いろいろな調理に使ってみて、このラーメンシェラカップの実力とやらを試してみたいです。
小さなシェラカップなら、取り皿代り、或いはビールを入れて飲むこともあるでしょうが、これは大きい。
しかも、取っ手がついているので、お湯を沸かしたり、煮たり、炒めたりするのに便利です。
前回は「目玉焼き」作ってみましたが、「目玉焼き」が作れるなら、他の料理も作れる筈。
ということで、
今回は「スパゲッティーを茹でる、ナポリタンスパゲッティーを作る!」です。
まずは、お湯を沸かし、スパゲッティーを茹でました。
水の量は適当。
たぶん、450m以下です。(ちょっと水の量が少なかったようです。もっと多い方が早く茹で上がります。)
沸騰したので、少量の塩を加え、100gのスパゲッティーを二つに割って入れました。
ガスコンロのタイマーは8分。中火です。(袋に表示してある茹で時間は7分)
水の量が少なくなってきたので、茹でるという調理ではなくなったことに気づき、お湯を足しました。
お湯が少なかったためか茹でるのに時間がかかり、9分くらいかかってしまいました。
麺の固さをチェックして、ザルに移し、オリーブオイルを垂らしておきました。
ということで、このラーメンシェラカップなら、茹でる調理は楽勝です。
もちろん、インスタントラーメンなら問題なく作れます。
そのためのラーメンシェラカップです。
ラーメンシェラカップを弱火で熱して、温度の調整しようとしました。
入れた水滴が水玉になってコロコロとフライパン上を転がっています。
でも、火が強かったためか、長い時間火にかけていたためか、空焚き状態になってしまい、ステンレスの変色が始まりました。
この短い時間内でモタモタしていたからでしょうねー。(撮影しながらはいけません)反省_(._.)_
*火にかけたら、油を入れて煙が立ってきた頃を見計らって調理開始・・・がいいかもしれません。そうすれば、変色することはありません。
ステンレスは空だきなど高温状態になった時、表面に「焼け」を生じ茶色に変色してしまいます。健康上も問題ないようですが、ちょっと失敗でした。
前回紹介した左のフライパンのように一部が茶色に変色してしまいました。
*温度管理のために、フライパンを持ち上げるとか、火から遠ざけるという手もあります。
でも、このまま調理を続けます。
油を多めに入れた後にベーコンを炒め、次にしめじを入れました。
へらで動かしてみると、こびりついていない証拠に、簡単に具材が動かせました。
次にピーマンを入れ炒め続けました。
そして、スパゲッティーを入れた瞬間、アクシデント。
デジカメのバッテリー切れ。
このタイミングで切れる?
バッテリを入れ替えている間に、少しだけこびりついてしまいました。(笑)
いったん火から下ろせばよかったか。
バッテリーの交換に気を取られて忘れていました(笑)
そして、塩・胡椒・ナポリタンソース+ケチャップで味付け。
使ったソースは・・・⇩
ナポリタンの完成です。
ラーメンシェラカップに比べて、スパゲッティーの量は少なく感じます。
使ったのは100gの2/3くらい。
元々、フライパンとして使う底の大きさは12㎝と小さいです。
ラーメンシェラカップの底面は径12㎝なので、下の「山フライパン」と同じです。
山フライパン 12㎝
これは、かなり小さなフライパンです。
小さ過ぎるので、肉や野菜などは量が多すぎるとこぼれ落ちてしまいます。
お一人様限定のフライパンです。
このラーメンシェラカップも同じように具材をたくさん入れると、かき混ぜにくいので、少なくしてみました。
もう少し入れても良かったですね。
直径が12㎝のフライパンだ!
このラーメンシェラカップの底面は12㎝。
調理の時はどんなフライパンでも側面で焼くことはしないので、基本は底面で焼いたり炒めたりします。
つまりは、ラーメンシェラカップは12㎝のフライパンということです。
こんなに小さなフライパンなので、中に入れる食材の大きさや種類も限られてしまいます。
麺を移した後にラーメンシェラカップを見ると、この部分だけ少しこびりついていました。やっぱり、調理中はフライパンから目を離してはいけません。
ステンレスが変色した部分は最初に空だきした部分だけ。
調理中の変色はありません。
やっぱり、空焚きはダメということです。
食後に、クリームクレンザージフで擦りましたが、薄茶色の変色跡が少し残りました。
もっと奇麗にならないかなぁー。
ステンレス鍋の外側にもこのような茶色に変色してしまうことがありますが、ネットにはこれで奇麗になるという記事がありました。
いつか、実験してみたいと思います。
ところで、ステンレスのフライパン。
使っているのはパスタ店というイメージで、中華屋はもちろん、一般家庭でも使っている家は少ないでしょうね。
ステンレスは気難しく、扱いが面倒だからです。
そんな気を遣う調理器具を使うなら、鉄製やフッ素加工を施された製品の方が楽だし、上手に作れます。
だから、ステンレスは丈夫なのでアウトドア用に使われる場合が多いです。
でも、ステンレスは重い。そこで軽い素材のチタン製が増えてきました。
チタンという響きと、物凄い軽さと丈夫さで、Amazonにはチタン製品が溢れかえっています。
でも、チタンは熱伝導率が悪いので、調理には不向きな製品。
買ったものの、うまく調理できなくって・・・というパターンになってしまいます。