに慣れ始めて、油断しとったのかも・・・」
あき「すまん! あたしとしたことが、気温とか、そういうの全然調べてなかった・・」
あおい「とりあえず、何ができるか考えよう?」
*あきは、初日の出の時も失敗しているし・・・ちょっと、そそっかしいところもあって自信過剰気味。でも、誰もあきを責めないのが、ゆるキャン△.のいいところ?
こうなるはずでしたが・・・
《Amazon》
強力なカイロをわざわざコンビ二まで買いに行ったり、管理所に行って薪を買おうとしたり・・・でも、結局、薪は買い損ない・・・
*まず、薪の確保が先決でしょうけどね。
その後、近くにいたキャンパーの好意で、薪ストーブのある暖かいテント内で、鍋などをごちそうになりました。(アニメなので、出来好き・・)
《Amazon》
リンは山中湖の気温を見て担当の先生に連絡。その先生も心配して駆けつけました。
リンだったら、知識もありそうだし、慎重に行動できたかも。
しかし、実際に近くにキャンパーがいなけければ、どうなっていたでしょうね。
キャンプをあきらめて、近くの店や宿に避難していたでしょうか。
レビューでは、
冬キャンプは上級者向けコンテンツです
2期も期待を裏切らない優しく穏やかな時間が流れます。
少しづつ装備品を集めたり経験を積み、工夫をする楽しさは
誰もが通る道で微笑ましくもありますが1期から感じていたのは「どうして冬キャンプは人が少ないのか」描写が少なかった点です
キャンプ泊は日中だけと違い、夜の気温も考慮しなければなりません
たとえ真夏でも標高が高い山や湖面を渡る風が冷たい場所は防寒着が必要です
近年のキャンプブームで貧弱な装備・知識不足で安易に冬キャンプに臨み
6話では事故寸前で、偶然にも親切な人に助けられましたがこんな騒ぎが
実際に多発しているようです。もしこの作品でキャンプに興味を持ったなら
十分な知識を持つ人にアドバイスを求め、自然を楽しんで欲しいです。
とありました。
1月に行った富士では、-になるかならないぐらい。-15℃は、それをはるかに超えた気温です。重装備、薪ストーブなどの暖房を用意しなければ無理ですし、危険です。
そういう意味では、今回の第6話は「真冬キャン」のいい警鐘になりましたね。人気作品ですから、大勢の方が視聴されている筈。警鐘を鳴らすために、そういう設定にしたのかもしれません。
原因は・・
〇女子高生の軽いノリ (*この子たちの・・・かな?)
〇グループだから、「みんなで渡れば怖くない」的、大胆さ
〇ネットや雑誌からの情報は知識ではない!
〇キャンプ地の情報をしっかりチェック! (近くの娯楽施設も大事ですが、今回は標高)
〇そして何よりも絶対的な経験不足
ということでしょうか。
*アニメを見て、「これは、けしからん!」と言うのは野暮かもしれませんが、みなさん気をつけましょうね。
次の回では、なでしこが「ソロキャン」らしいですが、大丈夫でしょうか?
最近、キャンプ関係の動画、増えています。
「キャンプ飯」で検索したら・・・
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E9%A3%AF
こんなにたくさん!
人真似が嫌いなので、誰かの真似をすることはしたくありませんが、
みなさん真似されて、次々とアップしているんですね。
これだけあるんじゃー、もう完全に、おなか一杯! ご馳走様状態です。
キャンプを始める方にとっては、良い時代になりましたが、でも、キャンプする方が増えれば増えるほど、「ソロキャン」がだんだんと遠ざかってしまいます。
それにしても、動画の真似をして、我も我もと俄かキャンパーが冬キャンに繰り出すと・・・自然を甘く見ない方がいいです。真冬キャンはもっときついですよ!
下手すると、「自己責任」では済まない事態にも。