rmenx’s blog

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虫やとかげが溺れないように! 溺れ防止対策をしてみた  追記あり★

池に落ちた虫やとかげ、カエルでさえも溺れると言います。

もみじさんの記事⇩  ヌマガエルは這い上がれないのだそうです。

 

それは池の縁がほぼ垂直で、しかも滑るので這い上がれないのです。

今まで、いくつもの虫たち、とかげが溺れました。

発見が早く救い出せれば助かりますが、ずっと池を見張っているわけにはいきません。

 

ただ、池の水が満水状態なら、助かる確率は高いです。

でも、いつも満水とは限りません。(雨で水が溢れないようにと水抜き穴があるので、実はひょうたん池は満水にはなりません)

もみじさんの記事にあるものは、重しとネットとフロートという構成でしょうか?

製品化されているという事は、使っている人がいるんですね。

池にフロートを浮かべて (ここにもネットがついている)、フロートに上がって来たカエルがさらに上のネットに飛びついて・・・というものらしいです。

簡単に設置できるのはいいですね。

我が家の池には、上記の装置は設置出来そうもないし、なんせ目立ちすぎて・・・

 

そこで我が家流の、溺れ対策をすることにしました。

以前は寒冷紗を垂らしたりしましたが、今回はもっとガッチリと取り付けたいと思いました。

 

以前の記事⇩ この時は寒冷紗を垂らしていました。しかも、石を乗せただけだったので、簡単にずれたりしたのでイマイチでした。

 

今回使用したのは網戸用のネットです

網戸用のネットは、一年中、そして何年間も太陽光に晒されるので、耐久性は抜群です。と思います。

外から室内が見えにくいようにとシルバー加工。反対側はブラックです。

 

取り付け方法

水面に浮いている虫などを対象にしています。

蒸発や雨などで水面の高さが多少上下するので、通常の水面よりも下に網戸用ネットを入れておきます。

欲を言えば、水面に少しだけ島のように突き出していると摑まりやすいのですが・・・

とにかく、ここまで辿り着いてくれさえすれば・・・

使ったものは、3Mの両面テープ

ドライブレコーダーやキャンプ用品などに使用。 屋内用・屋外用です。

少し分厚くて、時間と共に接着力が増していきます。レビューには接着力が弱い、剥がれたとありますが、我が家で使っているドライブレコーダーはがっちりとついていますよ。

「熱でガムみたいに柔らかくなり、ドラレコがユラユラゆれて、最終的に脱落してしまう。」って、ホントのこと?

強力に接着できるのは、すでに実証済です。

下はソト フィールドホッパーに取り付けた例⇩

薄い緑色のフィルムを剥がすと透明になります。

細く切った網戸用のネットで池の周囲全て貼り付けるのは作業上難しいので、部分部分で貼ることにしました。

ひょうたん池は周囲がカーブしています。

カーブしていても、両面テープを長く切って使えば問題なく貼ることができます。ネット状になっていますが、強く押さえれば剥がれることもなくしっかりと貼り付けられることが分かりました。

 

取り付けた個所

 

ひょうたん池は広い。

全ての側面に取り付けることはできませんが、1/2 程度に溺れ対策をすることにしました。

 

①の場所

側面を貼りました。切り取った網戸用ネットの長さいっぱいに両面テープを貼っています。

小さく切った両面テープをいくつか貼るよりも、画像のように長いままの両面テープの方がうまく確実に貼り付けられます。お勧め。

この両面テープ。貼り付けたら、すぐに固定出来るので便利です。

上面には二か所両面テープを貼りました。

★両面テープに接着剤がついているので、土や埃などが付着してしまう可能性もありますが、そんなこと言ってられません(笑)

ネットを軽く引っ張りながらたるまないようにして上面を貼り付けました。

そして、余分なところをハサミで切りました。

貼り終わりました。この場所で幅は30㎝ほどです。

分かりやすいように、画像を少し暗くしています。実際、遠目では目立ちません。

 

②の場所

こちらはくねくねと曲がっているので、上面のネットには何か所か切れ目を入れています。

そうしないとうまく折り曲げられません。

側面を貼りつけた後に、上面を貼っています。写真のように上面には切り込みを入れて貼り付けます。

 

③の場所

こちらはガムテープで固定した網戸用ネットを接着剤で固定しています。

でも、接着剤はすぐには固まらないのが難点。困りました。

側面が固まらないうちは、上面を固定できません。

実は、最初に作業したのが、この接着剤による固定方法。

でも、すぐに固まらないので、網戸用ネットが元に戻ろうとしたり、池と網戸用ネットに隙間が開いたり、網戸用ネットが剥がれて来たり・・・失敗でした。

 

そこで、両面テープを使おうと思いついたわけです。

さすがに両面テープは、即、くっつきます。強力です。

両面テープを短く切って貼るよりも、側面一杯に長いまま貼る (①のように) と、ネットが波打つこともなく奇麗に貼ることが出来ます。 *二度目、しつこい!

 

網戸用のネットの取り付け完了

数時間後に上面も貼り終えました。ここは両面テープで貼っています。

池が御影石調なので、この網戸用ネットだと目立ちにくいです。

これでとりあえず完成です。 (取り付けていない場所は上の画像を参照)

それほど目立ってはいないです。

これならヤゴ (いたとしたら) も上がることができそうです。

 

ただ、

・両面テープに土などが付着してしまう事。

経年劣化の影響で、どれだけ使えるのか

・両面テープを剥がす時、大変だろうなぁー

と、不安材料はいくつかあります。

 

でも、戸外で使うモノなので、多少の汚れなどは気にならないだろうし、4,5年ぐらいもてばいいかなぁーぐらいに考えています。

これで、いくつもの命が救われるなら。

 

 追記1 : 両面テープはガッチリとついていて、剥がれる心配はなさそうです。

 追記2 : ネットを取り付けられなかった部分は、ネットを石で固定して池の中に垂らしてみました。

丸い水槽も外側から二本垂らしておきました。

★対策をした後は溺れている虫たちを見かけないので、効果があったのかもしれません。

 

追記 : 2022.05.04_

バッタ君に実験台になってもらいました。水の上に浮かぶことはできます。

緩やかな流れに乗って、ミツガシワの葉に辿り着きました。

でも、葉が水面に浮いているので、それ以上は上には行けません。

同じように、緩やかな流れに乗って、今度はネットに辿り着き、上り始めました。成功です。

とにかく、ネットまで来れれば這い上がることが出来るという事です。

ネットの効果は絶大です。

 

追記 : 2022.05.14

濡れたためか、接着剤で張り付けた部分は接着剤が白く浮き出てしまい目立っていました。両面テープの方がいいですね。

 

追記 : 2023.03.19

たるんできたネットの貼り換え記事です⇩