いつもの散歩道。
川の傍を通ると白い鷺 (サギ) が目に入りました。コサギです。
そもそも、「シラサギ」という名称はなく、全身が白いサギ類の総称だそうで、実際はダイサギ・チュウサギ・コサギに分類されています。
遠くからでも目立ちます、白い鳥は。それしても美しい!
この地域にはダイサギ・アオサギ、そしてコサギが棲んでいます。
コサギは小さいし、嘴 (くちばし) が年間通して黒く、しかも脚の指が黄色なので、すぐに見分けがつきます。
水面をじっと見つめるコサギ。水中の動くものを凝視しています。
狩りを始めるようです。
この後、川に入り、狩りを始めました。
この動画を見ると、狩りの仕方がよくわかります。《1分27秒》
川上からだと、流れの方を向いている魚たちに自分の存在がわかってしまうし、歩くたびに落ち葉や泥が流れてしまって、獲物が見えません。(誰に教わったのか、そういう狩りの方法を知っているって、すごいです。)
そこで、川下から、そーっと川上に進みながら、脚を小刻みに震わせ、川底の落ち葉や石、泥を動かして、その中に隠れているだろう小魚や虫たちをおびき出しているのです。
落ち葉や泥に隠れていた小魚たちが慌てて飛び出してところを一瞬にして捕えています。
ネットを見ると、脚を動かして狩りをするダイサギもいるようですが、以前見たダイサギもアオサギも脚は動かしませんでした。
想像ですが、ダイサギもアオサギも背が高いので水面を俯瞰できます。だから、水面下にいる魚を簡単に見つけることができるのかもしれません。
それに比べてコサギは背が低い。水面を見渡せないので、脚を動かすという小技を使わないと捕まえられないのでしょう。嘴を水面ぎりぎりに構えて餌を捕っています。
さて、どんな生き物を食べていたのでしょう?/p>