夕立ちの後、涼しくなると思いきや、逆にムンムンと蒸し暑くなってしまいました。
夏の夕方、薄暗くなると、ひっそりと咲く花があります。
カラスウリの花です。
明るいうちは、こんな形の蕾の状態。少し開き始めています。
やがて、触手が伸び始めてきます。
周囲が薄暗くなってきた6時半ごろ。見事に咲きました。
まるでヒトデから触手がいくつも伸びたような雄花。まるで妖怪のようでもあります。
なんとも不思議な、そして妖艶な花。
雌花には、花粉を受けるめしべがあるので見分けられます。また、蕾の根元が膨らんでいるので見分けがつくでしょう。あいにく近くには咲いていませんでした。
この触手のような、細い糸状のモノはどんな役目をしているのでしょう?
一晩で萎んでしまうので、散歩の途中に見かけたら暗くなった頃、出かけてみてください。
素敵な花に出会えます。
我が家にもどこからか種が飛んできたのでしょうか、葉が伸びてきました。
花期は7~8月。咲いてほしいですね。(弦は邪魔ですが・・・)