シーズン1エピソード1 - 2020年8月30日放送
華道“鳳流”の第4代家元・鳳丸子(沢口靖子)は与党“自由新進党”の幹部・鶴崎仙吾(西岡德馬)の要請を受け、衆院選比例代表候補として出馬。
「誰もが笑顔の花を咲かせられる国づくり」を公約に掲げて見事当選!
長年、鶴崎のもとにいたベテラン秘書・幸田光喜(八嶋智人)が指南役につくことになった。
国民ひとりひとりの声に耳を傾けたいと考えた丸子は、ある朝、“駅頭”に立って有権者に挨拶するが、そこへランドセルを背負ったひとりの女の子が現れ、「お父さんを助けて」と訴えかけてきた。
その少女・ダオ(黒津ロア)によると、ベトナム出身の父・トラン(ファイサ・アンワ)が窃盗容疑で逮捕されてしまったという。 (C)テレビ朝日・ユニオン映画
沢口靖子といえば「科捜研」で有名ですが、こちらの国会議員モノも、なかなか面白かったです。
ベテラン秘書の幸田光喜(八嶋智人)から本日の予定を聞かされる新米議員 鳳丸子。
「・・・それが終わりましたら、自由新進党と新人議員の懇親会・・・」と予定を話し始めると、丸子が問いかけます。
「その懇親会、会費は?」
経験を積んでいる秘書は、当然のように、
「党の会合費から払われますので、ご負担は御座いません。」
それに対し、丸子が「鳳流の門下生には家計をやり繰りされる主婦の方も多いわ。そういう方々の血税でお酒まで飲む必要あります?」
と一蹴します。
その他にも、車の中での会話で、
「お一人お一人の声に耳を傾けるのが、国会議員の仕事ですし・・・」
という丸子に、
「国会議員の第一の仕事は法案を作って通すことです。」
と説明する秘書。
さらには後半では、大勢の議員を前に、
「国会議員の皆様、あなた方は誰の声を伝えるために、ここにいらっしゃるのです?・・・」
本来、国会議員は、丸子が言うように、国民の願いを実現する立場。
ところが、派閥や賄賂等々、現国家議員の考え方や行動などをチクリと批判しているところが面白いです。
どこかの女性議員たちは、この鳳丸子議員の真逆を行っていますからね。
天然で、でも持ち前の正義感で一途に国民ファーストを考える鳳丸子。その一生懸命さがひしひしと伝わってくるドラマでした。
八嶋智人とのコンビも最高でした。
ある日の朝食
いつもの卵焼き・ピーマン炒め・ブロッコリー・唐揚げ。それに、鶏肉の黒酢あんかけです。
鶏肉の黒酢あんかけは酢豚の鶏肉バージョン。ニンジンが加われば彩も豊かになりますが、不思議とニンジンを入れるようにとは書いてありませんでした。
朝食にしてはボリュームがありすぎでした。