天狗が持っている大きな団扇。葉が大きく目立つので知っている方も多いでしょう。
ヤツデは、ウコギ科ヤツデ属の常緑低木です。
所々、実がなくなっているところがあります。この実を食べていたんですね。
ヒヨドリの顔が写っていませんね。残念。
これは「キンラン」のつぼみ。
キンラン属は菌類との共生関係が乱された場合、ただちに枯死することは無いが長期的に生育することは困難になる。そのため、自生地からキンランのみを掘って移植しても5年程度で枯死してしまう。《Wikipedia》
難しいことはわかりませんが「キンラン」は、栄養分を菌根菌に依存しているということで、雑木林から採取して自宅に植え替えても育たないということです。そんなことも知らずに安易に盗掘が後をたたず、環境省のレッドリスト(2007)では、絶滅危惧II類(VU)に登録されたようです。
写真に写ってはいませんが、「キンラン」の横には「キンラン」の場所を特定できるように細い木の枝が立っていました。近くには「ギンラン」が生えている場所もありますが、「ギンラン」の方がはるかに移植に弱いとか。
こういう花たちは、その雑木林の中で眺めているのが一番なんですね。
昨日は大雨警報が出るほど、ほぼ一日中雨でした。でも、夕方には雨も上がり・・・
おーっ、眩しい!