rmenx’s blog

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ポリプロピレンの接着 食品ケースに使ってもいい?

ザル付き 薬味保存パック  サイズ:直径11.2×高さ8.5cm

ザルが便利そうです。

ところが、「これっ、ひび割れ?」

やっぱりひび割れでした。

これでは使えません。

即、返金手続きをしました。しばらくして、メッセージセンターに返信が届きました。

・・・・全額返金手続き(自動的に処理されます)をさせていただきますが、返送も不要でございますので、ご安心くださいませ。

この度は本当に申し訳ございませんでした。

失礼致します。

ということでも返品はしなくていいことになりました。ホッとしています。

 

でも、もったいないので、接着してみようと思いました。

原材料は「ポリプロピレン

ポリプロピレン」は加工性がいいので、こういった容器で使われることが多いです。でも欠点として、

・対候性が悪く、直射日光など紫外線による劣化が早い
・接着がしにくい
・印刷しにくい

これって、普通の接着剤ではつかないようですね。

 

そこで、例の接着剤を使ってみることにしました。

いつもの、「ボンド ウルトラ多用途S・U プレミアムソフト クリヤー」

Amazon

上を見ると、ポリプロピレンやポリエチレン、アクリルなども接着できるようです。

 

さっそく試してみました。

だいぶはみ出していますが、これで大丈夫でしょう。

 

食品用に使っていいの?

ただ、接着したものの、食品を入れる容器として使っていいものかは分かりません。


でも、製造元のコニシの「商品Q&A接着剤・補修材」には、

Q:コップやお茶碗などの食器の割れやヒビは接着剤で直せますか?
A:安全性の確認ができていませんので飲み物や食べ物が直接触れる場所には使用しないでください。

とありました。

こういう「ポリプロピレン」は食品用の密閉容器などに使われることが多いと思いますが、食品が入れられないのは残念です。

食品衛生法適合していないのでしょう。

コニシに質問したところ、その日のうちに回答が届きました。

「・・・弊社の製造販売しております接着剤製品は、石油化学原料を使用した工業製品です。恐れ入りますが、環境や使用者様に対して配慮しているものの、食品衛生法に規定される試験は元より、人体に対する安全性の確認試験等を行っておりません。

また、化学物質に対する感作性は人それぞれであるため、弊社といたしましては「口に入れる」、「皮フに触れる」に関連する接着の用途に対しては、ご使用をお控えいただくよう、ご指導させていただいております。

今後とも弊社製品をご愛顧いただけますと幸いに存じます。」

と丁寧な説明をいただきました。

【感作性】 個体をある抗原(感作性物質)に対してはじめてばく露することで、その結果として免疫反応により抗体(免疫グロブリン)が体内に形成される。 後にその抗原にばく露されると抗体が存在することにより、初回よりはるかに強い免疫反応(アレルギー反応)が生じる。《厚生労働省

工業製品ですからね、仕方ありません。

ということで、食品以外の物入れに活用したいと思います。(ザルと蓋だけは使えそう)